インテル社のチップセットi845の登場で

ペンティアム4パソコンにSDRAMが使える
 

IT講習会のリーダーたちは、講師を務めるだけあってパソコン技術に強いだけでなく、自己顕示欲の強いお方にも遭遇いたします。リーダー会議の雑談の中でマザーボードに搭載するCPUの話になり、ペンティアム4の話に花が咲いていました。

1.5GHz、いや2GHzが出ているという情報交換が続いていましたので、「いま主流のメモリSDRAM(エスディーラム)はペンティァムVですから、ペンティアム4ならRDRAM(アールディーラム)という高価なメモリになりますので、安いメモリを生かすならペンティアムVでしょうね」と話を挟んだところ、思いもかけない強烈な反撃を食らってしまいました。

「CPUにメモリは関係ありません」と自信たっぷりに言い放ち、私の発言を完全に無視したので驚いてしまいました。 会話のやりどころの話ではなく、話の継続を拒否されて唖然とするばかり。薄っぺらな知識のひけらかしではねぇ、ここはボランティアの集まりですし、どんな技量の持ち主がいてもおかしくないと思えば、めったなことはいえないと思わなければならないのに・・・。怖さを知らない人との出会いに、大人げないと思いつつ記録にとどめておくことにしました。

丁度その頃、ペンティアムV1GHzのCPUを搭載したDELL Dimention4100を購入したばかりでしたから、わずか一万円違いの1.5GHzを選ぶかどうかで散々考えた末の判断でしたから、事前に色々な情報を仕入れていました。なんと言ってもパソコンショップには信じられないくらいの安い値段がついたメモリ、それも128MB、256MBを選び放題、何枚買ってメモリコネクタを一杯にしても2、3年前の1枚分の値段にもなりません。この判断基準はペンティアム4パソコンに搭載のチップセットi850はSDRAMに対応しておらず、高価なメモリのRDRAMしか載せることができないと知っていたからにほかなりません。

言いたかったのは「ペンティアム3は安価なSDRAMが使え、ペンティアム4は高価なRDRAMになりますよ」といいたかったわけで、お尋ねがあればi845チップセットの話をしようと思っていたわけですから、あまりにも意外な展開と意思の疎通を図れない人との遭遇に、こちらに手落ちがあるはずもないのにどぎまぎしてしまいました。どちらにしても人の話に耳を傾けないのは、高慢というか、技術への恐れを知らない人だなと哀れみを感じたのも事実です。

■i845チップセットの登場でP4パソコンが安くなる?

さて、このチップセットはマザーボードに搭載される重要なチップで、メモリやCPU、ハードディスクなどデータの流れをコントロールします。チップセットの機能により使えるCPUや搭載できるメモリが決まってきますので、賢いパソコンユーザーはチップセットをチェックしなくてはなりません。ペンティアム4とi850ならRDRAM、もしインテルが新しく開発したi845チップセットを搭載していれば、安価なメモリSDRAMが使えることになります。ここまで知れば「CPUにメモリは関係ない」とは到底いえないでしょう。

それはともかく安価なメモリに対応した最新チップi845の登場でペンティアム4パソコンの普及に加速度がつくことになるでしょう。もちろんSDRAMがいつまでも安値でいられると限りませんので、今のうちに目一杯メモリを搭載しておくのも一つの方法かもしれません。ということで、ペンティアム4は同Vに比べて動画や音楽などマルチメディアの処理に強く、i845の登場によりビデオ編集やネットからの音楽・動画配信などに威力を発揮し、ペンティアム4パソコンがますます安価になることでしょう。 (de JA1FUY)

 

QTC-Japan.com編集部 2001.10.5


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