リグのクリーニングで快適オペレーション

 
コンピューターのプログラムのメインテナンスは行っても、リグのメインテナンス は意外とお留守ということが多いものです。そこで、お掃除のコツを考えて みましょう。一つは、台所用の中性洗剤を薄めてから布に浸したもの。これは金属塗装部分や、化粧パネル部分に使います。

汚れを拭き取った後は水拭きしてから自然乾燥させて いきます。
タバコのヤニで汚れた箇所は、ぬるま湯に、衣類用の酵素系洗剤を入れて浸しておくときれいになります。手が荒れますからビニール手袋を使用して ください。布はやわらかいものを使用してください。
もう一つは、中性洗剤を薄めたものをてお茶碗などに用意し、カメラレンズ用の清掃紙につけたものです。これは120円で入手できました。これはアクリルパネル の汚れ取りに使います。ここの部分はリグのうちで一番弱い部分ですから細心の注意 を払って作業を行います。誤ってティッシュペーパーを使うとアクリルパネルにヤスリ状にキズをつけてしまうので、ティッシュは絶対に使ってはなりません。

カメラレンズの清掃紙は、つるつるの方の面を用いて、中性洗剤を浸して、こする というよりも浸す感じで、ほんの少しだけ左右に動かして汚れを取ります。 こうするとアクリル面のキズ発生を最小限に汚れを除去することができるのです。 ツマミ類は、手前に引くと外れます。一部の製品はネジで止まっているので、 ツマミは上下左右をよく見てネジがないことを確認してから抜くように注意します。

ネジ類は清掃前に外して、アイスクリームの空き容器などに整理して無くさない ように保管します。 中性洗剤を、やや熱めのぬるま湯に溶かしてから、ツマミ類を浸して10分ほど 放っておきます。その後、歯ブラシを用いてツマミのスジの方向に合わせて 掻き出すようにして、汚れを除去していきます。歯ブラシの毛は「やわらかい」 ものを選びます。
その後、乾いた柔らかい布につつんで上下に振ります。すると水分が布に移って水分が飛ぶのです。布をひっくり返して、もう一度、同じ作業を繰り返し ます。ここでゴム類を別に分けておきます。 プラスチック系のツマミは、ドライヤーで乾燥させていきます。このとき、 ドライヤーを片手で持ち、部品をもう片方の手で押さえながら、温風を当てて 熱を手で感じ取りプラスチックが過熱することを避けながら、30cm程度の 間隔を保って水分を飛ばして行くのです。決してドライヤーを近づけて 過熱させてはいけません。

他方、ゴム部分は布で水分を拭った後、タイヤ用ワックスで注油します。こうする と光沢が戻り、ひび割れをすることを避けられます。洗ってそのまま乾燥させて しまうと、ひび割れが起きてしまうので注意が必要です。ダイヤルのゴム部分は 意外なほどに手の油で、汚れているため清掃すると見違えるように美しくなります。 すでにひび割れが発生していてNGの場合は、水洗いすると縦の筋から、水が 染み出るようになって、ミゾになっているところが判ります。その場合はメーカー のサービス部門に型名を申し出てダイヤル部分のゴムを取り寄せて交換します 。

多くのリグのパネルは素材がプラスチックですから、シンナーなどの溶剤は厳禁。 また市販のクリーナーも塗装を落とすことがありますので避けます。台所用の 手を荒らさない系(笑)の食器洗剤が良いでしょう。ツマミの動きを良くしようと して、リレークリーナーなどを吹きかけると、パネルの印刷が溶けてしまう事故も 経験したので、注意が必要です。 いかがですか?ちょっとした「おそうじ」だけで、いつも使っているリグが見違える ようにきれいになり、とても気持ちよくオンエアーできます。ゆっくり作業しても 半日あれば大丈夫です。カメラのレンズ清掃紙は、アクリルパネルの清掃に 欠かせません。 
写真と文:JG1RVN 加藤 徹

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