簡単回路を心がけたSSTVアダプター2例

SSTVコントロール方式1(VOX回路使用)
 
昨年天津BY3AAに行く機会があり、SSTV運用を計画しセット一式持参しましたが、時間が少なく、計画どうり立ち上げできませんでした。今年9月中旬、再度訪問、運用できるように計画しました。 天津にはまだベテランのハム技術者がおりませんので、簡単回路での運用ができるようにと、電源を使用しない、特殊部品を使用しない条件で2例を作りました。 これはコントロールにVOX回路を使用する方式です。SSTV送信すると、SSTV信号によりVOXが動作します。

マイク回路は、マイク内PTT動作によりアースがダイオードを通りPTT回路がONとなり音声交信が可能になります。SSTV信号の時はダイオードとコンデンサによりマイクは動作しません。今までリレーを使ってマイクを切り替えていたのですが、こんな簡単な回路でもコントロールできます。 問題は、マイク音質が低音気味になります。高音の出るマイクでやられるとこの問題も解決するでしょう。運用中VOX ONにしておかないとならないので、あまりお勧めできません。次のPTT回路方式がベターです。
■SSTVコントロール方式2(PTT回路使用)

方式2は、 PTT回路コントロール方式のSSTV Interfaceです。この方式はBY3AAに持参する回路です。 ケースはFD5枚入りプラスチックケースを使用しました。シールド無し100W運用では、問題がないです。最初はコンピュータとの接続にトランス2ヶをINPUT、OUTPUTに使用しましたが、RFIから逃れられずフェライトのお世話になりましたが、充分な対策ができず、RF特性の悪い電解コンデンサーはどうだろうと、やってみましたところ高価抜群、トランシーバーよりのSSTV信号の入力にも信号回路、アース回路にもコンデンサーに置き換え、RFIより逃れることができました。

一番効いたのはトランシーバからSSTV信号が来る回路に入れたのが効果ありました。 マイク回路に入れたダイオードは最初スイチング用ダイオードでやりましたが上手く動作せず整流用ダイオード無名です。これが効果有りました。 こんな簡単回路で送信中に、マイクの音を入れることなく、特殊部品無しで穴あき基板一枚ででき上がりました。
特殊部品と言えばコネクタくらいでしょう。 この回路でSSTV、PACKE、、RTTY等、マルチメデアに使用できハムwith コンピュータの世界が広がります。

■試作したアクセサリーの内部
FDデスク5枚ケースに入った インターフェスFT-847用と FT-1011用SSTVインターフェースです。 マイクロホン端子に接続しましたのでシンプルになりました。 ケースの裏側です。ノーシールドです。7×5cmの穴あき基板に収まりました。 コネクタ類はIC基板用コネクタに接続しました。トランスは山水ST-32を使用しました。
黒い丸いのは、ガス警報器のブザーです。 FDのケースは2.5×10×10cmの大きさです。コードはCPU用、マイク、トランシーバのマイク用、 トランシーバーSSTV信号用 4本です。シールドをしっかりと処理、接続してください。
■JA7AGL 相澤さんのシャック

SSTVベテランの相澤さんが製作したSSTVアダプターが机の上に見えます。FT-1011,FT-847と組み合わせてテスト運用を繰り返しました。9月の中国・天津訪問を控えて準備に余念がありません。
(秋田県大曲市在住)

 
文と写真: JA7AGL 相澤 喜弥

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