取材:QTC-Japan.com

QTC-Video From DAYTON in OHIO
 
     
 

プログラム(A4判 36頁 カラー印刷)が入場者に配布されました。 表紙の人物はミスター・ハムベンションと呼ばれるW8OK、Frankさん(1926〜2003)
■全米+海外から「Haraアリーナ」に大勢が集う

世界最大規模のハムの祭典「ハムベンション2004」がオハイオ州デイトンのHaraアリーナで5月14日(金)〜16日(日)までの3日間、屋内のメーカー展示、販売コーナー、屋外のFleaマーケット、各種フォーラムの幕が切って落とされました。

開幕前後の気象が荒れることで有名なデイトン地方、今回も例外でなく前日は大雨にに見舞われて初日の天候が心配されましたが、当日は朝から青空の見える絶好のハムベンション日和を迎えました。毎年、Haraアリーナ-から新しい会場に移ると噂されながら今年も長い間親しんだ同じ会場で開かれました。 

QTC-Japan.comでは初の試みとして「ムービー」による第一報を現地報告の形で取材と公開にこぎ着けるよう全力を注ぎました。デジタルスチルカメラでMPEGムービを約5分撮影して、これを半分の2分30秒に縮めて15日早朝にサーバーに上げることができました。おおよその雰囲気は感じ取られたのではないかと想像しています。


ミディアに駐車が許された特別な場所に車を停めてウインドウ越しにHARAアリーナを臨んだビュー




今回、宿泊したホリデイン・シドニーはデイトン市から北へ約70キロほど離れていましたが、同ホテルの部屋からブローバンド&無線LANが自由に無料で使える環境にありましたので、最大限に利用したのは言うまでもありません。
ただし、 翌日のスチルカメラによる取材では、前夜の編集作業の疲れが出て思うように行かないマイナス面もありました。



屋内は各無線機メーカの展示、屋外はFleaマーケット

前日、会場内を下見された古谷さん(WB6Z)の話によれば、YAESUのFTDX9000(参考出品)が持ち込まれて展示の態勢にあると開幕前の最新情報がもたされて期待が高まる一方でした。Media登録を済ませて入場し、アイコム、ヤエス、ケンウッドの順序で「ムービー」を撮影しながら進んで行きました。どこのコーナーも人だかりで
混雑していなかなかいいポジションが取れません。

透明なアクリ越しの撮影で鮮明さに欠けるが、雰囲気は十分につかめるはず。つまみの多さに戸惑いが先にたつが、触ることができないのでよくわからない。右上の大型のディスプレイが面白そうな印象

そんな中でなんとか撮影したのがIC-7800TS-2000と日本では発売されていないTS-B2000のモデル、そしてFTDX9000(200Wモデル$11,500、400Wモデル$13,500)と対面して優に百万円を超えるモデルに感動! ここで英文カタログを入手しましたので、早速「ムービー」のコーナーでご覧いただけるようにPDFのボタンをつけておきました。

「ハムベンション」の展示を終えて”関ハム”に運んで展示したということですから、多くの方々がご覧になられたことでしょう。今回は透明な箱の中に厳かに鎮座して直に触ることができませんでしたが、8月の「ハムフェア」では、触れるようになるのでしょうか。発売は年内と予想されますが、高額な値段だけに、販売台数がどの辺りまで伸びるかが注目されるところです。

メイン会場は大手メーカーの展示ブースを中心にアンテナの実物展示があり、ご覧の通り終日混雑していました


■お祭り気分を盛り上げる「Fleaマーケット」

フレアマーケットと発音する機会が多くなったFLEA、蚤の市がハムベンションの大きな魅力になっています。ビンテージの無線機が数多く出回ることで有名ですが、年々値段は高く推移しているようです。 コリンズの送信機や受信機、リニアアンプをお目当てにデイトンに訪れる方も少なくないようですが、日本人が買いに走るために値段が釣りあがったという話を聞きますが、品物はどこから湧き出てくるのか、今回も豊富に出回っていました。

高周波のパーツは日本に比べるとはるかに種類も数も豊富に手に入りますが、南ドイツで開催の「HAM RADIO」のほうがめちゃめちゃに
多い印象を受けました。南ドイツの地理的な要因によるもので旧社会主義国から持ち込む各種パーツ、真空管のおびただしい数量はアメリカをもしのぐ勢いと一昨年の取材を通して感じました。とはいえ車一台のスペースを最小単位に、飾りなどにコストをかけないフレアマーケットに好感度100パーセント。日本人グループが、いつの間にか買い手から売り手側に変身して山積みのモービル機を次々に売っていたのがとても面白く感じました。

車1台とテーブルで展示即売がFleaマーケットのよさ!
Fleaマーケットの各種アンテナをバックにJA1FUY

コンパクトな移動用のSuper Antennaを探して歩き回りましたが、ついぞ見かけることはありませんでした。
友人から教えられた話によると「これはかなり前からYAGIにつ いてはWEBはそのままになっています。AESのラスベガスから 購入した時、すでに"Close Out" 扱いの「特価」でした。程なく給電部がポッキリ折れてしまい代替パ ーツをオーダーする話をしていました。 ラスベガス店の店長のKK7XX)に $200 くらいで売ってもらいました。W6MMA)の話によれば、
1)AESとはディラー契約が切れたので現在は卸していない。 2)現在HROとはディラー契約あり。 3)JAではエレクトロ・デザインと契約があるので直接JAに送るのは、本来はできない、という話を伺いましたでした。

1年に一度はデイトンへ行って遊ぼう!

"Let's Get Together @ Dayton 2004 ! "を主宰された古谷さん(WB6Z)は、『毎月 1万円程度の飲み代を節約しても、1年に一度デイトンに行って遊んで みませんか? 何が面白いって、そりゃぁ、一度行ったら翌年も必ず来たくなる不思議な"HAM Radio"の魅力がありますよ。行けなくて悔 やむことはあっても、行って楽しかったことだけは保証します!』と総括してくださいました。
 
     
 
ICOM
アイコムは最高級機のIC-7800、IC-756PROU、IC-7400,IC-706MKUなどを展示して操作が可能、多くの来場者に喜ばれました。また、モービル機とハンディ機の展示に関心が集まっていました。
最高級HFバンドトランシーバーIC-7800が自由に触れたのはうれしい

HFオールバンド+50MHzの100WトランシーバーIC-756PROUのデモ

 
KENWOOD

ケンウッドはオールモードマルチバンダーのTS-2000/2000XTS-B2000(日本は未発売)を展示したほか、前回は参考出品のTS-480シリーズを複数台を稼動させて自由に触って操作性を確かめることができました。 

TS-2000の操作性が自由に楽しめた

KENWOODのひときわ目立つ看板とふかふかのじゅうたんが特徴

 

創立90周年を迎えたARRL

ARRLは出版物を展示即売するほか、受験のCDやDVDを発売、ARRLの入会を熱心に勧めていました。ハムベンションにあわせて製作する恒例の「DAYTON 2004」と印刷の丸型のバッジが無料で頒布されていました。今年創立90周年を迎えるとあって大きな看板が目に付きました。 Tシャツや書籍類の売れ行きが良くて職員は終日客の応対に追われていました。
気取りのないARRLのコーナー。使いまわしのきく布地と看板・・・手作りブースの良さが出ていると思いませんか?
 

Ten-TecとBird

Ten-TecのJUPITERが目に付きました。値段は$1269、シンプルなデザインに思わず触手が出そうになりました。右下の写真はおなじみのBIRDの販売コーナーです。新品なので決して安くありません。

 

新型アンテナが花盛り

モータドライブでチューニングする各種モービルアンテナ(左下)、右下は風変わりなアンテナHEX-BEAM。
 
■フォーラム
May 15:MARS,USAF/Army/Navy/Marines Fox Hunting  2004/Contest Forum  Dxing  GordonWest
May 16:ARRL Public Relations Forum EchoLink-VOIP VOA,Voice to the World BicycleHams Skywarn
 

QTC-JAPAN.COM 2004.05.27
(c) All Rights Reserved WWW.QTC-JAPAN.COM 2004