海外の話題》 REF - Reseau Des Emetteurs Francais -
 Hiromichi Fukuda, JA1IFB/KA1Z
 
     
  ▼ REF - Reseau Des Emetteurs Francais -

フランス・ラジオアマチュア・リレーリーグと訳しましょうか、少し迷うところです。ワードではフランス文字がありませんから、「Union Francaise Des Radioamateurs」フランス・ラジオアマチュア連盟とホーム・ページに併記されています。今回は2009年1月に発表されたREF会長による年頭の挨拶です。

■ REF連盟の年頭の挨拶

◇ REFの検討結果を基に、新たなQSL転送方式へ業務形態の見直しを行い、現在、年間150万枚の「多忙なQSLカードの転送業務」を改善します。

会員宛てのQSLカードの分別作業 アマチュア無線局への仕分け作業

◇ 昨年6月から掲載記事を検討してきた機関紙「Radio-REF」の改善報告書を遅滞なく連盟委員会へ      提出する。

◇ 我々の連盟における事務作業の改革案は既に1月10日に管理部へ提案した。

◇ 機関誌「Radio−REF」の継続的な改善、特に技術に関する記事の拡充を行う。本件の改善計画は    12月13日に編集会議へ報告している。

◇ 一般社会人、高等学校および大学生へアマチュア無線の存在意義の啓蒙活動を行う。

◇ ウェブ・サイトを見直して、アマチュア無線界でREFの存在価値を高める。

 
     
 
■ QSLカードの転送業務 
REFはQSLカードの受発信を連盟の第一優先業務と考えています。1年間約4トンのQSLカードを受け入れ、国内会員と年間1,000個のQSLカードの小包を世界のQSLビューローへ郵送しています。これらのQSL転送業務を確実にするため、少ない報酬で数人のボランティアにも協力をお願いしており、彼らの尽力に心から感謝とお礼を申し上げます。
 
F3、F8,F9サフィックスの2文字コールが2,000局、F1、F2を加えると3,000局、さらに、最も活発なF6を中心とした3文字コールに、局数が増加中のF1とF5およびF0、F8を加えると17,000局になります。これらフランス国内の会員アマチュア無線局約20,000局へQSLカードを仕分け、郵送する仕事が我々REFビューローの任務です。したがい、2万の引出を持つ仕分用タンスを設備しなければなりません。これが数字上の説明です。
 
写真はQSLカードの仕分け風景であるが、パソコン・ディスプレイは作業が容易なように、特製作業台の中へ取り付け、仕分けしたQSLカードは引出と箱に投入、室内での搬送、袋詰と発送作業へと流れにそって作業を行っています。交代勤務を円滑にするため作業状況が一覧できるなソフトを組み込んだ、会員向けQSLカードの確認パソコン2系列を駆使し、QSLビューローの女性専任担当者と数名のボランティアが仕分け作業に当たり、昨今は年間150万枚を処理しています。
 
■ 機関誌 【Radio-REF】
Radio REF 2009年1月号の表紙
REF会長の年頭挨拶にREF機関誌「Radio REF 1月号」の表紙が添えられていますので紹介します。

左の表紙は2008年 8月に行われたF5KAQ/P、Brehat島へのIOTA DXペディションの写真です。 大型フェリーボートとヘリコプターなどは使用せずに、「ネコ車のような手押し車」で、DXペディション用の機材を運ぶ姿は、「苦労を物語る一枚の絵」になりました。

Brehat (IOTA EU-074)はフランスの北西部、サンモロ湾にある小島です。西海岸の美しい町ナントから250キロメートルのところに位置し、英仏海峡方向には、近くにJersey GJ, Guernsey GUが浮かんでいます。










 
■ あとがき
ドイツのアマチュア無線の勉強をするかたわら、イギリス、フランスのQSLカード転送の現状を調べて見ました。転送業務は多くの会員を抱える無線連盟の共通問題です。本年に入り、アメリカの一部のアワード申請に電子データが試験的に認められるなど、急速に問題解決の対策が進み始めています。同時にREFが直面している独自の問題点と対策を簡単、明瞭に述べたREF会長の年頭挨拶をみなさんのご参考に紹介しました。 (おわり)
 
出典: http://www.ref-union.org
 
 
 
de JA1IFB/KA1Z
 

QTC-JAPAN.COM 2009.02.24
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