デイトンハムベンション 第 3報
 

  May 20 ,21 & 22, 2005・Hara Arena, Dayton, Ohio

QTC-Video From DAYTON 2005
[デイトンハムベンション 第1報]
[デイトンハムベンション 第2報]
 
     
 

 
「ARRL EXPO 2005」の、来場者に無料で配っているバッヂ。ほぼ実物大(直径33ミリ)
■デイトンハムベンションはHara アリーナで開いて41年

5月20日(金)、おなじみのHaraアリーナでハムの祭典「ハムベンション2005」が大勢のアマチュアが詰め掛ける中、なごやかに開幕しました。

Haraアリーナの施設の老巧化や狭いなどの事情を挙げてハムベンションの会場が他の施設に移るといううわさが絶えなかったが、これを打ち消すかのように2006年は5月19日〜21日、2007年5月18日〜20日の日程を「2005年公式ガイドブック」にて早々と発表しました。

Haraアリーナのいくつもの部屋をつないだ施設が迷路のようでわかりにくく、施設の老巧化を指摘する声が少なくない中、コストをかけない姿勢が米国のアマチュアに高く評価されているのも事実。1952年から始めたデイトンハムベンションは、1964年にHaraアリーナに会場を移して展示とFleaマーケットで構成する催事のスタイルが固まったといわれ、Fleaマーケット(蚤の市)の広いスペースを確保できることなどから会場の移転話は出ては打ち消されているのが昨今の状況でした。

デイトンハムベンションは、デイトン・アマチュアラジオ協会(DARC)が内外のアマチュア2万5千人を迎えているが、航空路の便のよさに加えて、周辺ホテルの部屋が十分に用意されていることなど、長年培ったノウハウの蓄積に加えて、開放的な運営が世界ナンバーワンのイベントに押し上げたものと思われます。
 
Haraアリーナの正面入り口付近の光景

涼しい木陰を求めて

活気づくFleaマーケット
          (蚤の市)


アマチュアが大好きなFleaマーケットの光景。Fleaをカタカナ表記すると「フレア」だが、耳をそばだてていると「フリー」に聞こえなくも無い。日本人に発音の難しい「L」の発音ですから難しいのも当たり前かも知れません」。

英会話の達人はかなりはっきりと日本語で「フレア」とカタカナ発音しているので、ここではフレアと表記することにしました。

いずれにしても「蚤の市」ですから何が飛びだすかわからないところが魅力になっているのは確かです。少し前なら垂涎の的のコリンズライン、測定器のバード、ビンテージラジオ、各種真空管などに混じって夜店に並ぶおもちゃのようなものまで雑多なものが並び、それがまた魅力になっています。


ランチはハンバーガーとホットドック が定番になっていて調理場の鉄板で焼いてパンにはさんでくれますがバーベキューの雰囲気があり味も美味、長い行列を気にしないでおとなしく待っているのがいかにもアメリカ的な感じがしました。Haraアリーナの脇に唯一の木陰があり、ここに日差しを避けて一休みする人たちが入れ替わり立ちかわりやってくるのです。後方がFleaマーケットの色とりどりのテントが立ち並んでいます。

一方、クルマ一台に新古品や中古品を展示して買い手を待つのんびりした雰囲気に独特のものがあります。値引き交渉に応じてくれることもあり、お買い得なパーツに出合うとすぐに無線連絡で友達に知らされる場面もありました。直流12Vの半田ごてが1個2ドルの値段にお土産用に飛びついてかなりの数を買い占めた方もいましたし、壊れたテスターを見つけて「これは修理可能」と踏んで買った人、同軸コネクタを格安で購入できた人などさまざまでした。

W1AW/8

ARRLの初代プレジデント(1914-1936)、Hiram Percy Maxim,W1AWを記念したW1AW/8(オハイオ州は8エリア)の移動局。W1AWは受信練習用モールコードの送信、テレタイプによるニュースの送信、ボイス送信などを各バンドで行っているが、W1AW/8を見るのは初めてでした。

小型トラックの荷台をW1AW/8のシャックにしてPRに努めていた
 
     
 
K1ZZ サムナー氏(エグゼクティブチーフ・オフィサー)も談笑の輪に
 

ARRL EXPO 2005(The ARRL National Convention)での一コマ。談笑中の左がK1ZZサムナー氏。ARRL事務局のトップにあってARRLを文字通り牽引するサムナー氏が気軽に来場者と談笑している。EXPOの中央にはARRLの出版物がすべてそろっているほか、Tシャツやワールドマップ、ログブック、資格試験用の各種参考書からモールコードのCDなどなんでも手に入る。

本を手にしてぱらぱらめくっていると、職員がにこやかに近づいてきて「ご質問がありましたらどうぞ」とフレンドリーに声をかけてくれる。商品を勧めるというよりは会員サービスに徹している感じがして好印象。おなじみのDXCCカードのチェッキングやニューハムの育成に力を入れている様子が良くわかる。面白かったのは「QST」の表紙に自分の上半身を入れてプリントするサービス(10ドル)に長い列ができていたことでした。

 
プレジデントのW5JBPはスーツにネクタイ姿でびしっと決めていたが、それ以外のK1ZZほかはワイシャツにノーネクタイで通していて親しみやすい印象を与えていた。
10ドルで「QST」の表紙に肖像を入れてくれるサービス

「QST」をプレゼント用にどうぞという看板

 

ARRL EXPO 2005のキッズコーナーが人気!

 

ARRL EXPO 2005の一角に「キッズコーナー」がありました。手づくりの無線操縦カーに夢中の少年。ニューハムの誘導に職員を配置して力を入れている様子がうかがい知れました。

少年は無線操縦に夢中! 始めはぎこちなくてもたちまちに操縦をマスターしてしまった
 
ハムベンション取材後記

公式ガイドブックの表紙(左)A4判48頁 入場料は25ドル、前売り券20ドル DARCの歴史 運営委員会 展示マップ ARRL EXPO 2005 プライズ フォーラム などを網羅。 (上)畏友JA1CVF岡田さん(左)とJA1FUY Fleaマーケットでツーショット(撮影JA1EBW)  朝晩が肌寒くてこのような格好になりました。

de JA1FUY
 

QTC-JAPAN.COM 2005.05.31
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