Yoshito Yagi, JA1HHL/ND1A
 
     
 
QST 5月号のDB36の広告

4月23日午後、 私とXYLを乗せたノースウェスト機25便は成田を離陸してサンフランシスコへと向かいました。機内での夕食が済み、暫く画像通信で知り合った友人のW4UATラリーさんに送ってもらったQST5月号のSteppIR Antennas社DB-36($4295.00)の広告のコピーを見ていました。

オプションのエレメントを付けるだけで3.5MHzから54MHzまで、どこの周波数でもSWRが1:1まで4本のエレメントをCPU制御のモーターで伸縮して落とせるというのは、とても魅力的でした。

SSTV運用の1kWフルパワーでもOKで、ゲインもフルサイズの4エレメントと同じで、トラップ付の八木型のような損失がなくて効率的だということです。3.5メガから3.8メガのどこでもSWRが1ですし、50メガから54メガまでも同じで、これからの3.6メガや7.2メガにも十分対応してくれます。わくわくして機内で眠れませんでした。

サンフランシスコ時間の23日午前 9時頃着陸しました。すぐJTBの関係のバスに乗り市内観光に出かけました。ユニオンスクエアや金門橋などを見たり、フィシャーマンズワーフで屋台の蟹料理を食べました。ホテルにチェックインしたのは丁度午後3時でした。 早速夕食の仕入れに近くのスーパーマーケットに行き食料を買いました。公衆電話からラリーさんに電話をかけて翌日10時にホテルのロビーで会う約束をしました。ホテルに戻って、シャワーを浴び夕食を済ませて、早速Yaesu FT-60R の電源を入れました。

金門橋で記念撮影 ND1A/JA1HHL

サンフランシスコにようこそ
出発前にメモリーにリピーターの周波数やトーン周波数をセットしてあったのでワッチし始めました。日本のリピーターのように静かでした。430メガ帯でND1AのコールでCQを出すと、いきなりJA6UPWから応答がありびっくりしました。

彼が言うにはインターネット経由でサンフランシスコのリピーターに接続しているとのことでした。後で調べてみたら私のハンドヘルドに事前にインターネット対応の設定がしてあったようでした。

その後CQを出しても応答が無いので、他の周波数に移ってUSA局のラグチューを聴いていましたが、ブレイクをかけてみたところ、『サンフランシスコへ、ようこそ』と言われました。その後 2局とQSOして寝ました。

 
     
 
■ W4UATとアイボールQSO
 
ND1A/JA1HHL(左)とW4UAT ラリーさん(右)
4月24日、 朝食を済ませて部屋でラリーさんの到着を待っていると9時頃、今、予定より早くホテルに着いたという電話がありラリーさんとホテルのロビーでアイボールQSOしました。QSLカードやプレゼントを渡したり、DB36 の購入の手続きがおわり、XYLとラリーさんと一緒に昼食をフィッシャーマンズワーフのレストランで美味しいランチをいただきました。

食事が終わり、ホウルフーズというスーパーマーケットに車でラリーさんに連れて行ってもらうことになりましたが、ラリーさんはサンフランシスコ市内の地理には疎いと言うことでした。地図を見ながら運転していましたが、突然XYLが悲鳴を上げた瞬間、左側から右折の車が飛び出し、急ブレーキをかけ、衝突の一歩手前で車が止まりました。その場はそれで収まりました。やがて目当てのスーパーに着きましたので、ラリーさんに私たちの帰りはタクシーにすると言って別れました。
 
スーパーで土産や夕食の買い物をし、帰ろうとしたところXYLが歩いて帰ろうというので、あの坂の多いサンフランシスコの街を30分ほど歩いていた途中で道に迷ってしまいました。ガソリンスタンドの人に聞いたら、逆の方向なのでバスで行きなさいと言われましたが、ホテルまで 2時間かけて歩いて戻りました。この日の歩数計は2万5千歩をカウントして本当に疲れ切ってしまいました。
 
■ ヨセミテ国立公園へ
 
4月25日、朝早く起きて、朝食後すぐヨセミテ国立公園にバスで観光に行きました。行く途中車内からW4UATとQSOするためにハンドヘルドで2mのリピーターにアクセスして呼びましたが応答が無く、モービル局が応答してくれたので、ラリーさんによろしく伝えてくださいと頼みました。

ラリーさんの住んでいるリヴァモアの近くには風力発電のタワーが丘の稜線に沿ってあり、圧巻でした。後でラリーさんに聞いたら千数百機あるとのことでした。

ヨセミテ国立公園の近くは道路が工事中で、状態が悪く、かなりバスが上下、左右に揺れました。公園の近くは残雪がいたるところにあり、400mくらいの高さの滝や700mくらいの絶壁が沢山ありました。 景色もよく、空気も清浄で森林浴にぴったり。帰りはサンフランシスコ市内に入るころ、夕闇で夜景がとてもきれいでした。

ホテルに着くとラリーさんから留守番電話が届いていました。ラリーさんも私(ND1A)を呼んでくださったがタイミングが悪くてQSOできなかったという話でした。この後、ホテルの部屋からハンディで3局くらいとQSOして眠りにつきました。

 
■ 帰国準備
 
4月26日、この日はぶらぶら近くを散歩したり、近くのスーパーマーケットへ行って買い物をしました。昼ごろいったんホテルへ戻ったところで、ラリーさんから電話が入りました。DB36アンテナの予約が12番目とのことで、船便の送料が約200ドル、8月頃に届くという話が伝えられホッとしました。

グラスファイバーのエレメントケースなのでワシントンからカリフォルニアへいったん送ってもらい、木の箱に梱包しなおして船便で送るとのことでした。

この日はヨセミテ観光の骨休め、翌日の帰国準備に取り掛かりました。旅行中は晴天続きで、からっとした爽やかな気候に恵まれたことを喜びました。
 

4月27日、 日本時間4月28日いよいよ出国の時、税関のチェックの厳しいのにはびっくりしました。ノースウェスト27便で予定の11時間より早く成田に着きました。日本時間の夕方の電車の帰宅ラッシュに巻き込まれてしまい、へとへとになって我が家に着きました。 アメリカでのQSOは12局くらいでしたが、皆とても親切でした。

帰宅後、早速アンテナ工事の会社数社にアンテナ取り付け等の見積りを頼みましたが、アメリカでの相場の2倍くらいのようです。今まで使っていたアンテナ4本等を処分して引き取り手を探しています。一番活躍した14,21,28MHzのナガラのT3-11DXが未だ引き取り手がなくて分解廃棄になりそうです。 どなたかほしい方はおられませんでしょうか。

間もなくデイトンハムベンションの開幕(5月16日)ですが、このDB36アンテナはStepIR Antennasのブースに展示されるとのことです。ハムベンションにお出かけの方はお見逃しのないように!

      
de JA1HHL/ND1A

QTC-JAPAN.COM 2008.05.10
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