Ham Radio in Shanghai 2003
[第1回 プロローグ]
[第2回 上海の見どころ]
[第3回 上海の友人たち]
 
     
 
豫園商場(ユイエンシャンチャン)の通りでBA4EE、戴東海さんを撮影。通称ダイさん、つい最近までBY4BNSの職員だったが、4月から外資系の企業に転職したばかり。昨年9月に紹興市の旅行社に勤める女性を見初めてめでたくゴールイン。上海のアマチュア無線界きっての若手ナンバーワンを自認している。流暢な英語を話すので日本人との交遊も多い国際派です。
名園豫園を取り囲むように広がる豫園商場は下町情緒の色濃いところ。土産品店、各種専門店など100軒余がひしめく。日本の浅草・仲見世にたとえられている。

中国最大の商都”上海”を3月20日から25日の短い日程で訪ねました。新型肺炎のSARSが表に出る前の平穏な上海でしたから少しタイミングを間違えると訪問できなかったと帰国してから胸をなでおろしています。今回の訪問の目的は、上海の中心部に位置するBY4BJA(静安区青少年活動センター)がアマチュアTV(ATV)の室内テスト運用に立ち会うことでした。
ATVの送受信に成功するとおそらく中国ではじめての試みとなるはずです。そして1年ぶりにBA4AA、BA4ADの友人たちと旧交を温めました。偶然にもBY4BJAでCRSAの
BA1HAMチェン・ピンさんにもお目にかかり会食を共にして珍しい話を伺いました。


TC70-20S ATV トランシーバー(P.C. Electronics)(上)と映像ソースのビデオデッキ(下) 420-450MHz to TV ch 3 or 4 p.e.p Output 2〜20W

室内実験の様子 420-450MHz ATVダウンコンバーターTVC-4GをTV受像機につないで送信と受信のテストを繰り返し行っているところです

BY4BJAは常に先端技術を追いかける局として有名です。SSTVの取り組みに続いてEME通信に挑戦して交信にこぎつけたアマチュア局として知られています。今回は中国ではじめてのアマチュアTVの送受信に取り組みました。BY4BJAのシャックがある静安区青少年活動センターから区内の小学校へTV電波を送る試みに挑戦しています。かつてここでは「SSTVコンベンションin上海」(1999年10月16-17日)が開かれ、日中のSSTV愛好者数十名が一堂に会して交流した記念すべき場所でもあります。
 
     
 
BA1HAM チェン・ピンさん
中国無線電運動協会(CRSA=Chaina Radio Sports Association)の顔として世界的に有名な陳平(チェン・ピン)さん(BA1HAM)の現在の職場は、国家体育総局航空無線電模型運動管理中心の無線電定向部の主任(Director of Orienteering Department)。
あのスカボロリーフDXぺディションの立役者として知られるチェン・ピンさんだが、今回の上海訪問は5月に北京で開催を目指した「ハムフェア」の出展企業の勧誘だったらしい。30社の参加を目指しているが、参加企業は北京に事務所のあるICOMとKENWOOD、PCメーカーが決まっているのみで(3月下旬)、誘致はこれからというところらしい。

QTC-Japanでは北京ハムフェアの取材を考えて詳しい情報提供を依頼しておきましたが、その後チェン・ピンさんからの音沙汰がなくSARSの影響を 受けて開催が危ぶまれているのではないかと想像しているが、もし開催されたとしても北京訪問は新型肺炎の感染が怖くて出かけるどころはなくなりました。
 

発展目覚しい上海浦東新区(プートン・エリア)と地下鉄4路線

上海の経済発展の象徴として日本のテレビにたびたびたび映し出されるのが外灘(ワイタン、バンドとも呼ばれる)の対岸が浦東新区のこの光景。上海明珠TVタワーを中心に高層ビルが林立して上海の新しい名所になっている。上海の地下鉄は現在4路線が営業中で市民の足として着実に根付き始めたように見受けられる。市内を走るバスの車両が新しくなり込み合う様子もなくゆったりしているほか、名物の自転車の通勤が少なくなったように見える。代わりにモーターバイクや自家用車が大幅に増えて排ガスが気になりました。
上海明珠TVタワーやAPECが開かれた上海科技館、日本企業が入っている高層ビルが林立して上海経済の発展を示す象徴として紹介されるシーンがここ。

上海の地下鉄はモダンで合理的なデザインが目に付くドイツ製を導入。いつの間にか地下鉄は4路線に延伸して市民の足として定着した。写真は地下鉄のホーム。

 

モダンなバス・2階建てバス

数年前の混雑がうそのようにモダンなバスが走っていいる。停留所でゆったりとバスを待つ人々の顔には経済的なゆとりさえ感じる。

ここは香港?と見間違うばかりの2階建てのバスが走っていました。新しいことよいことなら何でも取り入れてしまうのが上海の流儀!

de JA1FUY

QTC-JAPAN.COM 2003.04.25
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