日本ではじめてのSEANETコンベンションが9月14日〜17日の4日間、大阪国際交流センターで約200名のメンバーを集めてにぎやかに開かれました。 参加国はマレーシア、シンガポール、ブルネイ、中国、韓国、モンゴル、バングラディシュ、豪州、インド、ユーゴスラビア、米国、日本の約200名に上り、にぎやかな大阪大会となりました。また3階の特設シャックにて8J3SEA の運用が行われました。

SEANETはSouth East Netの略称で、毎日12：00UTC（日本時間の夜 9時）から14.320MHzでロールコールを行い、東南アジアを中心にアジアオセアニア地域のアマチュアが、国際理解と親睦を図るために緊急連絡や医療の連絡を優先するほかDXぺディションやヨット、クルーザーの航行状況を交換しています。

9月14日：ウエルカム・パーティー、15日：京都観光、16日：大阪観光と散策、Gala（お祭り）パーティー、17日：セミナーと公式会議など多彩なプログラムが続き、お別れランチでお開きとなり、 2007年11月はタイ国のランパンでの再会を約束して名残を惜しみました。

右の写真はSEANETに初めて参加する中国・上海市から来日の上海ラジオスポーツ協会のBA4EHをはじめとする7名が注目を浴びました。ただし中央は老朋友のJA1FUYです。

■セミナー(17日午前9:30-11:00）

セミナー１　アンダマンこぼれ話（VU2MY)
セミナー２　GPS（時空の新たな測定）　（JA3AOP)
セミナー３　SEBATIKで初のIOTAエクスペディション（９M6TW)

■参加者名簿

news&topics に掲載の記事 「SEANET 2006大阪 17日、盛会裏に終わる　07年タイ・ランパン」のPDFファイルをクリックしてでご覧になれます。　

SEANETコンベンションに参加されて元気なところを見せていた9V1XW　フランシス・ゴーさん（Francis　Goh)は、大阪滞在中の9月20日、気分が悪くなり救急車で病院に担ぎ込まれて「くも膜下出血」と診断され、意識混濁のまま治療の甲斐なく22日午前11時に亡くなりました。

写真は16日（18時〜21時30分）、大阪国際交流センターGalaパーティーに出席されたフランシス・ゴーさんさんです。
隣席の木場さん（JK1KHT）、川西さん（JA8RUZ) と楽しそうに談笑しておられたのが目に浮かびます。

シンガポールからご子息が駆けつけ『父は大好きなSEANETコンベンションに参加できて、さぞ本望だったでしょう』と語っており、上海から駆けつけたお嬢さんとともに看取ったということでした。ご冥福を祈ります。（TNX　JA3UB)