OVERSEAS NEWS 2010.12.24                                 by JA1IFB/KA1Z
 
驚異の「ドイツ・データバンク」
 

DARCはかねてからQSL転送関連業務の改善を進めてきました。業務改善に有用な基礎データが25百万QSO分DCL−データベースに登録され、引続きシステムを確実にするため、注意深く見守るとする報告書がこのほど公開されました。

これは2010年2月6日付本誌に公開した「DARC-QSLカード関連業務の改善」の続編です。DARCの標榜する基本方針は紙QSL、ログおよび各種アワード申請書に替え、電子データをそのまま受け入れ、業務改善をはかることに変わりはありません。DCLに蓄積された驚異のデータベースが、データ検索と照合作業に寄与し始めています。


電子化QSLカードと電子化データの事務処理の流れ


* DARC: Deutscher Amateur−Radio−Clubの略称でド イツ・アマチュア無線連盟を指す
* eQSL: N5UP、モリスさんが主宰する電子化QSLカードの交換システム
* ADIF: Amateur Data Intrerchage Formatの略称で、アマチュア無線の各種データを変換、送信する
  ソフト
* Contest Logs: DARCの推進する電子ログ・システム
* Neu: ドイツ語で「新しい」という意味の単語
* DCL: DARC―Contest−Logbook、新しい承認データベース
* DOK: Distrikt−Ortsverbands−Kennerの略称で、「地域―町村―地域の世話役」。日本のJCCと
  JCGを一緒にしたような地域を示す番号をDOKといい、約1,2000のDOKがある

DARC 現況報告の概要 
2009年9月のDARC主催V,UHFコンテストと11月のCQ WW CWコンテストまでの提出QSOログ・データが新制度に根を下ろしました。正確なレポートを基に双方のデータをつき合わせ、確認データをDCLへ落とし込みます。このDCLはアワード発行担当者の事務作業の軽減と決済に効果を挙げています。一方、恩恵に与かるアマチュア無線家達が所属するDARC傘下のDOKの仕分けに改善すべき点を残しています。

現行QSLカード転送用17万5千局分のデータベースが別システムにあり、2系列の機械仕分機を駆使しながら、年間550万枚のQSLカードが転送されています。上記の電子化システムが確実に機能し始める頃には、10名の連盟担当者と約1,200名のDOK世話役のQSL転送作業が大幅に軽減される上に、アマチュア無線家の本来享受すべき活動時間も長くなり、アマチュア無線全体の活性化が期待されます。

◇ qtc−japan.com 次の参考記事も併せてお読み下さい。

2009年8月6日、 ヨーロッパに見る代表的QSL転送方式
2010年2月8日、 DARC−QSLカード転送関連業務の改善
2010年3月8日、 DARC−QSL業務の改善試験中 

出典: 2010年12月15日付、DARC ニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.12.21                                 by JA1IFB/KA1Z
 
新着コリンズ・ジャーナル
 
コリンズ・ジャーナル2011年新春号の表紙
ジャンパーの背にSラインが手描きされている

手作りの「スペシャル・コリンズ・モーターサイクル・ジャケット」をひっかけ、ハーレーダビッドソンにまたがり風に向かって走ろう!」。新着のコリンズ・ジャーナル新年号はこのような切り口で始まっています。

アメリカのアマチュア無線家には誠に発想の豊かな方がおられます。コリンズ・ジャーナル新春号の表紙を飾ったWA4QKV、ジムさんは正しくその一人でしょう。

ジムさんはコリンズSラインとドレイクCライン、オートバイはいわずとも知れたハーレーダビットソンを愛用し、遊び心、絵心も兼ね備えた、何事にもこだわりを持つ芸術家と受けとめました。

出典: The Collins Journal Vol. 17, No.5 Winter 2010-2011

 OVERSEAS NEWS 2010.11.18                                 by JA1IFB/KA1Z
 
CQ DL 新春号
 
表紙のブランデンブルグ門の写真撮影は DL7BE,シュルツさん

新春号はアマチュア無線に関する歴史上の慶事 − 1991年1月1日、東西ドイツのアマチュア無線連盟の再統合 − を紹介します。

ドイツ統一の象徴といえばベルリンにあるブランデンブルグ門であります。この新春号に盛り込まれた記事を通じ、アマチュア無線共通の20年間に起こった出来事を振り返り訪ねることができるでしょう。

◇ USB−サウンドカードをシャックへ

デジタル機器を効率よく運用するには、外付けサウンドカードを接続することが有意義であるが、アマチュア無線運用でNF入出力に別々な注意が必要である。筆者、ペルナーさんは、DM2AUO、自作派シャックにおけるサウンドカードの応用について、解説をしています。

◇ 付録

筆者は1979年1月の大変に寒い朝、交信禁止国かどうか確認する深い考えも無く、当時の東ドイツの局、DM2CTDとQSOしています。グランド・プレーン・アンテナと約7 ワットで449のレポートを貰い、喜んだものでした。次にQSLカードを紹介します。

出典: 2010年12月8日付、DARCニュース速報版

東ドイツの局DM2CTDのQSLカード

 OVERSEAS NEWS 2010.12.02                                 by JA1IFB/KA1Z
 
 
 
Great Baltimore Hamboree & Computorfest
Maryland State Fairgrounds
COW PALACE, 2200 York Road, Timonium, MD 21093
March 26 & 27, 2011
One of The largest Shows on The East Coast

 

予定会場の cow palace モニュメント
ボルティモア・アマチュア・ラジオ・クラブ(BARC)は表記のように、アマチュア無線家、電子技術者または電子技術を専攻する全ての年代の方々を対象に、アメリカ東海岸で最大のハムボリーを開催します。

さらには、チェーサピーク湾に隣接した中部アトランチック地域の心臓部において、市民のみなさん、政府関係者およびメーン州からフロリダ州までのマリン愛好家を魅了したいと企画しています。
 
◇ GBH'C 2010の記録
ボルティモア市はワシントンDCから北東ニューヨーク市方向へ約60キロメートルの所にあります。1844年にサミュエル・モィイモア市は忘れてはならない地名です。2010年度の記録を辿ってハムボリーの状況をご紹介しましょう。
 
グレート・バルティモア・ハムボリー(GBH&C)2010の案内書
 
ハムボリーは屋内展示場とテイルゲーチング広場の二つの会場に分けられ、ショーは天候に左右されずに開催します。屋内展示場は2棟の建屋からなり800ブースおよび屋外にはフレアーマーケットとして295スペースを設営しています。屋内では、FCCアマチュア・ライセンス試験、ARRLによるDXCC,WASおよびVUCCのQSLカードのフィールド・チェック、その他、テイルゲーチング屋外では楽しいショーが企画されました。
 
ハムボリーの入場料は1日6ドル、団体入場料は1日5ドル、出展者には入場料割引の特典があり、連絡先は次の通りです。
 
Sponsor: The Baltimore Amateur Radio Club, Inc.
      ARRL Maryland State
Tel:  443-590-1444 and e-Mail w3ft67@yahoo.org
Web site: www.gbhc.org
 
2010年度開催の無線機器メーカ展示会場 無線関係の周辺機器および部品類の展示販売
 
無線関係の周辺機器および部品類の展示販売 屋外のフレアーマーケットの風景
 
◇ 日本からの行き方
東京成田空港からボルティモアを訪ねるには「インターコンチネンタル航空」でニューヨーク3大空港のひとつニューアーク空港経由の旅程が単純な道順です。到着空港のA,B,C ターミナル・ビルを結ぶ無料エアートレインが、アムトラックのニューアーク国際空港駅に直結していますから、そこからワシントンDC行き列車に乗れば、約2時間でバルティモア。ペン・ステーション*1へ行けます。
 
GBH&Cが推薦するYork Road沿いのホテル*2まで駅からI-83ハイウエーを走行しタクシーで約35ドルです。推奨ホテルを予約する折に、GBH&C参加のためと追記することにより割引料金が適用されます。ホテルからタクシーで会場まで5ドル位と思いますが、そこはアマチュア無線家ですから、朝食時にコールサイン付きの帽子をかぶった現地のアマチュアに頼めば案内してくれるでしょう。この旅程の難点は、午前発の成田行きインターコンチネンタル便に搭乗するためにニューアーク空港周辺で前泊が必要なことです。
 
【成田―ニューアークーバルテイモア旅程案】
 
*1 Baltimore Pen Station, 1515 North Charles Street Baltimore, MD 21201 予約したホテルのホーム・ページの「Direction」に上記ボルティモア駅の住所を書き込むと、駅からホテルまでの道順と距離が表示され便利です。
*2 www.gbhc.org/hotel_info.htm
 
◇ あとがき 
GBH&Cは2010年度の紹介記事から推測すると、デイトン・ハムベンションに比べ優るとも劣らないような展示会と思われます。アメリカ首都圏近くでの開催ですから、便利な交通機関を利用して、バルティモアのインナーハーバー地区、サイエンス・センターや水族館、艦船博物館を見て、ニトル・イタリーで食事をするのも一興です。また、ニューヨークへ2時間半、ワシントンDCは約40分と自由に足をのばせ、観光小旅行が楽しめます。
 
参加される向きには昔の学生年鑑に紹介されていた「エムパイア・ステート・ビル102階展望台」からのニューヨーク・マンハッタン観光かワシントンDCの「スミソニアン博物館」の見学をお勧めします。ただし治安の良くない場所がありますから、単独行の方は身の安全に充分気を配ることが大切です。おわり
 
出典: Maryland State Convention, QST March 2010
www.gbhc.org  www.baltarc.com

 OVERSEAS NEWS 2010.11.21                                 by JA1IFB/KA1Z
 
 
ケニア共和国の国旗

ワークド・オール・ゾーン、WAZ 37 に位置するケニア・アマチュア無線連盟へ、取材伺いを立てたところ、連盟会長から70分後に次の取材許可が届きました。嬉しい便りです。

私信ですが要約をご紹介します。


「お申し越しのARSKについて、ウエッブ・サイトから取材をすることは全く問題ありません。われわれは喜んで取材許可をいたします。また、ウエッブ・サイトの記事以外で、あなたが必要とされる事柄があれば、喜んで提供いたしましょう」

ケニア共和国はインド洋に面した、現在はいささか政情不安があるものの、人口約3,900万人の東アフリカにおける最大の経済規模を誇る共和国です。教育程度の高い国民が農業、切り花を主体とする園芸産品および天然資源を有効利用して経済発展を支えています。

ARSKはかかる環境下で、高齢による会長および事務長の引退宣言と7191kHzに居座る短波放送局の問題に直面しながら、7名の世話役が68名のアマチュア無線家とクラブ無線局を束ねて、アマチュア無線活動に勤しんでいる。
◇ 概 況
現在、海外に駐在している会員と数名のノビスを加え総勢75名の有資格者がいます。ケニア国内在住のたった8名が定期的にアマチュア無線局を運用しているような状況にあり、連盟HQクラブ無線局5Z4RSすらオペレーターの不足から間歇的な運用が精一杯です。

4メーターおよび 6メーター・バンドを除くIARU第一地域に準じた周波数がケニアにも割り当てられています。2メーター・バンドは144-146MHz、160メーター・バンドは1.81から1.85MHz、および40メーター・バンドは7.0-7.1MHz(少しニュースが古いるかも知れません)に運用が限定されている。

毎年開催のボーイ・スカート・ジャンボリー太会において、ケニア・スカート協会との共催により設営の記念局を参加者の中、有資格者が運用できるように配慮しています。他にナイロビにスターレ・ボーイズ & センターと西ケニア地区のカムシンガ・スクールにクラブ局があります。無線局設備に供給される、正規規格の240VAC、50Hzのケニア商業電力は電圧変動が激しい上に停電が頻発し、信頼性が揺らいでいるようです。

ナイロビに無線機器販売店がありますが、色々な周辺機器および電子部品の入手には時間がかかります。ARSKは少しでも現状を改善するために、近隣のタンザニア・アマチュア・ラジオ・クラブと会員が激減したというウガンダ・アマチュア。無線連盟と横の連携を保ちながら、アマチュア無線が楽しめるように支援の手を差し伸べています。したがって、これら2ヶ国のニュースはARSK経由により入手可能と推定されます。次の写真は筆者が交信した東アフリカ3ヶ国のアマチュア無線局のQSLカードです。
 
ケニア共和国 5Z4CS局のカード タンザニア連合共和国 5H1HK局のカード
 
ウガンダ共和国 5X1XT局のカード
◇ 短期訪問者の運用  

ARSKはCEPTまたは他の類似の相互運用協定には調印しておりません。短期訪問者が ケニア共和国にてアマチュア無線局の運用を希望される時は、事前にその旨申請し、免許を受けなければなりません。その折は、ARSKは喜んで支援をいたしましょう。

◇ あとがき   

ケニアは日本から遥か遠い国です。しかし、みなさんは覚えていますか箱根大学駅伝「花の2区」、東京マラソン、などに縁の深い故ジョセフ・オツオリさん、エリック・ワイナイナさんはケニア出身の有名なマラソン・ランナーです。産業面では、ケニア産出の「蛍石」が光学レンズの原料として日本のガラス工場で大量に使用されています。
出典: http://www.qsl.net/arsk/

 OVERSEAS NEWS 2010.11.18                                 by JA1IFB/KA1Z
 
CQ DL 12月号
 
CQ DL 12月号の表紙

2010年11月16日発売の「CQ DL 12月号」は、DJ4UF、ドイツの先生、モルトレヒトさんとお孫さんDO9SV、エンケル君が表紙を飾る「ファミリー・アマチュア無線 −現世代から次世代へ―」と題する特集号です。ご紹介しましょう。

表紙は2010年10月、DARC創立60周年記念式典がバウナタルのアマチュア無線センターで開催された記念会場での、DO7PR、ハイネさんの撮影になる表題の情景をしっかりと捉えた写真です。

数多くの無線通信士と電子技術者を世に送り出したモルトレヒト先生も、一寸心配げに、しかし、アマチュア無線をお孫さんの世代へ引き継いだ安堵感に浸りながら、お孫さんの交信振りに聞きほれている姿には好感が持てます。

筆者は本誌qtc-japan.comの誌面をお借りし、初めてドイツのアマチュア無線事情を読者のみなさんへお届けした際、DJ4UF、モルトレヒト先生に開幕投手として登板をお願いしました。

今年6月末の「Ham Radio 2010」のプレス・センターで偶然モルトレヒト先生にお会いする機会に恵まれ、しばしの間、CW通信、EME通信、流星散乱通信やドイツのアマチュア無線事情の話題に花が咲いたアイボールQSOをご紹介しておきましょう。

(プレスセンターでの写真は再掲載です)

写真左からJA1FUY,EA5/DJ4UF,JA1IFB

◇ ビームアンテナの新たな留意点 

DK7VN、ベルンハードさんは、長い冬場を通じてビームアンテナの倒壊事故防止に向けたアンテナの大修理を始めました。彼はアンテナが次の春まで持ちこたえる補強技術に関するアイデアが自宅の浴室を建設する時の考え方にぴったりといいます。筆者は機能面から見たアンテナ基礎工事とループアンテナ建設用の設計を見直した経緯を紹介しています。

◇ バルンインターフェース   

CQ DL 2010年10月号のバルンインターフェースの記事中で、バルン、トラッキング・ジェネレーターとトアナライザーを一緒に使用すると自作に役立つことを紹介しました。筆者のDF7AX、ディーテルさんは、測定範囲の切り替えを諦めて、金属ボックスに組み込んだ単機能の測定器を重宝しています。彼は蓄積した幅広い経験を基に自作品の接続法とアダプターなどの校正について記述しています。
出典: 2010年11月16日付、DARCニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.11.13                                 by JA1IFB/KA1Z
 
 

今朝、2010年11月13日、ARR VECのバナーがARRLホーム・ページのトップ記事に躍り出ました。所属しているVEの一員として嬉しさを隠しきれません。説明なしにバナーを読者のみなさんへ紹介しましょう。

 
 

因みに、ARRL VEC Tokyo Teamは受験者の皆さんに気持ち良く合格書を 持ち帰って頂けるよう、次のような看板をVEの作業机に立て、試験業務を確実、円滑に進めるべく工夫をしています。一寸バナーの形式が似ていたので?紹介しました。

ガラス板を加工した手作りですから、見映えは良くありません。下段から「受付」「採点」および「受験報告書類作成」作業机のカンバンです。


出典: www.arrl.org
     2010年11月13日付、ホーム・ページ
 
 OVERSEAS NEWS 2010.11.12                                 by JA1IFB/KA1Z
 
 

イギリス・アマチュア無線連盟RSGBから、全て英語で書かれていますが、2011年度アマチュア無線を楽しむための参考書が4冊発行されました。読者のみなさんへご紹介しましょう。


 
 ≪2011年度版ハンドブック


2011年度版CD付のアマチュア無線ハンドブック です。現状では、日本語のアマチュア無線ハンドブック 最新版が見当たらないため、かかる英語版を研究し技術 ニュースを得ることが大切と思われます。

監修者: Steve White, G3ZVW

書籍サイズ: 210 X 297mm、 528ページ

単価: 18.99ポンド

 
  ≪ステルス・アンテナ解説書≫


「あなたが30メートルのタワーに6エレメント・ビー ムアンテナを上げられる環境に居住しているのなら、こ のステルス・アンテナ解説書は不要ですね!」と断りな がらも「ステルス・アンテナ」、「からくりアンテナ」「忍 者アンテナ」と人目ににつきにくいアンテナを筆者は解 説しています。興味の湧く一冊です。  

著者: Steve Nicholes,G0KYA  

書籍サイズ: 174 X 240mm, 208ページ  

単価: 13.99ポンド


 
 ≪ HF用アンテナ解説書≫

RSGBはいつもアマチュア無線家が実用できる最適 なアンテナ・デザインを紹介しています。アンテナの基 本から建設にいたる考え方と実際の建設デザインに関 わる参考材料が盛り込まれています。

本書は過去40年 にわたる無線通信界における時代に即応した90事例 のHFアンテナをも取り上げ、一気に集約しています。  

著者: Giles Read, G1MFG  

書籍サイズ: 174 X 240mm, 336ページ  

単価: 14.99ポンド


  ≪電源からのノイズ対策解説書≫


あなたが30kHzから30MHzの短波帯で電力線 ノイズに悩まされているなら、この電力線ノイズ軽減に はG3HVA、Donの経験と実験が問題解決に役立つ ことでしょう。

表紙に引用した交流電源の波形観測グラ フでサインカーブに混入しているようなノイズを除去 するための解決法がわかりやすく用意されています。

著者: Don Pinnock, G3HVA

書籍サイズ: 174 X 240mm、 64ページ

単価: 6.99ポンド

◇ 書籍の購入方法 
www.rsgb.org RSGBのホーム・ページを訪問し、ホーム・ページ右側、上から2個目のバナー「RSGB SHOP 」をクリックして書籍の見本写真欄へ進みます。見本欄の左最上段「New」をクリックすると大判の書籍見本とその右側に書籍の内容説明が現れる。書籍説明文最下段にある「青地にOrder」表示のバナーを、クリックしオンライン・ショッピング手順にそい、購入申し込みをします。
出典: www.rsgb.org

 

 OVERSEAS NEWS 2010.11.07                                 by JA1IFB/KA1Z


サンマリーノ共和国は1931年に時のローマ法王から共和国として認められ、1992年3月2日国際連合へ加盟した、イタリア中央部に位置する小さな共和国です。人口わずか約3万人、サンマリーノ共和国全体が岩山に築かれた城砦のような国勢で、お城を意味する「カステーロ」とう9地域から成立しています。このほど、サンマリーノ・アマチュア無線連盟から快く取材許可を頂きましたので、読者のみなさんへご紹介しましょう。

 
箱庭を連想させるようなサンマリーノ共和国
2010年現在、サンマリーノ・アマチュア無線連盟は、イタリアのアマチュア無線家6名の支援を受けながら、少数精鋭22名が次に紹介するクラブ局から世界へ向かって強力なメッセージを送り続けています。

特に1980年イルピニア地方で発生した大震災以降、「災害時、最初に声を出し、公共の電話回線が復旧した後でも、最後に災害現場から撤収」するという「アマチュア無線家魂」を十二分に発揮して、イタリア全土も含め地域の災害救援組織と緊密な共同作業を行っています。

サンマリーノ王国はイタリア中央部にある城郭の観光名所であるが、外国籍アマチュア無線家には門戸が狭く、運用を希望される方はMr.Emanuel Amici、電話番号+378−0549−882555へ相談されるようお勧めします。残念ながら免許されても144MHz以上の周波数帯の運用に限られているようです。

HFおよび50MHz帯は外国籍アマチュア無線家に運用許可されません。ゲスト・オペレーター資格なら、運用開始日2ヶ月前までに、T70A Radio Clubへ相談すれば、数項目の運用条件を基にクラブで結果が良くも悪くも申請者の希望を検討します。
 
サンマリーノ・アマチュア無線家達のクラブ局
サンマリーノ・キャッスル・アワード 

サンマリーノ王国9ヶ所のカステーロに居住する全アマチュア無線家とSWLが対象で、2001年1月1日から自局に許可された電波形式と周波数による異なったカステーロとの4交信または受信が有効です。なお、レピーター交信は認められていません。アワード申請に参考となる「カステーロ・リスト」を次に紹介しましょう。

カステーロ・リスト
@ SAN MARINO CITTA
A ACQUAVIVA  B BORGO MAGGIORE C CHIEANUOVA D DOMAGNANO
E MONTEGIARDINO F FIORENTINO
G FAETANO H SERRAVALLE
 
◇ アマチュア無線に関係がありませんが大理石など
金沢駅近接ビルディングのエントランスホール
サンマリーノ、イタリアといえば有名な大理石の産出国です。約150品種の大理石がビルディングの石貼工事に採用されています。

写真はJR金沢駅に近接した某ビルディング1階に設置したスパイラル・エスカレーターの全景で、エスカレーター壁と2階部分の緑色スパンドレルは「ベルデアーベル」、1階入り口とスパンドレルの白色見切り板は「ビアンコカラーラ」共にイタリア産大理石が施工されています。

このデザインには松の木に淡い雪が積もった金沢兼六園の風情があり、クリスマス・ツリーを飾ってもらい、偶然にも筆者の記憶に残る一枚の写真となりました。
 
出典: http://www.arrsm.org
 OVERSEAS NEWS 2010.11.07                                 by JA1IFB/KA1Z


HAM RADIO 2011からのご挨拶    
まだ2010年12月のクリスマスには間があると思われるのに、早くもメッセ・フリードリスハーフェンから来年のHam Radio 2011開催の便りが寄せられましたので、読者のみなさんへご紹介しましょう。

 

親愛なる日本のアマチュア無線家のみなさん


我々メッセ・フリードリスハーフェン会社はDARCと共催により、2011年6月24日から26日までの3日間、アマチュアによる、世界のアマチュア無線愛好家の国際親善と友好を計るため、第36回大会の計画が決定され、準備を進める運びとなりました。

初心者育成とリーダー養成のための「コンテスト・ユニバシティー」、「ハム・ラリー」、「ハム・キャンプ」およびDARC創立62周年年次総会を機会と、世界の著名な講演者による講演会に加えて、土曜日には「ハムの夕べ」の特別企画など、楽しい催物を準備してみなさんの来場をお待ちしております。

大会関係者を代表して、はるか日本から多くのアマチュア無線家が参加下さるよう念願しながら、ご案内いたします。

                 メッセ・フリードリスハーフェン株式会社
                 広報担当役員 ウオルフガング コエレ
 
◇ Ham Radio 2011の開催地と連絡先 
Neue Messe 1
88046 Friedrichshafen、 Germany
Tel:+49 7541 708−309  Fax:+49 7541 708−2309
Mail: www.messe-friedrichshafen.de 
 
出展: Messe Friedrichshafen GmbH からの私信

 

 OVERSEAS NEWS 2010.10.20                                 by JA1IFB/KA1Z


CQ DL 11月号

「CQ DL誌」はドイツ・アマチュア無線連盟の無線雑誌で毎年12冊が発行されます。費用は会員からの会費に含まれていますが、会員のための業務サービスであり、"アマチュア無線家のためのアマチュア無線家による無線雑誌」をモットーとして、アマチュア無線の世界で選ばれた話題、技術上の貢献およびアマチュア無線局の運用上の指導と手引き、そうして会員諸氏の貴重な体験をまとめた会報であります。


◇ ネット・ワーク・アナライザー(NWT) 
われわれアマチュア無線家はいかにして、ネット・ワーク・アナライザーのダイナミック・レインジを拡張できるか?筆者OE5GPL,スターデルメヤーさんは彼の論文中で、最終段階において12dB改善されたことを報告しています。

彼は持論を検証するためにリレー・スイッチを使用する「実験1」と半導体スイッチの「実験2」の試験ができる注意深く選定された回路部品を組み込んだNWTを自作しました。そうして、実験の末にOE5GPLは上記の結論を得ました。

◇ あとがき 
「CQ DL 10月号」および「11月号」は今までの編集手法とは趣が異なり、掲載記事の目次が削除されています。それ故、2011年度新年号まで注意しながら動向を見守る積もりです。次に、今月号のDL1DA、技術士シップさんによるアンテナの同調操作に関する記事については、解説内容に少し確認が必要なため今回は紹介を割愛しました。予めお断りしておきたいと思います。

CQ DL 11月号の表紙

出典: 2010年10月18日付、DARCニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.10.12                                 by JA1IFB/KA1Z


Ham Radio 2010」におけるフレア・マーケットの風景を伝える珍しい一枚の写真がDARCから発表されましたので、みなさんに紹介しましょう。日本から参加された方々が本誌に公開された色々な写真をまとめてご覧頂くと、「Ham Radio」の全貌が把握できるように考えます。

 
Ham Radio 2010のフレア・マーケットの珍しい写真
 
2010年度のHam Radioでは、世界35ヶ国、185出展者が大会を盛り上げ、参加者が16,800名、その内77パーセントの約13,000名が何かしら無線機器を購入したと、大会本部席は追加報告しました。

出展: 2010年10月12日付、DARCニュース速報版

 

 OVERSEAS NEWS 2010.10.06                                 by JA1IFB/KA1Z

社会へ貢献した人達にノーベル賞を授与するスウェーデン王国は、世界最大の移動体通信設備企業エリクソンでも有名であるが、文化、科学および特に福祉の国として日本には良く知られています。しかし、アマチュア無線家人口は約11,000人、2009年末の在籍会員数が5,400人、その内DXCCオナーロール約70名が大活躍しているにもかかわらず、アマチュア無線活動の現状を伝えるニュースはわずかです。今年、ドイツ・フリドリスハーフェンにて、SSA会報「QTC Amatorradio」、本年3月号と4月号を入手したことを機に、記載内容を少し分析しながら読者のみなさんへ紹介しましょう。
QTC Amatorradio 4月号の表紙
* スウェーデン語には独特なアルファベット文字表示があり、コンピュータ・ソフトのワードには該当文字がないため、類似の英語アルファベットを当てました。

* QTCは無線通信で使用されるQ符号です。「Amatorradio」のスウェーデン単語は三度音読するとその響きからアマチュア・ラジオであることが分ると思います。

◇ QTC Amatorradioの分析

スウェーデン・アマチュア無線連盟の会報は、良質のA4版アート紙36ページからなり、 随所にカラー写真と図面を取り入れた大変美しい冊子です。掲載記事の内容はアマチュア無線家達の身近な「地方だより」「イベント」や「コンテスト」「DXニュース」に力点が置かれています。

会報の特徴は文章の流れが誠に美しい点です。6名構成の会報編集部の編集長はイギリス・オックスフォード大学卒業者または大学出版部の在職を想像させるに充分な、北欧でも教養のある著名なアマチュア無線家ではないかと思われます。
 
 QTC Amatorradio 2010年3月号の構成分析

 
会員向けの記事は、スウェーデンの本部局(HQ)を先頭に、各地方から10クラブ局を選び、シャックと無線局を運用中のオペレーターの写真を掲載しながら、クラブの活動状況と特徴を詳しく紹介しています。また、DX編ではドミニカ、J73について、国旗、地図および風景、シャックのお披露目、手作りエアーダックス・コイルのアンテナ・カップラなど多くの写真を用い、風土、文化をも詳しく伝え、読んでいて楽しい物語風の報告書にまとめられています。
スウェーデンにおける各バンドのDXCC登録者数とリーダーのエンティティ数
一寸古典的な表現を採用した記事に電波伝搬予想があります。予想表の横軸には、周波数数1.8−28MHzと"9"は90−100%、"2"は20−29%など交信の可能性を示す数字を書き入れ、縦軸にはエンティティを列記しています。

この表を遠目で眺めますと、伝播予報が地図上の等高線のように頭に浮かび楽しくなりなります。これらのニュースを参考に活躍しているアマチュア無線家達、数字にて説得可能なDXCCの実績は次の通りです。
 
広告宣伝頁にお定まりの日本製無線機器が並んでいます。かかるSSB無線機器の共通技術話題として、DDS-VFO*のノイズ問題を取り上げ、その測定データを基に2ヶ月にわたり解説記事を掲載しています。新しい実験には「Ham Radio Deluxe」*にアンテナ・ローテーターの制御ソフトを取り込み、試験運用している紹介記事も見受けられました。
 

* DDS-VFO: Direct Digital Synthesized VFO
* Ham Radio Deluxeはパーソナル・コンピュータのウインドウズ上で動 作するアマチュア無線用トランシーバのコントロール・ソフトで、昨今、日本のアマチュア 無線家もシャックへ取り入れて無線機の運用を近代化しています

 
◇ スウェーデン・アマチュア無線連盟の総会
スウェーデン・アマチュア無線連盟の総会案内記事
2010年4月16日から18日まで、スウェーデン・イエテボリにてスウェーデン・アマチュア無線連盟の総会が開かれました。イエテボリはスウェーデンのストックホルムに次ぐ第二の港に面した都市です。筆者は「プラスチックス・ゴム見本市」視察のため、出張したことがあります。

会議の開催、各地方の活動報告およびAPRS、V/U/HFプロジェクト、ARDF報告、137kHz、500kHzのVLF、YLプロジェクト講演会、QSLサービスそうしてディナーパーティ、家族向けのバーベキューなど多彩な行事が総会を盛り上げていたと報じられています。

さらに、会員の関心ごとである2009年度のスウェーデン・アマチュア無線連盟の決算報告は、電卓により収支を演算可能なほど大変詳しく記述されており、さらには、各エリア、スウェーデン・アマチュア無線連盟の主催するプロジェクトに関する収支特記事項の注釈も明解であります。会報の約30%を割いての決算書は期待通りの決算を報告しているため会員は連盟の経営を評価しているとのことです。
 
出典: QTC Amatorradio Nr.3、Nr.4     
     Sveriges Sandareamatorer
 
 OVERSEAS NEWS 2010.09.29                                 by JA1IFB/KA1Z


2010年9月27日新着のコリンズ・ジャーナルVol.17、No.4の表紙に一風変わったコリンズKWM-2Aが飾られています。このKWM-2Aはコリンズ・フアンの意表を覆す独特な構想を盛り込み、W5USIラボラトリーがレストアーした代物です。読者のみなさんへ紹介しましょう。

レストアーの勘所

・ Q−マルチプライアーの追加
・ 受信部へのカスケード・メカニカル ・フィルターの挿入
・ 終段管以外の真空管のシールドを実施 ・ ダイアルの微調
  整機構の追加
・ 半導体製ノイズ・ブランカーの組み込み
・ BFOの調整 ・ 色物ノッブの取替え
・ 夜間操作のためのダイアル照明用赤色ランプへの交換
・ オーデイオ・フィルターの追加
・ 遅延回路付き、リレー・スイッチを有する516F-2電源へ
  の改造

このレストアーは非常に満足すべき結果をもたらしましたと、報告されています。

出典: The Collins Journal Vol. 17, No. 4, The Collins Radio Association

コリンズ・ジャーナル No.4の表紙

参考: Rockwell−Collins: 75 Years innovationという表題の新刊書をロックウエル・コリンズ社がこのほど発売しました。この新刊書は会社の発足から現在にいたるロックウエル・コリンズ社の歴史を余すところなく紹介しています。価格は16ドルおよび郵送料で、注文先は下記の通りです。

The Rockwell-Collins Company Store
Attention: Ginny Manley-san
e-mail: vlmanley@rockwellcollins.com

 OVERSEAS NEWS 2010.09.27                                 by JA1IFB/KA1Z


CQ DL 10月号

「CQ DL誌」はドイツ・アマチュア無線連盟の無線雑誌で毎年12冊が発行されます。費用は会員からの会費に含まれていますが、会員のための業務サービスであり、"アマチュア無線家のためのアマチュア無線家による無線雑誌」をモットーとして、アマチュア無線の世界で選ばれた話題、技術上の貢献およびアマチュア無線局の運用上の指導と手引き、そうして会員諸氏の貴重な体験をまとめた会報であります。


今月の話題
今月の表紙を飾っている写真はDJ8EI、クルーゲル博士とDJ5KX、シャルフェンシュタインさんの「タコと風船を用いたDX」の実験風景です。10月号の690から693頁に詳しく報告されています。

2m、70cmと23cmの簡易SWRメーター
われわれはアマチュア的にSWRを測定する簡易なSWRメーターを作成できるだろうか?筆者DJ7ZV,チュンさんは問題無しに作成可能といいます。ちなみに、筆者はアンテナ・カップラーと連なる全ての機器構成を簡単にしSWRメーターを注意しながら作成してみました。このSWRメーターの使用経験を通じ、自作派のアマチュア無線家に実用的なヒントを解説、記述しています。

USB − 直流電源の分離
我らが筆者DM2AUO,ペルナーさんはUSB用インターフェースと直流電源分離を定期的に研究しています。筆者は自作の特殊なインターフェースをアマチュア無線機器用に作成し、例えば、コンピュータと外付け無線周辺機器との接続において、侵入してくるハム問題を取り上げ筆者の小論文中で解説しています。

CQ DL 2010年10月号の表紙
(写真はDJ8EI左とDJ5KX右)

注: 2010年10月号はドイツ・アマチュア無線連盟の創立60周年記念を迎えたことにより、CQ DL誌について解説文があるのでしょう、今月号は従来と少し構成が変わり大見出しの紹介がありませんでした

出典: 2010年9月26日付、DARCニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.09.21                                 by JA1IFB/KA1Z

通称アイルランド・アマチュア無線連盟は1932年に創立された、992名のアマチュア無線家と109名のSWLを会員に擁し、13名の世話人が率いる小規模な連盟です。アマチュア・バンドでは英語を常用し、DXコンディションが良ければ、日本の局とも気楽にレポート交換に応じてくれます。EI7には日本語を話すアマチュア無線家がおられ、秋葉原電気街の話をした記憶があります。今回の話題はIRTSのニュース・レターとコール・ブックの紹介です。
洒落た名前のIRTSニュース・レターの表紙
A4版ニュース・レター「ECHO IRELAND」はアート紙を採用した表紙とも36ページの大変美しい月刊会報です。今年5月8日の「風車の日」にスケリー・ラジオ・クラブ、EI2NCRのDXペディションの記念写真が本年6月号の表紙を飾っています。

◇ ECHO IRELAND

掲載記事のページ構成は3カラムで、平易な語彙を用い文章区切りは90単語以下の読みやすい簡潔文でまとめられています。この記事構成ですと、一区切りの英文を音読しても約1分で済み、目が後戻りすることなく内容が把握可能です。また、むずかしい国際会計方式に頼らず、収入の部、支出の部および残高と全会員が理解できるように、ニュース・レター誌面の25パーセントを割き大福帳方式で、詳しく2009年度決算報告を会員の目線にあわせて編集している記事があり、編集方針の好例として高く評価されねばなりません。

冒頭では、アイルランドのアマチュア無線人口を増やすための「HFハプニング」と題するDXペディション、IOTAペディションのトピックスを取り上げ、読者の興味を引き付けながら、巻末で新着QSLカードと「EI DXCC Listing」の近況紹介により、いやがおうでもアマチュア無線家の闘争心を掻きたてているようです。

「いかにEIを活性化するか」を目標に、IARUニュース、バンドの割り当ておよびバンド・プラン、資格試験の設営、各クラブ活動の紹介など、アマチュア無線家増強の対策が効を奏した結果として、2009年度、新規および再入会併せて83名の会員増を数え、なかんずく27名のSWLが入会したことを特記しています。「ECHO IRELAND」は定期的に会員へ郵送される他、eメールでも配信され、会員の購読に対する便宜が計られている。
興味のあるQSLカードの転送はニュース・レター記事から判断して無料です。QSLカードの転送業務に総員11名が従事し、発送担当QSLマネジャーが会員からのQSLカードを集荷し、それを各国QSLビューロ宛てに郵送する。受信担当QSLマネジャーが連盟へ着信したQSLカードを簡単な仕分けをした後、さらに9名のサブ・マネジャーを経て会員へ届ける転送形式になっています。
 
2010年度版コール・ブックの表紙
2009年度のQSLカードの発送実績は29,300枚、重量にして83キログラム、受発信合計で、大まかな数字を示すとQSLカード処理枚数は約6万枚である。2009年度のQSLカード転送業務に関わる連盟負担経費は邦貨換算約21万円と報告されています。

ECHO IRELAND巻末の「無線機交換室」と無線機器販売代理店3社の広告から見て、アイルランド在住のアマチュア無線家が愛用する無線設備は、中古機器が多いのではと筆者は推定しています。無線機器の供給元より遠隔の土地柄からか、みなさんは無線機器の手当に大変ご苦労されているようです。

コール・ブック

一段階分厚いアート紙32ページの会員名簿という趣のあるコール・ブックで、入会案内、従事者資格試験の案内やニュース・レター、ウエブ・サービスの解説が掲載されています。

アイルランド地図、世界地図とDXCCリストの記載がないのは少し物足りませんが、コール・ブックはEI0からEI9までのコール・サイン順とオペレーター名順の2通りのリストからなり、非常に検索が容易である上に、EIプリフィックスに3ないし4桁の数字を割り振ったアマチュア無線を目指すSWL名簿も同列に掲載されています。

出典: ECHO IRELAND, June 2010
     Call Book 2010
     The Irish Radio Transmitters Society
 
 OVERSEAS NEWS 2010.09.15                                 by JA1IFB/KA1Z

ドイツでVHFおよびUHF帯の技術レポートの発行、無線機と周辺機器の斡旋をしている UKW―Berichteという専門店を見つけました。読者のみなさんへ紹介しましょう。
 
UKWベリヒテ社の会社情報
                      
次の写真に示す1.3から10GHzおよびGPSに関するドイツ語で書かれた月刊技術情報誌が、海外アマチュア無線家向けに年間購読料25ユーロで入手できます。
 
同社発行のVHF、UHF技術月刊誌の一例 2010年度の価格表
◇ 資料集
アンテナの写真と技術データを併記した「アンテナ編」、無線機および周辺機器の説明書「無線設備編」と「2010年度価格表」がそれぞれ1冊2ユーロにて取り寄せ可能です。
 
直流から6GHzまで使用できる同軸ケーブル「ECOFLEX 15」や改良品8GHz用「ECOFLEX 15Plus」およびコネクター、1個約150ユーロで多く品揃えされているリレー類に、1kW CW/50MHz、500W CW/1GHzなどが筆者の興味を引きました。
VHF、UHF用無線機器を自作するアマチュア無線家にとって、この専門店は格好の技術ニュース収集先となるでしょう。
 
出典: [ANTENNEN] Technische Daten - Bilder - Hinweise
     [EQUIPMENT] Technische Daten - Bilder - Hinweise
     [2010 PREISLIST] UKW-Berichte
 
 OVERSEAS NEWS 2010.09.07                                 by JA1IFB/KA1Z

すぐるハイチ大震災で「ハイチの声」を送り続け、人命救助に貢献したHH2JR,ジョーン・ロバート・ガイラードさんへドイツ・バッド・ベンサイム市から本年度の「ゴールデン・アンテナ賞」 *1が授与されました。
 
DNATのロゴ*2 HH2JRとゾンベルグ市長名代
                      
1月中旬のハイチ大震災により、彼らの故郷の大部分が壊滅的な被害を受け、彼らは生命、財産の保全に立ち上がりました。最初から2名の献身的なアメリカ・フロリダ在住のアマチュア無線家のW3ZU,フレッドさん、ニューハンプシャーのWA1RTK,リックさんとの定時交信で後方支援を受けながら、アマチュア無線を通じて、世界へ大災害の現状を伝え、救援を求めました。
彼は子供たちへの特別なまた慎重な行動による援助を得ようと尽力し、非常無線を通じて、災害地の状況改善に努力しました。彼は授賞式の挨拶で「ハイチは今も悲惨な状況にあり、ハイチの大災害を忘れないためにも」引続き世界からご支援下さるようにと結んでいます。
バッド・ベンサイム市において、2010年8月26日から29日まで開催されたアマチュア無線の日に、HH2JR、ガイラードさんへ社会への貢献を称えて第42回「ゴールデン・アンテナ賞」が授与された次第です。
 
*1: ゴールデン・アンテナ賞 1982年以来、ドイツ・バッド・ベサイム市が社会へ貢献したアマチュア無線家に「ゴールデン・アンテナ賞」を制定し、授与してきました。P40,VU2やDLなど13ケ国、20名のアマチュア無線家が、事故や天災により生命、財産の消失の危機に直面している人たちを、個人的且つ無私で自分の危険を顧みず、緊急無線通信を確保し適切な無線連絡を行いながら、人命救助に貢献したことにより「ゴールデン・アンテナ賞」を受賞しています。
*2: DNAT Deutsch-Niederland Amateurfunker Tage/Duits Nederlamds Amateur Treffen、ドイツ、オランダのアマチュア無線の日というような意味合いがあります。
 
出典: 2010年9月6日付、DARCニュース速報版
 
 OVERSEAS NEWS 2010.08.26                                 by JA1IFB/KA1Z

2010年10月10日を以って、Netherlands Antilles はオランダ王国領から離脱します。そのため、アマチュア無線関係ではDXCCエンティティについて新しい局面を迎えることになりました。
 
Leeward IsのPJ2、PJ4とWindward Is のPJ5、PJ6およびPJ7は消滅します。St.MaartenのPJ7、PJ2、CuracaoとPJ4の Bonaire はそれぞれ新エンティティになります。また、相互に近接しているPJ6 Saba とPJ5 St.Eustatiusは、合併して単一の新エンティティが割りふられます。DXCC新エンティティの承認はARRLの管轄であるものの、早い話が、2エンティティが消滅し、4エンティティが新たに誕生するというわけです。(下表参照)
                      ▼ Situation on the Netherlands Antilles ▼
Bonaire、オランダおよびアメリカ、プエルトリコ、ドイツのアマチュア無線家からなる大型多国籍チームが、2010年10月10日より24日まで、Bonaireの新しいDXCC エンティティから運用する計画があります。彼らはBonaireの異なる6地点からも、季節外れで6メータ・バンドはもはや可能性がありませんが、WARCバンドを含む、160から10メータ。バンドを運用する予定です。
 
出典: 2010年8月24日付、www.veron.nl ホーム・ページ
 
 OVERSEAS NEWS 2010.08.18                                 by JA1IFB/KA1Z

お正月に立てた取材計画を 1月から 7月までの実績を示す「7」と8月から12月末までの5ヶ月間の実行計画「5」に分けて、見直した大変唐突な題目の「取材計画 7+ 5」が今回の話題です。
 
          ▼2010年1月5日立案の取材計画の見直し
 
計画の補足説明
本年前半で、ドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブ(DARC)の電子化QSLカードの承認方法および「CQ DL 誌」を中心にしたアマチュア無線事情を取材して日本のみなさんへ紹介しました。6月度、Ham Radio 2010 in フリードリスハフェン見学を基に、色々な話題を報告したことに加えて、ドイツ、フランスおよび英国、オランダ、イタリア、スイス、スペイン・アマチュア無線連盟の役員との顔繋ぎを行い、さらなる取材への端緒を開きました。
 
しかし、残念ながらイタリアで発生した大地震のためか、イタリア・アマチュア無線連盟から未だ取材承認が取得できていません。筆者の取材道具であるイタリア語勉強はアマチュア無線の話題を検索できる段階へ進んでいます。
 
DARCの公式行事「創立60周年記念式典」への参加中止と、ナイジェリア、レソッチョおよびアイボリーコストのウエッブ・サイトの閲覧が困難になったため、表に「↓ X」で表示したように取材先から削除しました。今後の計画において、これら2点の変更を余儀なくされました。
 
年末までに、アフリカ地区のケニア、セネガルおよびモロッコ、特色のあるサンマリノ、ベネルックスやリヒテンシュタインの各アマチュア無線連盟の取材許可を取得して、ニュースを紹介するつもりです。表では「→ ○」で表示しています。
 
おわりに
アマチュア無線は趣味の世界ですから、決められた目標、行動計画および走る路線はありません。しかしながら、それぞれ個人の夢をかなえるため、筆者が前述したような、時折立ち止まって、夢に対し自分がどの場所にいて、またどの方向へ歩いているのか見直すことをお勧めします。そこには、何か楽しい事柄が潜んでいるかも知れません。                                                    おわり

 

 OVERSEAS NEWS 2010.08.17                                 by JA1IFB/KA1Z

 

     
 

Mr. Jay S. Oka, KH2J

Dear Jay,

The enclosed certificate is being presented to you for your contribution to the Amateur Radio community.

Please accept small token of our deep appreciation for your 19 years of dedicated service for testing in your community. By example, you have provided valuable guidance for many new licensees and new VEs.

We hope you will continue to help out when you can on the air.

Thank you for all you have done, and for all you continue to do in support of Amateur Radio!

73,

Maria A. Somma, AB1FM
Manager, ARRL/VEC

 
(注)感謝状の原文を引用していますが、本誌の割付上、文書の配置は変更されています。
(編注)掲載の都合上、AB1FMの署名を伏せました。
 
JA1TRC/KH2J、岡誠一さん 

FCCライセンスを取得してアメリカ領土へ勇躍する、ボランティア試験官(VE)を志すアマチュア無線家をそっと育成するご苦労の多い指導を、ARRL/VEC Tokyo VE Teamのリエゾンとして岡さんは長年努めてこられました。かかる岡さんのボランテイア精神にのっとったアマチュア無線への多大なる貢献を称え、2010年6月14日付でKH2J,Mr.Jay S. Okaへ感謝状がARRL/VECから授与されました。
 
Tokyo VE Team 試験案内板 感謝状伝達式KH2J,岡さん(左)およびサプライズ感謝文を代読するKA1Z、福田
 
1991年8月1日にARRL/VECからVEチーム結成の認定を受け、東京VEチームが発足しました。岡さんはVE初登板の1991年11月を皮切りにFCCライセンス試験のお世話を始め、1994年5月14日から東京VEチームのリエゾンに就任されました。以来、55回のFCCライセンス試験を内外のアマチュア無線志望者へ19年にわたり提供され、VE時代のお手伝いを加え、その数はすでに国内最多の通算63回を数えています。

筆者も2007年1月、岡さんの下でFCCライセンス試験を受験した一人です。その日、少しふちの長い中折帽、玉虫色に映るデニム調の平織りジャンパーとベイジュのスラックスの粋ないでたちで、リエゾンの岡さんは試験場へ顔を出されました。「ズボン吊」が良く似合う著名な大学教授を連想させる人となりが筆者の脳裏に印象強く残りました。

東京VEチームでのお手伝いを通じ、岡さんと筆者のお付き合いが深まる中、コンタクトとファーストVEの絶妙な補佐を受けながらも、堅実な経営手腕を発揮される指導者を見ることになりました。さらに、VEの試験参加回数に応じ5回目は丸いVEパッチを、10回目はVE身分証に黄リボンを、20回目のVEには赤いリボンをご褒美に授け、参加VEのやる気をくすぐり、チーム全体をまとめる木目細かい配慮も怠っていません。

お陰さまで、東京VEチームは約40名のVEを擁する日本最大のチームに成長しました。しかし、毎回の受験志望者が22名前後に増加した昨今、東京VEチームの抱える固有問題も多く、反省会で討議しながら対策を進めつつある状況です。このような環境下で、岡さんは2009年春から、IARU弟三地域のセクレタリーの要職に請われて就任され、アマチュア無線の発展のため多忙な日々を送っておられます。

感謝状を手にした岡さんを東京VEチームのリーダーに仰ぐことは、われわれVEの光栄と するところであり、今後の岡さんのご活躍をお祈りしながら、顕彰のお慶びを東京VEチームの一員として日本のアマチュア無線家のみなさんへご紹介させて頂きました。 

 OVERSEAS NEWS 2010.08.15                                 by JA1IFB/KA1Z


CQ DL 9月号

[CQ DL 特集号]  

2010年8月14日発売の{CQ DL 9月号}の表紙と特集記事を紹介しましょう。 ドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブ(DARC)は本年9月18日、創立60周年を迎え、9月号には大見出し抜きの次のような特集を組みました。

今月の表紙は「DARCにおけるアマチュア無線・・・昔と今」と題して、DK8PG,ウオルフさん(右)と彼のご子息であるDF5PW,ハインリッヒさん(左)親子アマチュア無線家の40年前と現在までの姿をその時の移り変わりに応じて、伝えています。

アンテナ − 多目的用八木アンテナ
DK7ZB,ステイヤーさんは自作可能な144MHzの5および6エレメント・八木アンテナを提案しています。

自作派の安全確保を目的に、アンテナは移動運用に都合が良いことはもちろんであるが、色々な問題が発生しにように製作することも大切である。筆者のDK7ZB、ステイヤーさんはアンテナの基本と製作法への配慮について詳細に説明します。

Drake T4-XC 
あなた方アマチュア無線家のシャックに何台かの古いトランシーバが収集され、飾ってあることと思います。この芸術的な無線機器に感謝の念をもって接して、可能な限り長く保存すべきでしょう。1950年から1980年代にかけて製造されたアマチュア無線局用の多くの無線機器には強制空冷装置が装備されていませんでした。

DF5PW、ハインリッヒさん作成の
「CQ DL 9月号」の表紙

したがい、トランシーバーの冷却性能強化は無線機器の延命策として有益であります。筆者のDJ7TE,グレーゲさんは、彼が愛用しているDrake T4-XCを基に格安で且つ効率の良い冷却装置について紹介をしています。

あとがき 
JA1IFB/KA1Z、筆者が本誌へ投稿した「ARRL W1AWマキシム記念局」運用記の着眼点に、良く似ている考え方を持つご同輩が、この広いアマチュア無線の世界にも、おられたことを知り、少し嬉しくなりました。

出典: 2010年8月14日付、DARCニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.08.02                                 by JA1IFB/KA1Z



ドイツ・アマアチュア・ラジオ・クラブ創立60周年記念

2010年9月18日、ドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブ(DARC)の創立60周年記念式典を、バウナタル・アマチュア無線センターにおいて開催する旨、DARCから正式に発表されました。

友好アマチュア無線連盟とDARCの会員により、創立60周年をお祝いし、会員相互の親睦を計る楽しい催物が織り込まれた記念式典です。

筆者は参席するべくバウナタルへの道順、ホテルおよびレストランの下調べを昨年から行ってきましたが、この創立60周年記念式典はDARCの公式行事であるため、色々な角度から検討をした結果、残念ながら今回は参席を見送ることにしました。

出典: 2010年7月31日付、DARCニュース速報版

創立60周年記念式典の案内状

 

 OVERSEAS NEWS 2010.07.19                                   by JA1IFB/KA1Z




Hilberling GmbHの発表通り、Ham Radio 2010 にアマチュア無線局用トランシーバPT-8000が展示されました。今回の話は本物のようです。

Q: 今回発表のPT-8000はデイトン展示モデルと異なるのか?
A: 異なります。新しい回路構成へ改良しました。

Q: Telefunken RCS GmbHとの技術提携により開発したのか?
A: 違います、その話はなく、Hilberling GmbH単独で開発しました。

Hilberling PT-8000の公開実験

PT−8000のシャーシー裏の写真

Q: アメリカFCCとEC−CSの承認は取得しましたか?
A: はい、新しいPT−8000トランシーバで取得済みです。

Q: 新機種PT−8000トランシーバの発売時期は何時でしょうか?
A: 今から4ヶ月後です。

Q: メーカー希望販売価格は?
A: 13、290ユーロに付加価値税19%です 。

Q: 高価と思われるがデイトン展示モデルのどの機種に相当しますか?
A: HF,6mおよび2mオールモード搭載200Wの1機種に絞り込んでいます。

Q: 日本における販売代理店はありますか?
A: いえ、まだありません。

Q: さらに詳しい技術情報はどうすれば入手可能ですか?
A: www.hilberling.de のホーム・ページを注意しながら見ていてください。あなたはデイトンで
    Hilberling GmbHの所在地を質問しましたが、ドイツ・ハノバーから北西へ車で60分の場所、Rendsburg
    にありますから、機会があればお出でください。


以上のような会話をしましたが、オペレーターから見やすくするため、新製品のTFTモニター画面に傾斜を持たせて、操作しやすく、発売が楽しみです。 おわり

 OVERSEAS NEWS 2010.07.18                                  by JA1IFB/KA1Z



▼ 2010年7月17日発売「CQ DL 8月号」の表紙と大見出しを紹介しましょう。

■ 今月の表紙 ― バウナタルで今でも無線を

バウナタルでDARC本部の開所祝賀会を催すのは丁度2度目になる。2007年は2,000名のOMとYLがDARC本部とDARC印刷会社を訪れました。2010年の開所祝賀会は60周年を記念して、9月18日開催の予定です。

CQ DL 8月号の目次

◇ ボーデン湖からの新しいニュース

◇ 2ウエー・スイッチ盤

◇ 外付けキーイング装置  

◇ リモート・コントロール可能な自作   アンテナ・チュナー

◇ APRSとD−PRSの機能比較 

CQ DL 8月号の表紙

出典: 2010年7月17日付、DARCニュース速報版

お断り: 外付けキーイング装置とハード・ディスクについての解説、補足記事には文字化けが17ヶ所あり、訳文に正確性を欠くため翻訳は割愛しました。

 OVERSEAS NEWS 2010.07.10                                   by JA1IFB/KA1Z



Ham Radio 2010
の見学にあたり、メッセ会場から約20キロメートル北にあるRavensburgにホテルを確保した後、フリードリスハーフェン市内のホテルをその所在地、宿泊料と空室状況を調べ、21軒目に掘り当てたのが写真に示す、4つ星のブッフホルナーホフです。ドイツのアマチュア無線と同じように創業100年と伝えられています。古い建物であるにも関わらず分厚いガラス製の防火扉で部屋が仕切られ安全面に現代風の配慮があり、居心地良く格好のホテルと思われるため個人旅行者向けにご紹介しましょう。

ブッフホルナーホフの全景

洋画に見られる伝統的なレストランの内部
壁際に大型の鹿の剥製を飾っているバー

フリードリスハーフェン市内地図(地図中央部にホテルがある)

地図の中で飛行船の絵がある場所がメッセ会場、ホテルの直ぐ右側にドイツ鉄道中央駅、それに飛行機の印がフリードリスハーフェン飛行場、ホテルの前は写真のようなヨット・ハーバー越しにスイス・ロマンスホルン地区が臨める、Ham Radio開催地はドイツの有名な観光地なのです。

ホテルの目の前にあるヨット・ハーバー

ブッフホルナーホフの所在地と参考事項 
Hotel-Restaurant Buchhorner Hof Friedrichstrasse 33, 88045 Friedrichshafen
Tel: 07541 2050, Telefax: 07541 32663

注1: ファックスにてホテルの空室確認と予約をすること
注2: シングル・ルーム、朝食付で一泊82から210ユーロ
注3: 有料高速インターネット完備
注4: ホテル内は英語が通用する
注5: ホテルから出かかける際は、Ham Radioに、食事にとその都度フロントへ断っているため、フロントの
     対応から日本人宿泊者の評価は良いと判断している
注6: 添付の表はホテルからの移動手段
注7: VWFレストランはヨット・クラブにあるレストランでJAIGのメンバーがミー テイングに利用している。
     JAIGはJapanese Radio-Amateur's in Germanyの略称で、日独友好の目的で設立されたクラブ


                                                               おわり
 OVERSEAS NEWS 2010.07.08                                   by JA1IFB/KA1Z



DARCと協賛企業の「Messe Friedrichshafen GmbH」広報担当役員から写真のようなHam Radio 2010への招待状が届けられました。プレス・メデイア向けにHam Radio開催の挨拶状と詳細な案内状に継ぐ主催者の配慮が伺え、2009年度の取材報告がドイツで認められたのであろうと、筆者は感激しています。はからずとも、この招待状が筆者のヨーロッパ行きについて、奥方を説得する時の大きな決め手となりました。

Ham Radio 2010への招待状(裏面は開会式式次第)

Ham Radio 2010 開会式
 
開会式はメッセ会場の「オーストリア講堂」で6月25日、10時から執り行われました。 フリードリスハーフェン市代表、DARC役員からHam Radio 2010 開催の 祝辞と挨拶の合間にテナーサックス、トロンボーンのアマチュア無線家によるジャッズ演奏があり、途中、招待者の一人が舞台へ上がりアンプの音量を調整して大喝采を浴びた一幕もありましたが、終始和やかな開会式でした。

DARCからのメッセージ
 
 
DARC役員によるアマチュア無線100年の歩みの紹介後、DARC代表者から、「第35回目世界アマチュア無線愛好家の集いをこのボーデン湖畔で開催できたことは誠に喜ばしい次第です。インターネット通信が急速に普及した現在、アマチュア無線はその原点に立ち戻り、無線技術を大切に、アマチュア無線交信に勤しみ、そうして、参加各国の夢多きアマチュア無線家達が連携して、アマチュア無線の発展に努力しようではありませんか」との挨拶がありました。筆者はドイツ語の演説は理解できませんが、途中、英語の挨拶がありましたので、その要旨を紹介しました。

開会式場での再会

開会式場ロビーでIARU会長VE6SH,エラムさんと副会長LA2RR,ガルペスタッドさんと再会することができ、お二方は3日間の忙しい日々が始まるとしながらも、しばし 時間を忘れ、楽しい歓談にお付合い下さいました。

IARU会長、VE6SH,エラムさんとJA1IFB/KA1Z

写真はqtc−japan.com、JA1FUY/NV1J、川合編集長の撮影です。  おわり
 OVERSEAS NEWS 2010.07.05                                   by JA1IFB/KA1Z


  
ドイツ企業、FUNKBOX Hard & Softwareが衛星通信およびDXトラッキング用のWinRotorIPを世に送り出し、Ham Radio 2010で世界 レベルの新製品として推薦され、金星を勝ち取りました。残念ながら、世界レベルに次ぐ全ヨーロッパ・レベルおよびドイツ・レベルの新規開発製品の推薦はありませんでした。

WinRotorIPの写真とデスプレイ画面 (A1−333ブースにて)

われわれはHam Radioにおいて、初めてWinRotorIPローテイター・インターフェースを紹介します。このロテイターは通常のネットワーク上で衛星通信およびDX トラッキングに使用可能であり、WinRotorIPソフトウエアーとインターフェースにより自動的にアンテナ位置が設定され、制御されます。詳細は下記のホーム・ページを 参照されたい。

FUNKBOX Hard & software
Mr. Reinhard Mayer
www.winrotor.com
 OVERSEAS NEWS 2010.07.05                                   by JA1IFB/KA1Z



  
Ham Radio 2010、 WiMoブースで写真に紹介するシャックの飾り物にでも使える通過電力2,000Wのバルンを1個入手しました。従来のアイソレーター、バルン製品は不透明なプラスチック・ケースに組み立てられており、内容の確認ができません。筆者はバルンの自作経験から太いエナメル線が目立つ格好の悪いコイルを頭に描き、かねてからプロが作成するバルンはいかなる品物か気にかけていました。

入手したバルンは通過電力2,000W、簡単な構造のループ・アンテナの給電点インピーダンス100オームから同軸ケーブルのインピーダンス50オームに変換する印象では試作品を思わせる製品です。バルンは機械的強度、耐候性に優れ、透明性がある外形80φ、高さ72mmおよび板厚10mm底板と10mm厚の上蓋からなる円筒状のポリカーボネート樹脂ケース*1に組み込まれています。

*1 ポリカーボネート樹脂は機械的強度が強く、耐候性に優れかつ透明性があり、燃え難い樹脂の一種で、電動工具のハウジング、ヘルメットや航空機の窓などに採用されています。バルンのフックに100kg/cm2の力が作用しても破壊しない安全設計のようです。

コイルは目測で1φの緑と赤色のテフロン被覆線をフェライトコアー2枚に巻いてあります が、底板に3ヶ所水抜き穴を施しているものの、防水の点がちょっと心配です。

バルンを上部から見た写真(マス目は50mm)

バルンの側面から見た写真

バルンの外観写真

バルンを吊るすフック、アンテナ・エレメント接続用フックおよびPL−259コネクターがバルン本体についています。バルンのケース内部には絶縁用、防水用のプラスチック素材 は充填されていません。そのため軽量で、故障した場合は原因探索が容易であり、自分で修理可能です。自作派アマチュア無線家の参考になればと内部が透けて見え、ワイアーアンテナを張る際に便利なバルンを紹介しました。

参考資料: Kelemen Antennen, www.kelemenantennen.de
 OVERSEAS NEWS 2010.07.05                                  by JA1IFB/KA1Z


アマチュア無線100年の歩み − CQ DL 特集号    

2010年6月25日、「第35回 HAM RADIO」に照準を合わせ、DARCから 「アマチュア無線100年の歩み−DARC 創立60周年」特集号が発行されました。 本当の表題は少し意味合いが異なりますが、分りやすく翻訳した序文を紹介しましょう。

◇ 特集号の記事内容

アマチュア無線の技術とその歴史が144ページからなる「CQ DL特集号」に収録、編集されています。ドイツの100年にわたる短波技術の歴史とともに1950年に設立されたドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブ(DARC)結成への逸話が当然のこととして物語られております。

アマチュア無線開拓者達の歴史的な技術貢献について、この「CQ DL特集号」がアマチュア無線の語り継がれてきた本質的な常識を新たにすることはまぎれもなく明白であろう。読者は歴史的な初版特集号に盛り込まれている精選された記述内容に、その偉大さゆえに尊敬の念を持ち、そうして可能な限りその記述を再利用してみたいと考えがおよぶでしょう。

例えば、HB9CV,ルドルフ バウムガートナー氏、G5RV,ルイス バーネイ氏およびW3DZZ,チェスター ブッハナン氏のアンテナに関する論文が有名です。彼らの同じ土俵に立脚した革新的なアンテナ特性についての論旨は生き生きとした第一印象を読者へ与えてくれます。

DL1DA,DL1KB,DL1YH,DK8GHのハムの誕生、アマチュア無線100年 に関わる200の出来事およびDJ1GEによる1949年の回顧などアマチュア無線の歴史が余すところなく描かれています。一方、DL1FKの3エレメント・ビーム・アンテナ、DL6WUのエクステンド・ビーム・アンテナおよびR.A.Heisingによる「ハイシング変調」など懐かしい小品に出会うこともできます。

CQ DL 特集号

それ故、これからのアマチュア無線発展のために、ドイツにおけるアマチュア無線のパイオニアー無線局をその一歩から現在まで、またドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブの歴史を振り返ることは有意義であります。

参考: 書籍価格は税込み7.50ユーロ

出典: Ham Radio 2010、DARC印刷会社にて取材
     

 OVERSEAS NEWS 2010.07.02                                   by JA1IFB/KA1Z


  
親愛なる日本のアマチュア無線家のみなさん
      

 

お陰さまで、第35回 Ham Radio 2010 アマチュア・ラジオ世界大会は3日間にわたり、16,800名のお客様をお迎えしながら、世界29ヶ国から185企業が彼らの新製品群を展示、みなさんへ最新無線技術をご披露しました。同時に会場で全世界からのアマチュア無線家達が歓談する場を通じ、アマチュア無線家達の国際親善とアマチュア無線発展のための動機づけに貢献することができました。

バルーン無線局と宝くじはDARCの創立60周年記念催物の目玉企画でした。今後とも、「われわれとDARCとの協力関係は引続きHam Radioを発展させることを確かにする」とメッセ・フリードリスハフェン代表者のクラウス・ウエルマンは強調しています。われわれは高度な技術と広範囲な展示活動をもって、ヨーロッパにおける他のアマチュア無線の展示会に劣らないようなHam Radioを提供したいと考えています。

日本のみなさん! Ham Radio 2010に関心をお寄せ頂きありがとうございます。

メッセ・フリードリスハフェン株式会社
広報担当役員 ウオルフガング コエレ

 


  出典: 2010年7月1日付、プレス・メデイア向け私信

◇ 新企画「バルーン・アマチュア無線局」と「宝くじ」

Ham Radio 会場の中庭で幾重にもアマチュア無線家達が取り囲み注目する中、写真はまさにバルーン・アマチュア無線局を手放す瞬間です。あっという間に無線局が天空高く舞い上がり、視界から消えました。大きな拍手が起こったことはいうまでもありません。

まさにバルーン・アマチュア無線局を手放す瞬間の写真

司会者が舞台の上でひざまずいて、中央左の赤いスカートの5歳くらいの女の子に行事の説明を行い、抽選会が始まったようであるが、どっと子供たちが舞台へ上がったため、筆者には様子が呑み込めませんでした。

会場中央に設営された催物専用舞台での宝くじ抽選会の写真
 OVERSEAS NEWS 2010.05.26                                   by JA1IFB/KA1Z


   
ホテルの新企画を宣伝する案内状にアマチュア無線用トランシーバーをあしらい、宿泊客の注目を集めたホテルがデイトンに現れました。今回JA1FUY/NV1J、川合編集長と投宿したホテル、新任の経営者が名称を「Ramada Plaza Dayton」と変更し再出発したのがそのホテルです。本稿ではこのホテルを中心にデイトンの知られざるグルメを絡めながら、お話を進めましょう。ホテルの名称と所在地は次の通りです。promenade:散歩、また散歩道

Ramada Plaza Dayton
2301 Wagner Ford RD. Dayton OH 45414
Tel 937−278−4871 Fax 937−278−0146
  


このホテルの宿泊者サービスは個人旅行者にとって重宝なデイトン・ハムベンションへのシャトル・バス送迎です。来年の話で「鬼が笑う」かも知れませんが、すでに2011年度に向けたRamada Plaza Daytonから具体的な宿泊諸条件が案内されています。文中一箇所年次の表示が間違っているように思いますので、ご注意お願いします。

◇ 2011年度の宿泊諸条件


このホテルは最近まで、「DAYTON−NORTH HOLIDAY INN」と称しており、ホテルの経営陣が交代したため、ホテルへの通信システムを構築中であり、間もなくオンライン予約が可能になるように推定しますが、現地の夜間帯は電話交換手が予約を取り取次ぐため、予約確認に時間が掛かり、お急ぎの向きには現地時間の午前10時頃テレファックスにて連絡されることをお勧めします。

デイトン近郊の案内地図

地図の上段中央部の白い箱はデイトン国際空港、中段左よりの四角は名称通りハラ・アリーナ、フリーウエー I-75の出口57の直近にホテルがあります。下段サード・ストリート界隈がデイトン・ダウン・タウンになり、DXerのメッカ、クラウン・プラザ・デイトンがあります。定時送迎時間の隙間利用をお願いすれば、小額の心付けで地図の範囲内はシャトル・バスのサービスを受けられます。ただし、相乗りでは空港方面が優先されます。

デイトン近郊の地図

ホテルの駐車場から見たフリーウエーI-75出口57付近

フリーウエー右下の「ノリメン」直ぐの細い道はハラ・アリーナ方面への57番入り口で、I−75と直交し直近にガソリン・スタンドとコンビニストアを見ながら、ワグナーフォード通りが伸びています。因みに、2009年のシャトル・バスと併用したタクシー料金は、ホテル→ハラ・アリーナ(15ドル)、デイトン国際空港(23ドル)、クラウン・プラザ・ホテル(10ドル)でした。

レストランの探訪と試食  
JA1FUY/NV1J、JA1IFB/KA1ZのQTC-japanチームがマツダ・カペラを駆って、レストランの探訪に早速出かけました。数軒で試食したグルメ評価を次に紹介しましょう。

デイトン地区で探訪したレストランとグルメ 


[Ramada Plaza Dayton]

朝食は朝6時から、レストラン内はコンチネンタル式朝食5.95ドル、インドアー・プールサイドではブッフェ・スタイルにて、9.85ドルでしたが、アメリカン・ソーセージが美味です。朝食の卵料理は、目玉焼きが「サニーサイドアップ」、両面を焼いたもの「オーバイージー」またゆで卵は2分、3分と煮沸時間を指定し注文します。夕食後、時差ボケ解消には就寝前に口の中がヒリヒリするジャックダニエルかIWハーパのバーボン・オンザロックがいかがでしょうか?ホテルでのカクテル一杯の値段は約8ドル見当です。


[Pizzeria Uno Chicago Grill]
126 N. Main St., Dayton Oh 45402 Tel 937-910-8000

クラウン・プラザ・ホテルから左の公園を抜け、大通りを右折、徒歩6分位の場所にあり、ウエイターはスペイン訛の英語を話しつつも、アメリカの匂が感じられるレストランです。料理はピッツァ、ロブスターロール、ステーキ、飲み物は大型グラスのカリフォルニア・ワイン、サングリアやマルガリータがお勧め。一人前の料理を二人分に盛り分けてもらえる日本的芸当が頼めて、ごく家族的といえます。ただし、夕方6時から8時までは超満員のため予約が必要でしょう。サラダ、ステーキおよびアリゾナ風味のマルガリータを飲み、予算は一人約25ドル。


[Cold Beer & Cheeseburgers]
335 Jefferson St., Dayton OH45402 Tel 937-222-2337

前述のクラウン・プラザ・ホテルの玄関を出て、ジェファーソン通を左折して200メートルの左側に位置します。レストランの窓ガラスに店の名前が斜めに書いてあるのみで、ネオン看板はありません。店内中央部にカウンターバーを配し、70名位収容可能な意外と大きなレストランです。ハムベンションの夜ともなれば10人程度のグループがあちらこちらで気炎を上げます。

このレストランの自慢料理は、チーズ、ローストビーフや白身の魚のバーガーでボリューム満点、しかし、食べきれないためフレンチ・ポテトを抜いてもらうと良いでしょう。飲み物はブラデイ・メリー、マルガリータや運転手向けのノンアルコール・ビールも用意されています。代表格のチーズバガーは7.99ドル、食すると電信が巧くなるという、アマチュア無線家向けにチーズとベーコンを挟んだ逸品、「A1 バーガー」7.49ドルもあり、飲み物込みで約20ドル。

このレストランには「カラオケ・ルーム」が新設されていて、日本のアルバムが多数あるから、次回はお友達を案内してきて欲しいと、アメリカン・フット・ボールのチェーガールのようなウエイトレスから誘われています。DXerとのアイボールQSOもさることながら、たまには「カラオケ」で旅の疲れを癒すことも必要かな?

[Cracker Barrel Old Country STR]
7171 Miller Ln., Dayton OH 45414 Tel 937-890-0047

[O'Charile's Steakhouse]
7030 Miller Ln. Vandalia OH 45377 Tel 937-454-7780

フリーウエーI−75の59番出口を下り、平行に伸びている全長3キロメートルのミラーリンクを挟み対面同士に、この2軒のレストランがあります。前者のクラッカーバレルは発祥がアメリカ西部劇に見る雑貨店らしく、店舗の7割位が郷土産品の売り場が占め、片隅にレストランを開店しています。酒類はありませんが、料理は美味しく、写真のミートローフは程よく塩味が効いていて6.29ドルと10ドルでお釣がきます。ゆっくりお土産を探すのも一興でしょう。

チャーリー・ステーキ・ハウスはデイトンのイエローページには広告がなく、偶然見つけた カウンターバー付き「男の隠れ家」のようなレストランです。ダウン・タウンから14番バンデリア・イースト・リンク行き路線バスで、バンデリア下車目の前にあります。2008年は昼、夜連続して食事をしたものですから、案内係の女将が筆者の顔を覚えてくれました。オニオン・スープは逸品、ドライ・マテーニ、ビールと25ミリ厚の120グラム・ステーキで約25ドル。さらに歓迎ムードを醸すため筆者が出向いたある夜は、レストラン関係者が全員通路にあらわれ、フォークダンスをご披露してくれたことも記憶にあります。

[Akashi Sushi Bar]
2020 Harshman OH 45424-5024 Tel 937-233-8005

デイトンで、座ったとたん気軽に「とりあえずビール2,3本」といえば、「今年もお宝をたくさん買ってきた?」とニコニコ迎えてくれる女将さん、ほっとするお勧めの和風レストランです。ホテル玄関口を直ぐ左折し、ワグナー・フォード・ロードを6分程走行すすると、ニードモア通りにさしかかり、右折後、小川をわたり約10分直進すると、ハッシュマン通りに入る、バレーパーク交差点手前左側に「なまこ壁」を配した蔵屋敷風建築のレストランが見えます。

約60品の和風料理がありそうで、冷奴、枝豆やいくらおろし、4ドル、その他刺身、鮨類、18ドル、やてんぷら、15ドル、とんかつ、麺類10ドルが揃っており、何を食べても美味しく食べ過ぎてしまいます。酒類には日本のビール、日本酒がありますが、筆者はいつもアメリカ産ビールを呑みます。食が進み一人の食事代が35ドル位になりましょう。多人数 の向きにはパーテイー用個室を用意していると、女将が耳打ちしてくれました。

デイトンには筆者の知る限り中華レストランが3軒あります。その内2軒は食事のみでお勧めできません。ハラ・アリーナからサレーム通りをダウン・タウンに向けて南下する左側に 7軒のレストラン・センターがあり、その一軒がバイキング式の中華レストランでした。料理は少し甘いような味付け、しかし、品数は豊富、アイスクリームとソフトクリームもあります。食事代は一人9.85ドルです。

残念ながら、帰途フリーウエーI−75に乗る際、出入り口が3ヶ所工事中により、回り道をしたため、気を取られ中華レストランの名前と正確な所在地をすっかり忘れてしまい思い出せません。

あとがき

筆者は2007年から4回、デイトン・ハムベンションに参加しました。滞在時間の合計は 13日間です。その内、大会本部通訳とガードマンのボランテイア活動に4日、ハムベンション見物に6日を割り振り、ホテルでの就寝108時間を差し引いた、残りの約100時間はデイトン市内見物、アメリカのクラブ・ミーテイングに参加、またはクラウン・プラザ・ホテルでDXerとアイボールQSOしているか、食事をしていたことになります。

夜の9時を過ぎるとデイトンのダウン・タウンは人影がまばらになり、静かな町並みに変わります。しかし、一歩レストランに入るや多くのアメリカ人達がお酒と食事を楽しんでいることが分りました。そのような環境で筆者は独りブラデイ・メリー、バーボンを呑みながら、覚えてきた記憶を手がかりにして、初めてデイトンを訪問する、みなさんのグルメの参考にQTC-japanチームが知られざるデイトンのグルメ情報をまとめて見ました。 おわり
  

 OVERSEAS NEWS 2010.05.26                                   by JA1IFB/KA1Z


  
今年デイトンのフリーマーケットで写真に示すような真空管回路の電極電圧、電流を測定する時に使用する便利なアダプターT789Cを見つけました。ケースに刻印されている特許番号、USP2,677,479から、1950年代に製造されたと推定され、7ピン、9ピンおよびオクタル・ベース、電流測定用プローブ一式が揃っています。
      
Test Adapter Kitの写真 トランシーバーへ装着したアダプターの写真

アクリル樹脂製の小箱に納まった説明書つきのアダプターを大枚10ドルで買い求め、ニコニコしていますが、最新式トランシーバをお使いの読者のみなさんにとっては、ガラクタ同然でしょうね。真空管式無線機の局部発振器周りの点検に、7ピン・アダプターが重宝できそうでし、回路電流は配線を外さずに、また、無線機の天板を開けるだけで、予備点検が楽にできます。某アメリカ通信機メーカーのトランシーバに装着したアダプターの様子を併せて紹介します。

小箱のからくり  

何の変哲もないアクリル樹脂製の小箱を虫眼鏡で良く観察して行く内、蓋を開閉する要のチョウバンの仕組みが、箱根の寄木細工のような「からくり」ではないかと、その特殊技術に気がつきました。1950年代、特許番号USP2,794,222に登録された、この成型技術を有する企業はアメリカ・バーモント州のG社のみです。筆者の技術では残念ながら現在でもこの小箱は製作できません。

付録

折りたたみ光が当たった部分が変色して見える年代物の取り扱い説明書を参考に供します。


 OVERSEAS NEWS 2010.05.24                                  by JA1IFB/KA1Z

  
Technician, General and Amateur Extra Class exams will be given at Hara Arena on Friday at 2:30 p.m. and Saturday at 9:30 a.m. and 1:30 p.m. Pre-registration is not required. Those requiring special assistance (no stairs, verbal exam), please stop by our registration table early.


FCCアマチュア・ライセンス試験 in デイトン
試験会場の様子

2010年もハラ・アリーナの片隅で、Laurel ARC/VEC、DARA VEチームが3回の試験を実施しました。ハムベンション期間中は無料のFCCアマチュア・ライセンス試験が受験できるとあって、一刻に約70名の受験者が狭い受付へ詰めかけた風景は、アメリカのアマチュア無線志願者の熱気を感じさせるに充分であった。

筆者は受付作業の邪魔をしないよう受付横に控え、時折、試験会場の整理係へ質問しながら、FCCアマチュア・ライセンス試験に関する日頃の問題意識を思い浮かべ、事務作業を観察した結果、今年は多数の受験者に気持ち良く受験してもらうべく作業手順に工夫が加えられていることに気づき、日本のVEチームへの参考として紹介しましょうと思い立ちました。

試験会場の周辺

1. 別添図面による試験会場は受験者36名収容の2部屋からなる、(試験会場の様子は本誌 Dayton Hamvention 2010 ハイライト(1) も併せてご覧下さい)
 
2. VEは、試験会場整理係2名、受付7名および書類作成10名?(5名まで確認済み) 試験監督に各試験会場で7名
 
3. 受験者は過去のコールサイン割当一覧表から推定し約180名
4. 整理係から配布の通番号が記入された紙ファイルに、既得免許証の写し、別添の予備登録書および写真入の身分証を添えた願書を受付へ提出、期間中の受験料は無料
 
5. 2010年から願書受付が電子化され、受付VEが予備登録書の記載内容をパソコン上のNCVEC Form 605へ打ち込み管理する
 
6. 「受験に関する注意事項」は受験者が行列を作り試験会場への入室を待っている間に、回覧板方式で受験者へ周知徹底される
 
7. 1人でも多くの志願者へ受験の機会が与えられるよう、再試験挑戦者には前提条件として、最低必須正答数がテクニッシャン、ジェネラルは各23個、エクストラ・クラスは32個と制定されました。不適切な表現を借りれば、いわゆる「足切制度」の導入です
 
 
8. 身体に障害を持つ受験者には、特別の配慮、支援体制が敷かれております
9. 試験合格者にはその日の内にコールサインが割り当てられ、受付台の壁に一覧表が公示される

試験会場の見取図

2010年度、大会本部の英断により以前は掃除用具とダンボール箱が収納されていた見取図では黄色部分の倉庫室が書類作成の事務室および受付に開放され、過去に問題であったハラ・アリ−ナ廊下の交通渋滞の解消へこの施策を有効利用しています。

2009年までのハラ・アリーナ隅の試験会場 2010年のハラ・アリーナ増床試験会場

本件は2008年度、筆者がハムベンションのガードマンをした時の改善提案のひとつであり、一日本人の提案を検討して頂けるとは考えていなかったため、改善へ引き金を引いたかと思うだけで、内心驚きかつ嬉しくなりました。余談ですが、アメリカでも試験に合格すると「サクラサク」と家族へ連絡するのでしょうか?因みに受付の前に公衆電話が新設されました。携帯電話の時代これには笑うほかありません。

受験予備登録書式   

試験会場の整理係のVEさんにお願いして、次に掲げる140×216 mmサイズの受験予備登録書式を入手しました。この書式は受験に必要な個人情報が全て記入可能で、「記載は明確に」と2回にわたり念をおされている優れものです。

Laurel ARC VEC 受験予備登録書式

あとがき  

ARRL/VEC Tokyo TeamでのVE修行を皮切りに、ノースキャロライナ、 Gcars VE Team、受験者70名を数えた第一回台湾台北での試験および今回入手したARRL/VEC本部からのニュース、Laurel ARC VEC試験の実態視察を通じ、不慣れな試験実務に翻弄されながらも、FCCアマチュア・ライセンス試験の全体像を把握できたように考えています。

出典  http://larcmdorg.doore.net/vec/     www.w8bi.org

 OVERSEAS NEWS 2010.05.24                                   by JA1IFB/KA1Z


  
2009年、デイトンのクラウン・プラザ・ホテルにて、RUSSIA TEAMのデイトン ハムベンション参入が発表されました。この発表を裏づけるように、彼らがWRTCコンテストの紹介を兼ねて、デイトンへ初お目見えを果たしました。ブースには3名のロシア 系アマチュア無線家が詰めておられましたが、残念ながら筆者はロシア語が理解できないため、事実関係のみをみなさんへ紹介します。
      
WRTCの象徴旗 WRTCの記念ポロシャツ

正面の壁にWRTCコンテストの象徴旗を飾り、長机ひとつにポロシャツを並べ、3人がちょこんと座っている非常に簡素なブースでした。折角の機会でありながら、ダスビダニアといって、早くもファイナルを送りました。 (おわり)

 OVERSEAS NEWS 2010.05.23                                   by JA1IFB/KA1Z



ARRL/VEC
デイトン・ハムベンションでARRLが展開しているARRL−EXPO会場のVEC ブースにAB1FM、ソーマさんをJA1FUY/NV1J、川合編集長と表敬しました。一年間を振り返りアメリカの印象など話している折、今年もFCCが過去 6年間に発給したアマチュア無線局免許数の推移表を頂きました。CW廃止によるアップグレードが減少しているものの、2010年第1四半期は前年同期比順調に受験者数と免許獲得者が増加しているようで、傾向は次表の通りです。

2005年から2010年のアマチュア無縁局免許の発給数推移

ARRLがかねてから推進している、アマチュア無線と社会との共存、非常通信を通じた社会奉仕および人材の育成、クラブの活性化などへ重点志向した経営がアマチュア無線人口増加に効を奏しましたと、ソーマさんの回答はいたって明快です。
09年度ARRL/VEC試験概況
項 目
実 績
セッション開催回数
6,400
提供エレメント数
45,000
奉仕VE人数
32,000
増加アマチュア局数
21,000

ARRL本部での立話      
デイトンから少し場所が変わりますが、2010年5月17日、帰国の途次立ち寄った、ARRL本部の廊下で3人の職員さんと立ち話をしました。アメリカでは14のVECがあり、ARRL/VECは全アメリカにおける試験の約70パーセントをお世話しているという、ARRL/VEC試験の平均的規模と特徴を聞きだすことができました。

ARRL/VEC試験の個別分析
項 目
実 績
受験者数
5
提供エレメント数
7
奉仕参加VE数
5
1VE当りの合格者数
1

各VEが居住する地域クラブを中心にして、教会、図書館や学校の無料施設を借り、省力型で永続性のある、普段着の試験が開催されていることが分りました。ARRLが指名したアマチュア無線初心者の指導員の協力を得ながらも、一人のVEが試験毎に少なくとも一人のアマチュア無線家を育て上げる姿が見えてきました。立ち話に加わった一方は現役VEであり、試験の進め方、合格者への事務処理を話す顔はニコニコしていて好感をもてたことを紹介しておきたいと思います。

ARRL/VECはFCCアマチュア・ライセンス試験を開催しアマチュア無線への志願者へ便宜を計るために、ホーム・ページに「Licesing,Education & Training」なるコーナーを設け万全の支援体制と最速の事務処理能力を整えていることも紹介しておきましょう。

出典: www.arrl.org
     2010年 5月14日、デイトン・ハムベンション、ARRL/VECから入手したARRL/VEC分析資料

 OVERSEAS NEWS 2010.05.22                                  by JA1IFB/KA1Z


▼ 2010年5月18日発売「CQ DL 6月号」の表紙と大見出しを紹介します。   

◇ 今月の表紙 − ボーデン湖湖畔での集合場所 − 
              本年も 6月25日から 3日間開催される第35回Ham Radio

本年もフリードリスハフェンの「Ham Radio 2010」に多くのアマチュア無線家が世界各地から集まってきます。そこでは新しい技術の提案、無線機器や自作用部品類から測定機器、新しい無線機器を手にとって見ることができる上に、参加者は新しいアマチュア無線の情報にも接することができます。

6月号の大見出し    

◇ アクティブ・ループアンテナ

◇ アンテナとその周辺機器

◇ Bosch KF-161の改良       

◇ モールス通信 − BASPROMOR プロジェクト

◇ 122GHzバンドへの挑戦   

◇ Ham Radio 2010においてVNWA 2 
  アナライザーの展示、実演

■ DF2BC,アルフレッドさんがLA-390DX受信用
  電磁ループ・アンテナについて解説します。

■ Bosch KF161はアマチュア無線局用に多数販売された無線機で、水晶発信方式とシンセサイザー方式の2機種がありました。とくに前者はAPRS*1に適しています。 DL9CW、マツリーさんがKF161をパーソナル・コンピュータにより操作することを考え、その手法を解説します。

CQ DL 2010年6月号の表紙

*1 APRS−Automatic Packet Reporting System の略称で、WB4APR,ボッブさんが開発し
   たアマチュア局用のパケット通信の応用例を指します。

出典: 2010年 5月18日付、DARCニュース速報版
     

 OVERSEAS NEWS 2010.05.06                                   by JA1IFB/KA1Z




HAM RADIO 2010からのご挨拶 


親愛なる日本のアマチュア無線家のみなさん

我々メッセ・フリードリスハーフェン会社はDARCと共催により、きたる 6月25日金曜日から27日日曜日までの3日間、世界のアマチュア無線愛好家の国際親善と友好を計るため、先日のご挨拶に引続き、第35回大会の実行計画が決定され、次の特別企画を盛り込みながら実施する運びとなりました。

初心者育成とリーダー養成のための「コンテスト・ユニバシティー」、「ハム・ラリー」、「ハム・キャンプ」およびアマチュア無線の先生の教育、同時にDARC創立60周年記念と年次総会を通じて、40人の講演者による13の講演会などに加えて、土曜日には無線機を搭載したバルーン・アマチュア無線局を飛ばす特別企画の試みなど、楽しい催物を準備してみなさんの来場をお待ちしております。

大会関係者を代表して、はるか日本から多くのアマチュア無線家が参加されるよう念願しながら、ご案内いたします。
                                       メッセ・フリードリスハーフェン株式会社
                                       広報担当役員 ウオルフガング コエレ



Ham Radio2010 参考情報

(1) 開催地

Neue Messe 1 88046 Friedrichshafen、 Germany
Tel: +49 7541 708−309 Fax: +49 7541 708−2309
Mail: www.messe-friedrichshafen.de 

(2) Ham Radio2010 案内

項 目
 案 内 明 細
開催日
 2010年 6月25日(金) − 6月27日(日)
開催時間
 金曜日 − 土曜日、 午前9時 − 午後6時  
 日曜日          午前9時 − 午後3時
主 催
 ドイツ・アマチュア無線クラブ(DARC)
協 賛
 メッセ・フリードリスハーフェン 株式会社
展示数
 30ヶ国、200展示ブース
 展示品はその技術に応じて、世界レベル、EUレ ベルおよび
  ドイツ国内レベルに分類、展示される
展示面積
 29,000 平方メートル

(3) 会場の平面図


ホール A1 ハムラジオ 無線機器、測定機器、アンテナ、周辺機器、エレクトロニクス機器
  ハムトロニクス
  エレクトロニクス、ハードおよびソフトウエアー、周辺機器 クラブ、連盟関係ブース
     A3 フリーマーケット
     A4 フリーマーケット
     A5 フリーマーケット
西口ホール  第61回DARCコンスタンス・ミーテイング会場
ハム広場   ハム・キャンプおよびバルーン無線局のデモンストトレーション
公衆電話 西口のバス停横に日本式の公衆電話があります

(4) Ham Radio 2010 入場料
番号
入場券の種類
入場料(ユーロ
備  考
1
 当日入場券
8.00
-
2
 3日通し入場券
15.00
-
3
 当日割引入場券
6.50
学生、定年退職者、身障者
4
 3日通し割引入場券
13.00
学生、定年退職者、身障者
5
 12−18歳
4.00
テインーネジャー
6
 幼児ー12歳
無料
幼稚園児、小学生
7
 団体入場券
6.50
20名以上の団体で1名当り
8
 カタログ
1.50
-

(5)日本からの行き方 
現在、日本からフリードリスハーフェンへのパック・ツアーは見当たりませんので、個人旅行になります。成田からはロンドン、パリ、フランクフルト、ハンブルグ、名古屋からはパリ、関西からはアムステルダム、福岡からは韓国釜山経由ミュンヘンへ(この経路はルフトハンザが就航していますが、日本では馴染みが少ないようです)、そうしてヨーロッパの空港でフリードリスハーフェンへ乗り継いで行きます。

ドイツ国内ではフランクフルトからルフトハンザ、ベルリンおよびハンブルグからインタースカイが就航しています。詳細はwww.fly-away.de また観光案内を兼ねたホーム・ページTourist-Information Friedrichshafenwo を参照下さい。旅程の作成は最寄りの旅行社に相談されることをお勧めします。


筆者の手許には次のような美しいフリードリスハーフェン空港の滑走路の写真が届けられました。しかし、空港を一歩出ると周囲にはなにもありませんから、時間帯によっては空港ビル内で、洗面、軽食を済ませて、コーヒーショップの前にある案内所からタクシーの手配をしてもらうことが良いでしょう。因みに、メッセまで15ユーロとチップ2ユーロ、時間は約20分です。シャットル・バスがありますが、急ぎの向きにはタクシーが便利かと思います。

フリードリスハーフェン空港の滑走路全景

筆者の経験によると、スイス・チュリッヒ空港から鉄道の駅クロテン経由またはフルンクフルト発ウルム経由の鉄道利用は、クロテンとウルムの駅施設が悪いため列車に乗り間違いやすく、便利な駅施設に慣れている日本のみなさんへは、お勧めできません。

(6) 宿泊ホテル 
Ham Radio 2010は下表のような独自のホテル格付けをしています。
参考サイトは、http://hamradio-friedrichshafen.de/ から目次の Anreise & unterkunft をクリック、Hotelzimmeranfrageの指定手順にしたがい予約をするか、www.deutschebahn.com から適当なホテルを探して下さい。
                                                   単位=ユーロ
区 分
A+
A
B
C
D
シングル・ルーム
約160
105-160
75-105
55-75
30-55
ツイン・ルーム
約180
130-180
100-130
70-100
40-70

共通条件: バイキング方式の朝食付
A+: バスまたはシャワーとトイレ付 A: A+と同じ B: シャワーとトイレ付 C: シャワーとトイレ付  
D: ホテル共同施設利用

◇ あとがき
特別講演会の要旨が未発表であることが少し気がかりであるが、旅のヒントを三つ紹介しな がら、日本のアマチュア無線家に向けた案内文をお開きにしましょう。

◇ 旅行者で混みあう場合クリーニングを受付けないホテルがあります。その時は、シャツ を着たままシャワーを浴び、上から順番にシャツを洗濯して行きます。最後に体を洗い、洗い上がったシャツはバスタオルに挟み、上から足で踏んで水分を取り、室内にて干しておくと翌朝は乾いています。時折、筆者が試みる手法?です。

◇ 展示場は屋内ホールに設営され快適な環境です。しかし、不幸にも体調を崩された時は、 直ぐA1建屋右側の救急医務室で、担当医師の診察を受けて下さい。その折は、A4サイズの紙にタテ、ヨコ番号入りのマス目を作り、その中に自分の体を書き込んで、さらに痛い部位と気分の悪いところを×印にて表示して医師に見せ相談すると、比較的容易に体調の悪い様子が医師へ伝わります。

◇ フリーマーケットでは旧東欧のアマチュア無線家の出展が多く見られ、ロシア語で商売 をしています。10店に一人は英語を話す女性がいますから、通訳をお願いするのが良いでしょうね、とくに電子部品の名称表示法が異なり、単独ではロシア系の話法は全く理解できません。

Ham Radio 2010本部からの私信とホーム・ページを参考に、みなさんのお役に立てばと考え、海外旅行時の留意点を紹介しました。 おわり

出典: http://hamradio-friedrichshafen.de/   www.deutschebahn.com   www.fly-away.de
     Tourist-Information Friedrichshafenwo
     Messe Friedrichshafen GmbH からの私信

 OVERSEAS NEWS 2010.05.05                                   by JA1IFB/KA1Z



Kansas City DX Club(KCDXC)はきたる2010年 5月15日(土)、 午後 8時から深夜にかけ、「第30回CW Pileup Contest」記念大会を、 デイトン・クラウン・プラザ・ホテル 525号室で開催します。今回は参加者全員を心ならず驚かせる企画が盛り込まれているようです。

Kansas City DX Clubのロゴ

CW Pileup Contest の競技内容

525号別室において6名一組によるCW受信実技が行われます。時間は約5分間、送信速度は毎分150文字で、2009年度実施されたDXペディションを再現したようなQRM,QSN,QSB環境下、実在のコールサインがCW Pileup として流れてきます。頼信紙に1局でも多く筆記受信を行い、3名の採点者による採点の後、結果が次々に壁紙へ発表されて行きます。挑戦者は一喜一憂しながら、ウイスキーを手に数ヶ国語が飛び交う、大アイボールQSOが繰り広げられます。過去3年の上位10名を次表に紹介しましょう。

-
2007
2008
2009
Rank
Call sign
Point
Call sign
Point
Call sign
Point
1
VE3DZ
51
W9WI
52
VE3DZ
51
2
W9WI
49
VE3DZ
50
W9WI
49
3
K4BAI
47
KE3Q
50
K4BAI
47
4
N2NC
46
K1VR
49
N2NC
46
5
KL9A
46
W5ZL
48
KL9A
46
6
VE3XB
44
K5ZD
47
VE3XB
44
7
K1VR
43
VE3NE
47
K1VR
44
8
KE3Q
43
K1DG
47
N9RV
43
9
K1DG
43
W2UP
47
KE3Q
43
10
KK8I
42
K0AP
47
K1DG
43
     過去3年のCW Pileup Contest結果

優勝賞品
      
Icom IC-7000
参加は無料ですが、アルコール系飲み物はグラス、ダブル一杯5ドルです。ところで、深夜零時を過ぎると売れ残ったお酒が振舞われ、さらに大騒ぎに発展する中、表彰式が行われます。今年の優勝賞品はIcom IC-7000と報じられていますが、2.5kWアンテナ・スイッチ他多数の賞品が用意されているようです。筆者が参加した2008年度はビール1箱という賞品もありました。

筆者は2007年に初めてデイトン・ハムベンションを訪れた時、賑やかに朝食を取っているグループに飛び込んだことが切っ掛けで、このCWコンテスト主催者、KCDXCメンバーさんと交流が始まりました。

しかし、過去において数人の日本のアマチュア無線家しかこのコンテストに参加しておりませんので少し寂しいですね。上位を狙うコツは最近のDXペディションに参戦してパイルアップに慣れている、流れるような丸い字体でCWを筆記受信することにあります。

出典: www.hamvention.org  http://www.kcdxclub.com/

 OVERSEAS NEWS 2010.04.22                                   by JA1IFB/KA1Z



2010年 4月22日現在、大和アマチュア無線クラブ所属のメンバー3名による「P29 DXペディション」がアマチュア・バンドを賑わせております。この運用を報じるRSGBのニュース速報版に掲載された発表記事を転載します。

Three members of the YAMATO Amateur Club, Mat, JA1JQY, Sasi, JA1KJW and Kuni,
JA8VE will be QRV from New Britain Island, which is IOTA reference OC-008, until 23 April. They
will set up two stations, and operate all bands from 160m to 10m using CW and SSB, P29VJY, QSL via JA1JQY, P29VKJ, QSL via JA1KJW and P29VEK QSL via JA8VE.


上記はたった4行の短い英文にDXerへ伝達すべき要点が的確に盛り込まれており、今後、 日本から発信する英文アナウンスメントの模範文として参考になると思い、紹介しました。

出典: 2010年 4月22日付、RSGBニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.04.15                                  by JA1IFB/KA1Z


▼ 2010年4月14日発売「CQ DL 5月号」の表紙と大見出しを紹介します。   

今月の表紙 − アワードの申請 − 新しいDARCの手順

通常はアワード・ハンターとアワード発行者がおり、アワード発行に当たり、双方の間で交信内容をハム独特の誇り高い検証、証明方法を踏襲し確認しています。

今はDARC推進のDCL*を利用することにより一連の申請を承認しましょう。現在のDCL申請方法は非常に簡単で、アワード・ハンターにとって快適なものです。そうして申請の簡素化から新たに勝ち得た時間を有効に利用してアマチュア無線を楽しみましょう。

5月号の大見出し   

◇ 自作派のツートーン・テスト 

◇ 7MHz用QRPトランシーバー

◇ VNWAは測定用の七つ道具

◇ 業務管理費の試算

◇ GHz技術 − 50セントのダイオード

◇ IARUミーティング

■ 自作派のツートーン・テスト

DF3OS、シュタイノルトさんがSSB送信機のツートーン発振器による調整法を解説します 。

CQ DL 2010年5月号の表紙
DH5FFL、ヒューパーさん撮影

7MHz用QRPトランシーバー
   
KK7B設計による7MHz用のSSB/CW送信機について、DL4ZAG,ウエバーさんが、出力5Wで良く仕上がっているトランシーバーのDDS−VFO,CWフイルターおよびLCデスプレイなど性能を検証します。

* DCL、 DARC Contest Logsの略称で、DARCが推進する電子ログ・システムを指します。

出典: 2010年4月15日付、DARCニュース速報版 
     
 OVERSEAS NEWS 2010.04.01                                   by JA1IFB/KA1Z




2010年 3月21日、DARCとドイツ・ザール地区にあるDOK Q13、イリンゲル・クラブが、来る 4月11日に開催する「第9回イリンゲル・アマチュア無線デー」の計画をDARCホーム・ページに発表しました。

小さなクラブですが、「アマチュア無線とその技術への貢献」を合言葉に、アマチュア無線、フレア・マーケット並びに専門的な講義、自作派の作業コーナ、青少年向けの工作実験室などをDARCと共催し、アマチュア無線家とこれからアマチュア無線に手を染める、初心者のみなさんの参加を、お待ちしております。われわれはこのような機会を捉え、無線、電子技術を社会へ意欲的に還元を目指す、アマチュア無線地域クラブの優等生と任じています。


2010年度の技術講演会   

演題 1: 短波用バーチカル・アンテナの打上角におよぼす設置環境の影響(工学博士)  
    2: ドイツ気象観測業務用の気象観測気球の追跡       (電子工学技術士)  
    3: アマチュア無線局設備としての「稲妻と避雷針」について     (工学博士)

過去の技術講演会風景

小さな地域に根着いたアマチュア無線クラブとはいえ、お二方の工学博士を揃え、あらかじめ講演要旨を公表して、アマチュア無線技術の周辺話題を取り上げ、講演会を主催することは大変有意義と考えます。

キッズ工作室

われわれドイツ・アマチュア無線クラブの催物には写真のような「キッズ・コーナ」を必ず 設営して、次世代の育成に取り組んでいます。

ドイツの青少年達が工作に挑戦している風景

アマチュア無線家のための工作室

美しい自作無線機器の展示を兼ねた工作室の一隅

26GHzスペクトル・アナライザーと4.2GHzシグナル・ジェネレーターを配置した測定コーナ アマチュア無線用ソフトウエアの更新コーナ

開催会場イリンゲン・カルチャー・フォラムの全景
開催地
   
会場となるイリンゲン・フォラムはザール地区のザールブリュケンから車で15分ほど北上したイリンゲンという町にあり、また、ルクセンブルグ大公国から東北40分およびフランクフルト国際空港から南西約90分の、いわばフランスに近い地域にあります。

あとがき   

現在ドイツには約1,200のDOK、登録アマチュア無線クラブ3,000があります。筆者はこれらのアマチュア無線クラブのそれぞれ特徴を誇る地域活動に興味を持っていましたから、狙っている主題が自作派に偏る傾向にあるものの、「山椒は小粒でぴりりと辛い」を地で行くイリンゲル・クラブを見つけ、「イリンゲル・アマチュア無線デー」開催を前にして、取り急ぎ読者の皆さんの参考に紹介しました。


イリンゲンの町の佇まい

 フレア・マーケットは「蚤の市」で、ジャンク市を指します
 前回の写真を参考として紹介しています

出典: 2010年 3月21日付、DARCニュース速報版     http://ham.darc.de/illingertagung/

 OVERSEAS NEWS 2010.03.20                                   by JA1IFB/KA1Z



モンゴル・ラジオ・スポーツ・フェデレーション(MRSF)が新しいQSLビューローをこのほど開設しましたので、
お知らせします。

モンゴル国JT1AO局のQSLカード
JT QSLビューローの住所

  MRSF QSL Bureau PO Box 573

  Ulaanbaatar 16092、   

  Mongolia

(注): モンゴル国の首都ウランバートルは英語で「Ulan Bator」と辞書にありますが、モンゴル語では
「Ulaanbaatar」になっています。QSLカードを郵送する時は、モンゴル語表示が無難でしょう。

出典: 2010年3月20日付、RSGBニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.03.19                                  by JA1IFB/KA1Z



   
2010年 3月19日、イギリスRSGBからG8ATD、バーターさん編集による参考書「Microwave Know How」が発売されましたので、紹介しましょう。

この参考書はアマチュア無線のマイクロ・ウエーブ帯運用の無線装置を自作するアマチュア無線家のために最新技術を収録、編集した集大成です。

この参考書に収めた資料と図面類はマイクロ・ウエーブ技術に貴重な経験と鋭い造詣を有する世界の筆者達から提供されています。発表されている無線設備プロジェクトは最新の部品類を駆使し、最新技術に立脚して実験、検証されていることはいうまでもありません。
書籍: 174×240mm、172ページ
価格: 連盟非会員向け、12.99ポンド

主要記事内訳
◇ 23、13および6cm用アンテナのデザイン

◇ 23cmおよび10GHz用のパワーアンプ

◇ マイクロ・ウエーブ用測定機器

◇ 13cmバンドのための有用なフイルター技術と実際

◇ 5.7GHz、10GHzおよび24GHz帯の商業無線機器の改造

◇ YIG LO *1を使用したS-バンド用コンバーター

◇ DDS *2またはMMIC *3を使用するための補助発振器

マイクロ・ウエーブ・ノウハウ参考書の表紙

*1 YIGフイルターを内臓ミキサー回路
*2 DDSは「Direct Digital Synthesizer」を指します
*3 MMICは「UHF用チップ高出力アンプ」を指します

出典: 2010年3月19日付、RSGB、新刊図書紹介のホーム・ページ   
     
 OVERSEAS NEWS 2010.03.18                                   by JA1IFB/KA1Z



2010年 3月18日、DARC印刷部からLEDを使用したアマチュア無線家向けの世界時計が発売されました。特に新しいニュースではありませんが、シャックの壁飾りに格好の調度品と思われますので、紹介しましょう。

サイズ: 550 X 360 X 40mm   

重量 : 3.35kg

時計 : 水晶発振   

表示 : デジタル24時間表示   

電源 : 9V/800mA   

価格 : 89.00 ユーロ税込み

LED 世界時計の時間表示パネル
 

◇ 表示世界時刻  
アンカレージ(アラスカ)、バンクーバ(カナダ)、ロサンジェルス(アメリカ西海岸)、シカゴ(アメリカ中部)、ニューヨーク(アメリカ東海岸)、メキシコシテイ、リマ(ペルー)、リオデジャネイロ(ブラジル)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、ロンドン、パリー、ベルリン、カイロ(エジプト)、ナイロビ(ケニヤ)、カプシュタッド(南アフリカ)、モスクワ(ロシア)、ジュバイ(アラブエミレート)、シンガポール、北京、香港、ソウル、東京、パース(オーストラリア西海岸)、シドニー(オーストラリア東海岸)

◇ あとがき  
2010年 6月25日から27日までの3日間、ドイツ・フリードリスハフェンで開催される「HAM RADIO 2010」のお土産として、第一候補となるように思います。

出典: 2010年3月18日付、DARCニュース速報版

 OVERSEAS NEWS 2010.03.14                                  by JA1IFB/KA1Z


▼ 2010年 3月13日発売「CQ DL 4月号」の表紙と大見出しを紹介します。   

今月の表紙 
  
今月号の表紙を飾っているドイツ南部に建設された、ドイツの無線通信発展の申し子大型パラボラ・アンテナは残念ながら、「産業記念碑」として御用納めとなったことを報告せねばなりません。

電波を利用した天体観測設備は過去の遺物ではなく、電波天文学および宇宙通信技術を編み出し、また、一部の裕福なアマチュア無線家の宇宙通信に関する興味をそそった大切な技術革新への1里塚であります。今後、このアンテナをEME *1通信に役立てると共に、アマチュア無線グループの行楽目的やフィールドデーの格好な舞台として利用されましょう。

◇ 今月の大見出し
      
◇ 2m用モノバンダーの紹介   
  型式AT-588 2mバンド・バージョン(送信出力60ワット)  周波数帯 144-146MHz、変更可能な参考周波数帯    136-174MHz

◇ 70cm用モノバンダーの紹介 
  型式AT-588 70cmバンド・バージョン(送信出力40ワット
 )周波数帯 430-440MHz、変更可能な参考周波数帯
 400-490MHz

◇ ネットワーク・アナライザー VNWA *2  

◇ 3および4番目の見出しは文字化けのため翻訳を割愛し
  ます 

◇ バーチカルアンテナ − オメガ・マッチング

■ ネットワーク・アナライザー VNWA 2 
デジタル表示機器に対して、ベクトル・ネットワーク・アナライザーは表面上のまたネットワークに隠れて差動している全てのデータを取り込み、設備の作動状況が把握できる特徴を有しています。しかしながら、アマチュア無線用に商業級の機器を買い入れることは珍しいと思います。

よしそれなら、DG8SAQ,バリエル博士の協力を頂き、筆者DJ9CS、ショルツ博士が、自作派アマチュア無線家向けに、1kHzから1.3GHz 解析用VNWAを自作する時の概念と考え方を読者の皆さんへ授けましょう。

CQ DL 2010年4月号の表紙
DL1GZ、クレ ンケさん撮影


*1 EMEは「Earth-Moon-Earth」の略で、月面反射通信を指します
*2 VNWAは「Vector Network Analyzer」の略です。

出典: 2010年3月13日付、DARCニュース速報版   
     
 OVERSEAS NEWS 2010.03.08                                   by JA1IFB/KA1Z



2010年2月6日の本誌Qtc−Japan.comで公開した「DARC−QSLカード関連業務の改善」の第2報がDARCから発表されました。基本方針は従来の紙QSLと紙ログおよび各種申請書に替え、最新式の電子データをそのまま受理するとすることにあります。その目的は次の工程図により、一目瞭然と思われますが。アマチュア無線連盟業務の泣き所の改善骨子を紹介しましょう。

電子化QSLカードと電子化データの事務処理の流れ


DARC
 Deutscher Amateur Radio Clubの略称でド イツ・アマチュア無線連盟を指します
eQSL
 N5UP、モリスさんが主宰するQSLカードの電子化交換システム
ADIF
 Amateur Data Intrerchage Formatの略称で、アマチュア無線の各種データを
 変換、送信するソフト
Contest Logs
 DARCの推進する電子ログ・システム
Neu
 ドイツ語で新しいという意味の単語
DCL
 DARC Contest Logbook、新しい承認データ・ベース

eQSLビューロ(注1)とドイツのDARCコンテスト・ログブック(注2)が連携することができるようになりました。DARCのアワード発行担当者が最終的に申請の事実関係を確認する際に、このDCL QSLデータが照合に使われます。eQSLとDCLの照合はN5UP,モリスさんのご尽力のお陰により短期間で軌道に乗りました。とくにブロンズ会員のeQSLがDARCのアワード発行者の仕事を速くしています。「一歩また一歩の仕事の歩み」となりますが、経緯は(注3)別添資料に見ることができます。

以前、DCLの利用は活発なコンテスターに限られていましたが、今年1月からIOTAプログラムの活発なアワード・ハンターはQSLカードのデータをキーボードから打ち込むだけで、申請書作成の手間が省かれました。また多くの要望にしたがいADIFインターフェースによるデータアクセスの道も開きました。ADIFを経由してアワード発行担当者は必要なQSLデータをDCLに取り込み利用することができるようになり、ADIFはアマチュア無線にとって重要な情報伝達様式になるものと思われます。

(注1): http://www.eqsl.cc
(注2): www.darc-contest-logbook.de
(注3): http://www.dxhf.darc.de/~dcl/public/dcl-eqsl-22-feb.pdf

出典 : www.darc.de
 OVERSEAS NEWS 2010.02.22                                   by JA1IFB/KA1Z




YI9PSE Kurdistan DXペディションは、NCDXF、INDEKAおよびPCARS,TCDXAその他個人の支援を受けながら、順調に準備が進行しています。イラク・テレコム大臣の許可も受け、2010年 4月 2日現地に到着、4月12日に撤収する計画です。4月 2日、夕刻より10−160m(WARC Bandを含む)のSSB、CWおよびRTTYを5局同時に、4月11日夕刻まで運用します。運用周波数は発表されていますが、Kurdistanは初めての運用ですから、そのパイルアップはた易く見つけられるでしょう。

チーム・メンバー  日本におけるパイロット局: JA1ELY Toshikazu Kusano

AH6HY David Flack、FM5CD Michel Brunelle、 JH4RHF Jun Tanaka、 
N2WB Bill Beyer N6OX Bob Grimmick、 K3LP David Collingham、
K3VN Al Hernandez、 N6PSE Paul Ewing N2WB Bill Beyer、   
N6OX Bob Grimmick、 W5KDJ Wayne Rogers、W0UCE Jack Ritter、
YI1UNH Heathem Sabah

QSLマネージャー    QSL Via N6NKT、 Mr. George Williams
                  3600 Springbrook Dr. San Jose, CA 95148 USA

出典: www.rsgb.org
     www.yi9pse.com 

 OVERSEAS NEWS 2010.02.19                                  by JA1IFB/KA1Z


▼ 2010年 2月17日発売「CQ DL 3月号」の表紙と大見出しを紹介します。   

今月の表紙 − 海賊退治
  
周波数監視はドイツにおいて承認された公共機関が行っています。通常はドイツ国とアマチュア無線が業務連携した周波数監視システムです。DARCの40年間にわたる監視業務を振り返って見ると、その成果を確実に収めてきていることが分ります。

CQ DL3月号の大見出し

◇ 自作派への測定技術指南

◇ Drake TR-7用新規ミクサーの試作

◇ 鉛蓄電池の出力電圧と復活法

◇ ネットワークの部分的な切り替え法

◇ レトロラジオ - まな板シャーシイ上の止め金の処理法

◇ 安定運用  

Drake TR-7
CQ DL誌にしては誠に珍しく、題目と補足説明文の要旨が全く異なります。ニュース作成時の単純誤植と推定されるため、今後、修正されることを期待しながら、今回は翻訳を割愛します。

鉛蓄電池のモニタースイッチ    
戸外で移動運用している最中に蓄電池の放電を防止できるであろうか?筆者のDG7XO、オリバーさんは実際の蓄電池の充電度を知るための、マイクロコントローラーを開発しました。この装置は赤色LED発光により移動運用の可能時間と鉛蓄電池の再充電の必要性も知らせる機能を有しています。

CQ DL 2010年3月号の表紙
DJ9KR、ウルリッヒさん撮影
 
    出展: 2010年2月17日付、DARCニュース速報版   
         
 OVERSEAS NEWS 2010.02.12                                   by JA1IFB/KA1Z





親愛なる日本のアマチュア無線家のみなさん

私、Klaus Wellmann、CEOはHAM RADIO 2010のプロジェクト・マネジャーに新人のRethgeber Petraを指名いたしましたので、日本の アマチュア無線家のみなさんへご案内いたします。

彼女は前任者のThomas Grenwaldの路線を踏襲しながらも、アマチュア無線の新しい挑戦と活性化に取り組み、フリドリスハフェンにおける3日間、みなさまへアマチュア無線を満喫して頂けるように万全の企画をしております。

JA1IFB/KA1ZがHAM RADIO 2009の全貌について、余すところなく お伝えしたと報告を受けております。さらに今年は「新しい挑戦と活性化」をフリドリスハフェンにて強調したく、新規な催物と提案をします。日本からヨーロッパまでは遠い道のりですが、ドイツ観光を兼ね、HAM RADIO 2010をお楽しみ頂けるようにと念じながら、紹介かたがた、本件の趣旨を日本のみんさんへお伝え下さるようお願いします。  この案内状をお読み頂き有難うございます。

Walfgang Kohle Press Spokesman、 Director Messe Friedrichshafen GmbH


出典: 2010,02,11日付、私信

 OVERSEAS NEWS 2010.02.07                                   by JA1IFB/KA1Z




◇ ようこそウエブサイトへ    
EA5BYP、Elmo および EA5KM、Javierの2人は、きたる2010年 4月にAF-039のAnnobon IslandへDXペディションを行います。詳しい日程は決まり次第速やかに発表する予定です。

われわれは10から160メーターバンドのCW、SSB および RTTYを、特にローバンドとCWに力点をおき運用します。2台の送信機を用いますが、オペレーターがたった2人ですから、辛抱強くお付き合い下さるようお願いします。Annobonからの運用中、インターネット接続はできませんので、交信ログはDXペディション終了後公開します。

それでは「Pile-up」でお会いしましょう、有難うございます。

出典: www.rsgb.org 2010年2月6日付、ニュース速報版     
     www.3c0c-annobon.com

 OVERSEAS NEWS 2010.02.06                                   by JA1IFB/KA1Z

    

アマチュア無線連盟中でドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブ(DARC)の機械化された一連のQSLカード転送法が高い評価を受けてきました*1。しかし、QSLカードを発行、収集し、収集したQSLカードを基にアワードを申請するアマチュア無線家個人および連盟の費用負担が嵩み始めました。その上、QSLビューロ利用者に偏りがあるなど、QSL転送業務と紙QSLカードの取り扱いに問題解決の微調整が望まれていたことも事実です。

 DARCの業務改善報告書の骨子*2
その改善策の一環として、DARCは2010年 2月 4日付ホームページで、QSLカード転送業務とQSLカードの取り扱いについて、将来を見据えた抜本的な改善案を発表しました。DX、HF通信およびQSL転送連携業務に関する報告書がそれで概要を紹介します。

今回DARCがまとめた業務改善提案の骨子が上表です。DARCコンテスト・ログブックおよびeQSLビューロによる電子QSLデータを従来の紙QSLカードと同様に認知するという、その改善報告は誠に明確であります。

「コンピューターから承認、アワード証書」を目標に、QSLカードの発行、収集の手間、申請および承認業務を省力化する。従来、「交信―QSL交換―申請―承認、証書」の流れで、全体の約3割しか使えなかった緑色で表す交信可能時間を、電子QSLデータを承認、採用することにより、約7割に倍増させる。

捻出された時間を交信に当てアマチュア無線を楽しめるよう考案されています。この前段階として国内登録局の2倍数175,000局分のデータベースをDARCは既に構築、整備が完了しています。

* 1 本誌qtc−japan.comヨーロッパに見る代表的QSL転送方式」を併せてご覧ください。
* 2 DARCの業務改善報告書の骨子を和訳すれば下記のようになります。

* 3 今後、DARCから具体的な業務の形態と手順が発表されるものと推定されますから、ニュースを入手次第、速やかに詳細をみなさんへお知らせする積もりです.

出典: www.darc.de
     http://www.eqsl.cc
     www.darc-contest-logbook.de






 OVERSEAS NEWS 2010.02.03                                  by JA1IFB/KA1Z

136ページ構成、15.00ユーロ(税込)
 

日本では平成21年 3月30日に総務庁からアマチュア無線向けに135kHzが割り当てられ、日増しに長波帯の通信に関心が高まってきています。遠い海の向こうドイツではアマチュア無線家達が長波通信について、いかなる参考書を読破し勉強しているのか、紹介しましょう。

◇ 長波および中波帯のラジオ受信    
VHFの通信ネットがあるにもかかわらず、昨今は長波および中波帯の割り当てが認可されています。この参考書は長波および中波帯の受信、無線設備および送信とそのプログラムについて解説をしています。

◇ パソコンによる長波帯の受信

30kHz以下の長波帯電波の受信は無線技術の真髄であることはあまり知られていません。というのは、長波帯は強い信号で交信する海軍関係の通信業務に使用されていた経緯があり、この周波数領域を受信するには、今日までコンバーターを自作またはプロ仕様機を購入するかしかありませんでした。

しかしながら、ソフトウエアはインターネットからダウンロードすれば費用は少なくて済み、サウンドカード付のパソコンで大変簡単に24kHz以下の長波帯を最近は受信できるようになりました。イギリスの著名なアマチュア無線家二人の写真を添えながら体裁良く本書はまとめられています。

68ページ構成、9.80ユーロ(税込)
解説内容の目次

□ 中波および長波帯の領域
□ 中波および長波帯の信号の聞き方は?
□ 中波帯の信号受信時の問題点 
□ 中波および長波帯用の最適な受信設備は?
□ 特別仕様の受信設備は?
□ 商業電源またはバッテリー電源?
□ 車両搭載用の受信設備は?
□ 古典的な受信機によるAM信号の受信法
□ 外部アンテナによる最適な受信法
□ 簡単なワイヤ・アンテナの利点
□ 受信方法の計画化
□ そこに何が聞こえるの?
□ バンド・プラン
□ いかに海賊放送局の識別するか?
□ 中波および長波帯でのモールス信号の機密保持?
□ 入門設備購入時の解説と案内






226ページ構成、9.80ユーロ(税込)

◇ 長波、超長波領域における方位測定技術    
波長1から100キロメートル、周波数では 3から300kHzの長波および超長波領域における無線設備は、驚くべき優秀な方位測定技術をもたらすことを知るアマチュア無線家は少ないでしょう。小型のDCF77*1 水位受信機で数メートル深さのパイプラインの追跡が可能なように、この技術は魅惑的である。また管理費用の嵩む倉庫や土地の囲いなどにも有用であります。本参考書は多くの写真を添付しているアマチュア無線叢書20番です。

*1 DCF77: Dはドイツ、Cは長波信号およびFは地名のフランクフルト、77は 77.5kHzの電信形式による長波時報信号と周波数標準電波局を指します。フランクフルトから約2000キロメートルまで信号が受信利用できるといわれています。

◇ 長波帯でのQRV     
135.7から137.8kHz運用のための送信機、受信機およびアンテナ類の自作について解説します。低い周波数帯で運用するには、既製無線設備、アンテナおよび周辺機器を購入することができませんから、必然的に半田ごてを手に自作しなければならない。

104ページ構成 17.80ユーロ(税込)
本書は、新しく136kHzバンド運用を計画する時に参考となる、無線機器自作に関する課題をドイツ語で著わした最初の書籍です。この入門書が解説する内容は136kHz帯の世界へ参入するため、107枚の写真と回路例を示しながら実験に立脚した無線機器の製作提案、すなわち長波帯の運用で実際に培われた多くの専門的技術上の秘訣を分野別に整理したアマチュア無線家向け集大成であります。

◇ あとがき      
さりげなく「CQ DL編集部」の机上に並んでいた、ドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブ(DARC)が発行する、中波および長波帯の技術解説、参考書に光を当ててみました。写真、回路図面および構成図面が多用されているとはいえ、上記4冊、534ページのドイツ語で著された参考書を読み解くことは日本人アマチュア無線家にとって至難の仕事と思われますが、敢えて紹介しました。

出典: www.darc.de

 OVERSEAS NEWS 2010.01.28                                   by JA1IFB/KA1Z

国際宇宙ステーションからのSSTV実験  

この週末、1月28日から29日にかけて国際宇宙ステーションから、SSTV送信実験が 予定されています。

国際宇宙ステーションからのSSTV画面
運用期日: 2010年1月28日〜29日

運用時間: 09:00−14:00 UTC

周波数 : 音声とSSTV 下り 145.800MHz

Voice アップリンク  ITU-1
(ヨーロッパ、アフリカ、ロシア) - 145.200MHz

Voice アップリンク  ITU 2 & 3
(他の場所) - 144.490MHz

システム: PD-160 SSTV *

* SSTVのモードの一つでPD-160の送受信時間は161秒、サイズ512×400ピクセル、色差方式です。

Packet up and downlink - 145.825MHz
U/V Repeater Uplink - 437.80MHz
U/V Repeater downlink - 145.80MHz

出典: 2010年1月27日付、DARCニュース速報

 OVERSEAS NEWS 2010.01.17                                   by JA1IFB/KA1Z


▼ 2010年 1月15日発売「CQ DL 2月号」の表紙と大見出しを紹介します。   

今月の表紙 − シャックにマック(MAC)を!  

マックの利用者による愛好会が切れ目なく増加しています。流行に沿いアマチュア無線家がマックをアマチュア無線の世界にも、「アップル・ロゴ」つきのパーソナル・コンピューターを彼らのシャックへ持ち込み使い始めています。これらには十分なプログラムが組み込まれていますが、今後、さらに研究しなければなりません。

2月号の大見出し

Yaesu FT-8900R 
   29/50/144/430MHz FMトランシーバーの試験報告

ドレーク TR-7 のレストア  

ローテーターのインターフェースの試作

バルコニー用アンテナ       

OBW-10-5、10エレメント・ワイヤ・ビームアンテナ
  10-12-15-17-20m用5バンドアンテナ

トランスポンダー・プロジェクト
CQ DL 2010年2月号の表紙
写真はDC7VS、ヘンケルさん撮影
 
    ドレーク TR-7のレストア (restore:元に戻すこと)
    いつも無線機を作り出すより納戸から何かジャンクを見つけることが良い方法に決まっています。
ドレーク TR-7 HF トランシーバー

われわれの筆者、DK2OQ、ルーテルロップさんは、30年もの前のドレーク TR-7 を担ぎ出した。そうして、受信部に注目して、アップバーターを取り付け、最新の技術を付加することなく、運用可能なトランシーバーに作り変えました。

HF帯用ポータブル・2エレメント八木・アンテナ
DK7ZB、ステヤーさんがポータブル・2エレメント八木・アンテナを紹介します。

出展: 2010年1月15日付、DARCニュース速報版     
     Welcome to Yaesu.com    
     R.L. DRAKE VIRTUAL MUSEUM

 OVERSEAS NEWS 2010.01.05                                   by JA1IFB/KA1Z


Mr. Knut Magne Haugland, LA3KYを偲ぶ


Mr. K. M. Haugland, LA3KY (SK)

「コンテイキ号冒険航海」*1の最も長生きした乗組「コンテイキ号冒険航海」*1の最も長生きした乗組員員、Mr. K. M. Haugland, LA3KY は、すぐる12月25日、享年92歳で安らかに永眠されました。謹んでご冥福をお祈りします。

◇ コンテイキ号のことなど
ノルウエーの人類学者Dr. Thor Heyedale がポリネシア人は南米から移り住んだという学説を検証するために、軽量バルサ材のいかだ船「コンテイキ号」に乗組員 6人の命を委ね、南米ペルーからイースター島までの探検航海に挑みました。

Mr. K. M. Haugland は探検航海中「コンテイキ号の無線通信士、LI2B」としてその重責を果敢に果たされました。数台の無線機を頼りにした快挙はW4BPD,Gus M. Browning, W9WNV, Don Miller によるDXペデイションを遡ること1947年のことであった。数々の記念品と遺品がノルウエー・オスロー郊外の「コンテイキ号博物館」に納められています。

ヘイエダール博士他5人のコンテイキ号乗組員 コンテイキ号の探検記録にも登場する修理場面


この探検航海の LI2B 局は、終段真空管2E30に入力10ワットで、電話とCWが送信可能な、第一設備40、20メーター、第二設備10メーターおよび 6メーター用の3種類の無線設備がアメリカ、National Radio Companyの技術支援の下、装備されていました。多くの乾電池、手回し発電機と非常用の無線機も搭載されて、木の葉のように揺れるであろう「いかだ船」から、船舶無線とアマチュア無線の同時運用が行われました。

1947年4月28日ペルーを出港した「コンテイキ号、LI2B」は、最初の22日間ペルー海軍学校OBEと交信するのみで、容赦なく波しぶきが吹き込むバルサ材と竹でできたキャビンで、アマチュア無線ではキー局とスケジュールを組んでいたものの、交信できずにむなしい日々を過ごしていました。ついに 5月20日、ペルー時間9時44分に微かなシグナル LI2B を W6EVM, Harold Kempel が聞きつけ、14,142kHzで北アメリカから初交信をしました。それから LI2B は6月中旬までに多くのアマチュア無線家と交信に成功しています。

コンテイキ号の航海が進むにつれて、北アメリカ、パナマのキャナル・ゾーンそしてノルウエーのアマチュア無線局間のネットワークが構築され、コンテイキ号からのメッセージを取り継ぐようになりました。とくに、ワシントンDCに住むW3FNG, Gene Melton はコンテイキ号からノルウエー大使館へ宛てた緊急通信と大使館からコンテイキ号への連絡に多大な貢献をしました。ある局面では、コンテイキ号からメッセージをW3FNGが受信し、有線電話でノルウエー大使館へ連絡、大使館の用意した回答を逆方向のコンテイキ号へ、全てのやり取りに35分も掛けて熱心に取り組んだと、当時のQST誌は伝えています。

コンテイキ号の探検航海はペルーを出港して101日目の1947年 8月 7日、ツアモツ諸島、ラロイラ環礁に座礁をもって終りを告げた。幸いにも島に上陸30分後、LI2BはララトンガのZK1AB, G.W. Hifch と交信に成功して、彼からノルウエー大使館へコンテイキ号の無事と快挙報告を打電したと記録にあります。Dr. Heyedaleが検証した人類学上の学説には、いささか評価が分かれるところであるが、LI2Bの活躍はアマチュア無線にとって金字塔であることに疑う余地は全くありません。

ノルウエー観光旅行の起点オスロー中央駅の全景

◇ コンテイキ号博物館
筆者は既にアマチュア無線局を開局し、良好なDXコンディションに恵まれていた頃と思います。筑摩書房のノンフィクション小説「コンテイキ号の探検記」を面白い内容に引き込まれて、一気に読み通し、特別なコールサイン LI2B が記憶に残りました。

その後ご縁があり、筆者はノルウエーのベルゲンへ赴く途中、デンマーク・コペンハーゲンから寝ている間に移動してくれる、スカンジナビアン・シーウエーのフェリーボートを利用しました。フェリーボートといっても、ショッピング・モールを連想させる大型船であり、ラウンジでお酒を呑んでいましたら、携帯電話企業エリクソンに勤めている中年夫婦と合席になり、いつしか無線の話に花が咲き、われわれの英雄の証であるオスローの「コンテイキ号博物館」をぜひ見学しなさいと勧められました。

教えられるままオスロー埠頭から観光をしながら徒歩約15分でオスロー中央駅へたどり着きました。ここが観光の起点です。駅構内の案内所によれば、30番定期バスを利用すれば約40分でコンテイキ号博物館へ行けるそうであるが、入手した観光コース地図を頼りにオスローの街を歩いて回ることにしました。

オスロー中央駅を背にして幾分下り坂に見えるカール・ヨハンス・ガーテ大通りを中心に、中央駅、リング@、王宮と市庁舎、海岸のフログナーシュトランダ通りに囲まれた中心部を、ショッピング、レストランなどを覗きながら、ジグザグに約2時間半見て歩きました。途中こんもりとした樹木の多い写真に示す静かな大通りへ差し掛かりました。そこは美しい庭園に囲まれているクリーム色した小さな王宮で、男前の衛兵を尻目に、所々に岩肌がある庭園を通り抜け、銘石「ノルウエニアン・ローズ」*2の柱があるらしい、ツイン・タワーを誇る市庁舎へ向かいました。銘石がなかったため、市庁舎に屯していたアメリカ人観光客に紛れ込み Bygdoy (ビグドイ地区)への小型ボートの船着場へ、「Bygdoy」の看板は自動車のナンバープレート位で、一人では看板を見落としていたかも知れません。幸運です。

オスロー中央駅を背にして宮殿方向を眺める 小型モーターボートからはるかに望むコンテイキ号博物館

コンテイキ号博物館入り口

  強い風にモーターボートが揺れるたびにアメリカの観光客達は「キャー」と奇声を上げます。そんなことにお構いなくモーターボートは約20分でビグドイ地区の船着場へ到着です。下船した皆さんは直ぐ北極探検を行ったフラム号博物館へ、筆者はアマチュア無線通信士の面影があるコンテイキ号博物館へと急ぎました。

昔懐かしい木箱に組んだ230MHz台の周測計*3に似たパネルで直径12センチ位の大型ダイアルが取り付けてある、無線機だけでも記録に留めたいと思いましたが、真剣な顔で食い入るように見ていたのでしょう。管理人さんの疑り深い眼が気になり、残念ながら博物館内の展示品の写真撮影はできずじまい。

オスロー中央駅への帰途は定期バスを利用し、ベルゲンへの夜行列車に乗り込む前に鰊(ニシン)の酢付けのような料理と地ビールを飲み、つかの間の観光旅行が無事に終わりました。帰国後、同窓会でオスローのコンテイキ号博物館の話をしましたが、誰一人コンテイキ号の探検を知りませんでした。それいらい、黙っています。

コンテイキ号の探検記は正規の書籍を一読頂くことにして、ARRLのニュース速報と筆者の観光体験を基に紹介記事をまとめてみました。もし、皆さんが北欧へ旅行される機会に恵まれるなら、ぜひ博物館の見学をお勧めします。観光案内は、www.visitoslo.com 英文サイトをご覧下さい。

*1 「コンテイキ号」は原文では「Kon−Tiki」です。従来のカタカナ表示をそのまま使用しました。
*2 「ノルウエニアン・ローズ」燻製ハムを軸方向に切った断面のようなピンクと白色 の美しい石目を持つ銘石
*3 本誌QTC2001の「ビギナーへのプレゼント第1編」、古いシャック写真の左下にあるVFOは、紹介した木箱入り
    の周測計を改造して製作していました

出典:Amateur Radio News and Features, www.arrl.org

 OVERSEAS NEWS 2010.01.05                                   by JA1IFB/KA1Z


海外の話題 2010年度の抱負


新しい2010年度の「海外からの話題」はインターナショナル・アマチュア・ラジオ・ユニオン(IARU)の第一地域に登録されている93ヶ国のアマチュア無線連盟中、添付の25ヶ国に絞込み、写真入の楽しい話題を日本の皆さんへお届けします。同時にドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブ、DARCの2010年 9月18日に開催される「創立60周年記念式典」に参席し、DARCとのきずなを強くしたいと考えています。本年も引続き本誌をご覧頂けますよう心からお願いします。

ドイツ・アマチュア・ラジオ・クラブの60周年記念式典の案内状


IARU加盟25ヶ国
   
この1年6ヶ月にわたり、毎朝5時過ぎに起きだして、まだ7MHzではヨーロッパの名残が入感している頃に各アマチュア無線連盟のホームページを覗き、比較的ホームページが更新されている25連盟を選択と集中作業により選びました。イタリア語は今後の習得課題ですが、何とか読めるようにしましょう。



 OVERSEAS NEWS 2009.12.11                                    by JA1IFB/KA1Z


2009年12月10日発売の「CQ DL 2010 新年号」

「CQ DL 2010 新年号」の表紙と大見出しを 紹介しましょう。

■ JAの誇り! 「ヘンテナ製作記事ついにCQ DL誌上へ登場」 

DM2AUO,マックス・ペルナーさんが日本でJE1DEU染谷一裕氏により考案された「ヘンテナ」の製作、評価記事を「CQ DL2010 新年号」に発表しました。世界的にも有名なヘンテナが、ドイツ語圏で引用され、実験報告書になるのは初めての出来事と思われ、これは正しくJAの誇りです。

ヘンテナ(へんてな)とは、アンテナの種類の一つ。「変なアンテナ」に由来する。英語表記は hentenna。
線状アンテナの一種であり、実際は変なアンテナではない。 1972年に染谷一裕(JE1DEU)が原理を考案、所属していたアマチュア無線クラブ「相模クラブ」で開発。以降、大久保忠(JH1FCZ)などアマチュア無線家の手によって様々な改良が加えられている。アマチュア無線家の間では世界的に有名。

長辺が1/2波長、短辺が1/6波長の長方形のエレメントから構成され、長方形の対辺のそれぞれ1点に給電点を設ける。マッチングの調整は、給電点の位置を変更することによって行い、エレメントの長さを調整する必要はない。 簡単な構造の割には高性能が得られる。水平偏波でありながら、輻射方向から左右90度にあるヌル・ポイント以外、ほぼ無指向性である。数値解析によればヘンテナの前方利得は3.0(dBd)とされる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
より


筆者ペルナーさんはこの不思議とも思われるヘンテナの貢献に評価を捧げながら、わずかな製作費で良好な性能が得られる、日本から伝わったアンテナについて、最初の実験から最終的なアンテナ構造にいたる自作の過程とその報告をします。

「CQ DL 2010年 新年号」の表紙

標高3,300メートルの斜面上2メートルに設置した「ハムネット、ユニバーサル IPデータネット」用5.6GHzz − リンク無線設備(OE7XGR)で、OE7FMI、マルクス・ファンクハウザーさんの撮影した力作です。

■ 新年号の目次    
■ アトメル・プロジェクト、 2.4GHz用電圧制御発振器(VCO)
■ 短波帯用ハイパス・フイルター   
■ モービル運用、法律にしたがった合法的な運用    
■ 6メーター用ヘンテナについて   
■ 運用面、WSPRへの理解  
■ コリンズ無線機 

■ 原動機付き車両用の電源変圧器からのノイズ輻射     

2002年10月1日から全ての自動車を対象にして代替車両を使用するとする厳しい規制を受けて、ドイツの町々では環境奨励金を基に、新しい原動機付き車両が多く見られるようになりました。

しかしながら、その沿線に居住する多くのアマチュア無線家が、電源変圧器ノイズから武装するために、モービル運用へと計画の変更を考え始めています。これから、われわれはこの規制を守り、そうして、モービル運用に適した無線設備を開発、製作せねばなりません。この状況下で、アマチュア無縁家達へ方向性を指し示す寄稿文の内容が新年号の論点です。

出典: 2009年12月11日付、DARCニュース速報版

 
 
 
 

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