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今回で25回目を迎える<世界最大の無線通信機国際見本市>IWCEがネバダ州のラスベガスで開催されています。ヒルトンホテルに隣接した広大な見本市会場には、開催地アメリカ国内はもとより、世界各国の無線通信機とその関連企業が一堂に集結して新技術や新製品を競い合っています。 アマチュア無線界にも縁の深い日本の御三家メーカーも、大々的にブースを構えて、業務用無線通信システムを中心に出展しているのは言うまでもありません。 業務用の無線機関連の新製品/新技術紹介がほとんどなのですが、U/SHFデジタル無線通信関連の新技術開発に業界全体が傾倒している様子がより一層明確になってきた今年のIWCEです。 U/SHF無線回線による高速データ通信、インターネット/LAN/WAN/公衆通信網などとハンディー/モービル機などの移動体無線を効率良く接続するシステム、多チャンネル自動切換音声/デジタルレピータ-システム・・・など、その気になりさえすればアマチュア無線にも応用・移植できそうな興味深い最新技術が数え切れないほど紹介されています。 |
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U/SHFアマチュアバンドへの微弱電波使用デバイスの進出なども心配の種となっている様子ですが、会場内をざっと眺めただけで心配が現実のシーンとなってハートを直撃します。新時代UHFハイエンド〜SHFの二次業務指定アマチュアバンドに限っては、一般社会とアマチュア無線の共用にならざるを得ない状況がはっきりしてきた現在、『バンド防衛』などという言葉は忘れて『共存共栄』という道をたどらなければアマチュアユーザー数の少ない一部のバンドでは『気が付いた時にはアマチュア側が非常に不利な状況』に追い込まれてしまいそうです。 アマチュア無線家側は不平不満を述べるだけでなく、共用バンドにおいては全国的なアクティビティーを高めると同時にSSBやFMなどのアナログ通信一辺倒から新電波型式デジタル通信にも重点を置き、独自のプロトコルを確立することなどによって相互干渉を緩和し、共存への細道を拓く以外に生き延び策が乏しい時代がまもなくやってくるかもしれません。『人類すべてが共有すべき電波資源の有効的活用』という観点だけから論ずれば、二次業務アマチュアバンドのU/SHF帯は隙だらけ・・・とも言えます。 |
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| 上写真:ICOMブースに駆けつけた井上社長(左)/VK3BZX(右) | ||||||
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| 『Japanese Brand』として国際的に信頼を得てコマーシャル業界にも定着している日本の各メーカーは、世界に誇る素晴らしい最新ハイテク技術を業務用無線機に投じています。 その一部はもちろん現在のアマチュア無線機にも活かされていますが、もっともっと多くの新技術をアマチュア無線関連機器に使用することが可能なのです。しかし、新技術を使いこなそうとする、新時代アマチュア精神に支えられた採算の取れそうなマーケットが見えなければ各メーカーが足並み揃えて及び腰になってしまうのは止むを得ない現実です。 無線通信新世紀を迎えるにあたって、多くのアマチュア無線愛好家の皆さんによる総力を結集しての新技術追求精神なくしては、U/SHFの『二次業務アマチュアバンド防衛』など不可能に近い状況とも分析できます。 |
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| ※写真と情報:VK3BZX/福島 清さん現地直送提供(トップ写真のみ、IWCE広報提供) | ||||||
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