(ex JMHC TOKYO) | |||||||
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柴田さんが太田病院に入院されて、無菌室の病室に入られたため 面会の際は除菌のウエアを着て消毒をしてからでないと入室が来ない状態だったので、私達ハムとはCWで話がしたいとの ご要望で、急遽 HIMOUND HK-704 キー と HIMOUND COK-2 CW CODEOSC それぞれ2台準備し柴田さんのベッドと廊下までコードを 引いてCWで会話を始めた次第です。 | |||||||
柴田さんからやはり会話をしたいとのご要望で1200MHzのリグを 持ち込み廊下のハンディー機との交信で会話をしましたが、ORCの 皆さんと交信をしたいとのご要望が出て来ました。 | |||||||
病院の総婦長さん と交渉し病室の外に3階屋上に昇る階段があったので、屋上にGP(グランドプレーン)を 立てさせて欲しい、GPからの同軸ケーブルを2階の病室内に引き込 まさせて欲しいとお願いの折衝をしました処、許可が出て早速GPを 設置して病室から電波を出せるようになりました。 | |||||||
その時の柴田さんの喜び様は大変なもので総婦長さんも『病人がこれだけ喜んで おられるのだから良かったですね』のお言葉がありました。 | |||||||
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こうしてORC(大井町クラブ)のみなさんとのQSOが始まり、ORCの毎月第2土曜日に 開催されます定例ミーティングの会場からのQSOを楽しんでおられました。 私とは私の体が空いている限り毎日QSOを続けていました中で、東京 オールドのミーティングに際し皆様宛の挨拶を送りたいとのご要望で テープの内容のご挨拶をお送りいただいた次第です。 | |||||||
ミーティングの翌日私は箱根駒ケ岳の頂上に向かい、病室の柴田さんと QSOをしてミーティングの報告をしたら大変喜んでおられました。 | |||||||
その後快方に向かい一般病棟に移られたのでANTケーブルを引き込む ことが出来ないので、YAESUのオールモードハンディー機を持ち込み435MHz SSBで私とのQSOを続けていましたが、年末になり急に容態が 悪くなり1月16日にお亡くなりになられた次第です。 | |||||||
このように柴田さんとは私が高校生の昭和24年頃よりお世話になっていたお陰で、第1回の無線従事者の試験を受けることが出来ましたし、斎藤 健さん(JA1AD)、福士 実さん(JA1AE)のお陰で昭和27年8月に無線局の免許申請を出すことができた次第です。 柴田さんとはこのようなやりとりがありました。 | |||||||
11/23/2011
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