■Koichiro Takeda JF1EQA 

jf1eqa@arrl.net
 
     
 
JAIA「ハム用ワールドマップ」より転載

■S2 バングラデシュへ

免許を取得してからはSSB、CWのみの運用でしたが雑誌に掲載されたRTTYやSSTVの記事を読み興味はありましたが、何分当時はRTTYマシン とかスキャンコンバータとか簡単に手が出せるような物ではなかったと思います。

その後、時代は流れPCのサウンドカードを用いた各種ソフトが発表 され2000年の5月からPSK31を運用開始しました。 そのうちかのMMTTY が発表され2000年12月からRTTYも運用開始しました。
作者の森 誠さんJE3HHT)と は偶然2000年1月に14MHz帯のSSBでQSOしていたのですが、その時ソフトの ことをなにやら話されていたものの、このようなソフトの作者とは知らずあとでビックリしたものです。

さらに2001年にはMMSSTVが発表され面白そうだからやってみようかと思いダウンロードしたものの、そのままになっていました。 そのうち今年の夏になって私のS2赴任が決まり、「まさかSSTVまではやらないだろう」などと思い込み次のような機材を持ち込みました。

S21YYのシャックと武田さん

ICOM IC-741(1984年頃に購入、24MHzと28MHz用のVCOが時々発振しなくなる)
IC-PS15(まさかこれが故障するとは・・・)
21MHz用半波長ツェップアンテナ

MMTTY(FSK)用インタフェース
CT(CW)用インタフェース


■免許取得

9月初旬に着任しましたが、最初はホテルに仮住まいでアパートを 探しました。ただでさえ良い物件がない上にアンテナが立てられてロケーションの良い場所などど考えているのでなかなかありません。最終的に街中ですが15階建の15階の部屋を見つけ10月初旬 に引越しました。

2002年12月12日到着のQSLカード(TNX JA0SC)


S2の免許
に関しては事前の情報で一週間の免許しか貰えないとの話と、BARL会長のS21Bからは最初は短期免許から始めて後は延長すれば良いとの話があり、果たして長期免許が貰えるのか不明でした。 S21Bの指示に従い用意した書類を持ってS2の電監に申請しました。

電監曰く『日本とは相互運用協定が無いのでそのままS2の免許を 発行することはできない。一週間の限定免許なら可能だ。もし 長期の免許が必要なら書類を揃えて延長申請するように』との由、基本的には一週間の免許となってしまうようです。 2年も滞在するのですから長期免許を取得すべく、指定された書類をなんとか揃え電監に提出しました。

電監曰く『コールサインはどうするか。S21/JF1EQAでも可能だが・・』 S2のコールサインが欲しいと言うと、外国人にはS21YA-ZZを割り当てているようで、この中から空いているコールとしてYYを選びました。 コールサイン登録簿には過去に運用した局が載っており、JA局も結構ありました。
JA局はほとんどが短期滞在であるとの由でした。 最も長期の局は10年以上も滞在(居住?)している外国局もあるようです。

アンテナのある屋上から北方面を見た景色 同じく屋上から下の道路を見たところ
 
     
 
■バングラデシュでSSTVを運用
S21YYの運用は11月7日からRTTYを主にして開始しました。 SSBでは現地局がアクティブにQRVしているので重ならないようにと考えました。 11月8日にJA0SC吉池さんとQSOすると後でSSTVのリクエスト がメールで届きました。 この時点でAFSK用インタフェースを持ち込まなかったのが悔やまれ ますが、吉池さんがICOMに色々問い合わせられIC-741に関する情報 を提供してくれました。

その後、11月17日の夕刻にIC-PS15が故障してしまいQRTとなって しまいました。予備の電源を持参していなかったので仕方なく IC-PS15をバラして調べたところ、整流用のダイオードブリッジ (200V25A)の2辺がオープンとなっていました。 日本から送付してもらうべく手配している中、吉池さんがVK9のDXpeditionから戻られ状況を説明してSSTVのQRVはお預けとなりました。

S21YYで受信したJA0SC吉池さんの画像
日本からのダイオード送付も目処がついた21日に、会社の人から思いがけず、電子パーツを扱っているマーケットがあるとの話を聞き行って見ると確かにそれらしき店がありました。
スピーカ とか音響関係の店が多い印象でしたが、5〜6軒目でブリッジダイオード を置いている店が見つかり早速購入して帰り、IC-PS15に組み込んで 再度QRV可能となりました。

11月22日の朝にSSBでJA0SC吉池さんとQSOしSSTVの受信をまず確認 しました。サウンドカードの出力をIC-741の背面MOD端子に入力するも うまくいかず(レベル不足?)結局、前面のMIC端子のピンに直接接続 して送信可能となりました。

早速、JA0SC宛に送信したところ吉池さんが待機されていたようで、すぐ応答があり
0436z頃にS2とJAの間でSSTV交信が成立!
したのです。

日本から支援して頂いた方々にお礼申し上げます。
S21YYが聞こえておりましたら皆様のコールよろしくお願いします。

QSLは≪QSLマネージャーのJM1HXU≫宛にお願いします。JARL経由でも 発行します。 73
 de S21YY 武田浩一郎(JF1EQA)
 
≪ご参考BARL≫
B A R L Bangladesh Amateur Radio League
Address: G.P.O. Box 3512, Dhaka 1000
Tel: +880 (2) 865005 S21C , (2) 9122580 S21R , (2) 9802233 S21B
Fax: +880 (2) 812542 S21R , (2) 891177 S21R
Email: barl@pradeshta.net HQ
President: Iqbal Ahmed, S21C
Vice President: Nizam U.A. Chowdhury, S21B nchowdry@citechco.net
Secretary: Muneem Hossain Rana, S21R
IARU liaison: Vice President
 
QTC-JAPAN.COM 2002.11.26

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