FT-817  FAQ(よくある質問と答)

FT-817 ポータブルトランシーバ
 
YAESU FT-817は9月29日に発売されました。そこでQ&A形式でFT-817の仕様を ご紹介しましょう。

Q:FT-817ってFT-100Dの小型版なんですか?

A:1,9〜430MHzをカバーすることから、そっくりに見えますが、アルカリ乾電池 の使用や5WのQRP出力を最良の電源効率で実現するため、すべて新設計です。 受信無信号時の消費電流は、わずか約250mAです。

Q:電源は何ですか?

A:外部DC安定化電源、アルカリ乾電池8本(FBA-28電池ケース内蔵)、 ニッカド電池パック(FNB-72 9,6V/1000mAh)の3way電源です。
移動運用時に電源電圧が心配になることがありますが、FT-817は0.1V ステップで電源電圧の表示ができます(B-keyのVLTで選択できます)

Q:最大送信出力は?

A:使用電圧範囲は8〜16Vで、電圧によって最適な最大出力が変わってきます。 外部DC電源では最大5W。アルカリ乾電池またはニッカド電池パックでの運用 の際は、2.5Wにプリセットされています。電池で5Wでの運用も操作できますが 電池の消費電流等を考慮して2.5W以下で使用するのが良いでしょう。 ファイナル素子はMOS FET 2SK2975をプシュップルで使用しています。


Q:QRPp運用に対応していますか?

A:JARLのアワードやコンテストでは空中線電力500mW(0.5W)以下をQRPp としています。FT-817はCW/SSB/FM/Packet時に5/2.5/1/0.5WをA-KeyのPWR メニュー切替で選択でき、0.5W以下のQRPp運用に対応します。AMは1.5/0.7/0.5 の3段階の出力切替となります。

Q:送受信周波数の範囲は?
A: 定格受信周波数範囲は100kHz〜30MHz・50〜54MHz・76〜108MHz(WFMのみ) ・144〜146MHz・430〜440MHzです。CW/AM/SSB/Packetの1st-IFは68.33MHz、 2nd-IFは455kHzのダブルコンバージョンです。FMは68.33MHz-10.7MHz-455kHzの トリプルコンバージョンです。
オプションフィルタは455kHz用にCWf(500Hz幅) のYF-122CとSSBf(2.3kHz幅)YF-122Sの2種類のうち1つを装着できます。 OPフィルタはソケット式で容易に装着できます。 1,8〜430MHz帯の全てのハムバンドと非常通信連絡設定周波数4630kHzの送信 に対応します。VFOの最小ステップは10/20Hzから選択できます。

Q:周波数表示が小さく見ずらくありませんか?
A:バックライトはアンバー・ブルーの2種類から選択でき、コントラストの 可変も可能で最適な視認性を追求できます。その上、C-KeyでDSP(周波数倍角 表示)を選ぶと、周波数表示を倍角拡大対応することができ視認性を向上 させることができます。
Q:アンテナ接続端子は、どうなっているのでしょうか?A:HF・50・144・430MHzの各バンドで、前面のBNC、後面の M型端子のどちらか1つを選択できます。後面のアンテナ端子を選択したときは Rの表示が出ます。付属のホイップアンテナは50/144/430MHzの3バンドを カバーするラバー型です。 50MHz帯で運用するときは、専用コイルを144/430MHz アンテナの先端にネジ止めして使います。HF帯のアンテナは外部アンテナを 使用することになりますが、ダイポールを自作しても良いでしょう。

JA1ZNG/1の移動運用ではZepp型のワイヤーアンテナも良く利用されています。 アンテナメーカーからBNC対応の小型アンテナが市販されるかもしれません。 50MHz以下の1/4波長小型ホイップアンテナ使用時はワニグチクリップなどで BNCコネクタの根元(GND)にラジアル(1/4波長)を足すと効率アップを狙えます。

Q:HF帯にQRP5Wでコンテスト参加したいのですが対応はいかがです?
A:CWフィルタはオプションのYF-122Cで500Hzナロー受信に対応します。 オプション装着時はCWでワイド(SSB用2.2kHz)とナロー(CW用500Hz)を C-KeyのNARで選択できます。 このほかSSBで混信除去に有効なIFシフト、 NBノイズブランカー、HF帯と50MHz帯で有効になるATTとIPO (高周波増幅回路を止めて混信妨害を軽減)、RFゲインコントロール AGC切替(SLOW/FAST/AUTO)、CWリバース機能、スプリット機能 (バンド/モード制限なし)、QMBクイックメモリーバンクが装備されています。

Q:CWの機能はいかがですか?
A:CWピッチはサイドトーン連動で300〜1000Hzまで50Hzステップ可変、 ウエイトコントロールCWキーヤー、DotとDashの入れ替え機能、マイクを Key代わりに使用できる機能、セミブレークイン(10〜2500msec)があります。 QRPの交信ではフルブレークイン対応が便利ですが、FT-817ではDelayタイムを 10msecにセットするとフルブレークインに近い操作感が楽しめます。


Q:SSBの音作りを楽しみたいのですが?

A:SSBは送信受信のキャリアポイント調整が可能です。マイクは600Ω 標準ですが、マイクロフォンインピーダンスは200Ω〜10kΩに対応します。 SSTVは別売のCT-39Aパケットケーブルで対応できるほか、TCXO-9高安定 温度補償水晶発振器(0.5ppm)でSSBでも安定した交信が楽しめます。

Q:キャリングケースの設定はありますか?
A:FT−817は2000年9月29日に発売されました。キャリングバッグの 予約者向けプレゼントがあったのですが発売前日で終了しました。 今後、キャリングケースのオプション設定が予定されているそうです ので、ケースの入手については、しばらくお待ちください。

詳しくは各アマチュア無線機器販売店(←ココをクリック) にお尋ねください。


Q:価格設定はいかがですか?

A:本体FT-817(ダイナミックマイクロフォンMH-31A8J・50/144/430MHz ホイップアンテナ・内蔵電池ケースFBA-28、外部電源コードE-DC-6、 ショルダーベルト、取扱説明書等が付属します)\96,800
Ni-Cd電池パック(9.6V/1000mAh) FNB-72 \7,000
Ni-Cd充電器 NC-72A \1,500

SSBフィルター(455kHz/2,3kHz:コリンズメカニカル) YF-122S \17,000
CWフィルター(455kHz/500Hz:コリンズメカニカル) YF-122C \19,000
高安定温度補償水晶発振器(0,5ppm) TCXO-9 \9,800

DTMFマイクロフォン MH-36E8J \9,500
CATケーブル CT-62 \3,500
パケットケーブル CT-39A \1,800
いずれも消費税、取付費用などは別となっております。

Q:仕事が忙しくて、なかなか予約しに行く時間がないのですが?
A:E-mailで見積照会をWEBで行ってみてはいかがでしょうか? QTC-JAPANではインターネット販売を行っているアマチュア無線機器販売店のリンク(←ココをクリック)があります。 このリンクから、各自で販売店に価格送料等をEメールで尋ねてみてください。 私もインターネット通販を活用している一人です (^_^)V。

 
レポート:JG1RVN 加藤 徹 協力:潟Xタンダード

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