HAM FAIR 2002 in Tokyo Big site  August 24〜25

【ハムフェア2002 〈クラブ・ブース〉】
 
     
 
ハムフェア2002の公式ガイドブック。A4判 16頁2色刷り

■速報・ハムフェア2002 東京ビッグサイトで開幕

JARL、日本アマチュア無線連盟が主催する"ハムフェア2002”は、8月24日(土)、東京都江東区有明の東京ビッグサイト2F 西3ホールと西4ホールを使いにぎやかに開幕しました。10時の開場を前に300人ほどの愛好家が長い列をつくり入場を待つ中で恒例の開会式が行われました。

開会式はJA1AYC松本さんの司会で進められJA1AN原会長の歓迎の挨拶があり、米国ARRL、中国CRSA、ベトナム、韓国、モーリタニアのゲストの皆さんが紹介されました。この後、ICOM井上社長(JA3FA)ほか5人のVIPによりテープカットが行われ2日間のハムフェアが開幕しました。
(入場者総数は主催者発表で2万8千人


5人のVIPによりテープカットが行われました

東京ビッグサイトは2回の横浜開催を経て3年ぶりに東京開催にもどり、2階の西3と4ホールのこじんまりしたスペースが今回の会場となりました。

キャッチフレーズは”JARL誕生75周年”と”リフレッシュ・ハムフェア”の二つを掲げての開催だが、今年がJARL創立から76年目に当たるのになぜ1年ずらしたの?とか、せっかくの”リフレッシュ”が目に見える形で表現できていないような印象を受けました。
会場はJARL、ビジネス、JAIA、クラブの4つのコーナーで構成されて いるほか、特別記念局8N1HAM、DXCCデスク、イベントコーナーなど好みに応じて楽しめる仕組みです。にぎやかに見える展示もハムフェアの最盛期を知るものにとっては半分以下の規模に見え、やはり寂しさを隠せませんでした。

クラブブースこちらです。

IC-703の参考資料。クリックすると拡大してご覧になれます。

▼会場で見つけた新製品

■ICOM IC-703
HFオールバンド+50MHzオールモード10W機


会場で初めてお披露目されたのがICOMの参考出品IC-703ですIC-706と良く似たデザインのIC-703はHFオールバンド+50MHz〈SSB・CW・RTTY・AM・FM>10Wトランシーバーです。

QRP運用の醍醐味を703で”をキャッチフレーズに送信電力は10Wのみ。50W〜のハイパワー仕様はありません。コンパクトなサイズにオートアンテナチューナーを内蔵して、DSPユニットの標準装備。その上にメモリキーヤ-の内蔵は至れり尽せり。

電源電圧13.8Vで10〜0.5W。9.6Vで5W〜0.5Wが得られる。クリスタルフィルターは455kHzSSB(2.4kHz)を標準装備、ほかにオプションでFL-52A(500Hz)、FL-53A(250Hz)、FL-222(1.8kHz)、FL-257(3.3kHz)を用意している。

発売時期は年末を予定している模様。価格は10万円を下回る見こみ。
ICOMはこのほかIC-R5、IC-2720、IC-T90の新製品を展示して元気いっぱい。主力のIC-756PRPU、IC-7400、IC-910などをずらりと並べて終日、品定めの愛好家で賑わっていました。IC-703の詳しいい仕様はこちら をご覧ください。

FT-897のカタログ。広げると大きなポスターになり、裏面に詳しい特徴や定格が記載されている。クリックしして拡大してご覧になれます。


■YAESU FT−897 モバイルベースステーション

昨年ハムフェアの会場で参考出品されて 話題を呼んだのが、このFT-897 1.9MHz〜430MHzオールモードトランシーバーです。
5月のデイトンハムベンション(アメリカ)、6月のHAM RADIO 2002(
ドイツ)に登場して日本でも大きな関心が寄せられましたが、ハムフェア2002で登場するまで2ヶ月ほど待たされました。今回は本体に自由にさわり各部の操作を確かめることができました。
価格は148,000円。ほかに50W、10Wの3モデルがありますが価格はいずれも同じです。次にカタログからFT-897のキャッチフレーズをご紹介しておきましょう。

アマチュアモバイル革命 
シャックから持ち出そう!
クルマへ、そしてフィールドへ。
フィールドHFオペレーション FT-897誕生

▼FIELD STATION FT-897+FNB-78
フィールド運用では、内蔵タイプの大容量13.2V 4500mAhニッケル水素バッテリー(最大2個内臓可能)により、最大出力 20W(430MHz帯とSタイプのHF帯は10W)を実現。新開発のマニュアルチューニングアンテナATAS-25(オプション)を使用すれば、キャンプに、ハイキングなど、ちょっとした時間でも手軽にHF〜430MHzを楽しむ事ができます。FNB-78を2個装着した場合の運用時間は8時間以上。充電時間は1本焼く4時間。

▼MOBILE STATION FT-897+ATAS-120

モービル運用では、車のバッテリーからDC13.8Vを接続することができます。ワンタッチ操作で自動的にアンテナのチューニングができるアクティブチューニングアンテナATS-120を使用すれば、わずらわしい同調操作をしなくても7〜430MHzの本格的なモービル運用を楽しむことができます。 (10/18/24MHzは除く)

▼BASE STATION FT-897+FP-30+FC-30
ベース運用では、専用のAC電源FP-30を内部にインストールすると最大送信出力100Wのオールインワントランシーバーに変身。

HF/50MHz 1kWリニアアンプQUADRA SYSTEM(VL-1000+VP-1000)や高い送信音質を追求した通信機専用デスクトップマイクMD-200A8X など、世界のDX"erから絶賛を浴びている豊富な周辺機器との接続も可能。 本格的な固定機としてHF〜430MHzの運用が楽しめます。

 
     
 
ICOMブースは会場発表のIC-703にビックリ!

ハムフェア会場入場口からすぐがアイコムのブース。 有力アマチュア無線機器メーカーが集まる「JAIAコーナー」内に 出展しています。 今年も新製品や参考出品・デジタル通信機器などを展示して注目されました。
   
IC-703の詳しい内容はアイコムのHPでご覧ください。 http://www.icom.co.jp/ce/ham/products/ic-703/ 参考出品:IC-703 HFオールバンド+50MHzオールモード10W機。価格は未定。
 

   
IC-2720の詳しい内容はアイコムのHPでご覧ください。 http://www.icom.co.jp/ce/ham/products/ic-2720/ IC-T90の愛称がアイコム ブース内でmobaty(モバティ)と発表されました。
 
■KENWOODはAPRSとGPSナビトラを発表
右側の写真はARCP-2000を改造して作っ たインターネット対応版で、同社ロサンジェルスオフィスのTS-2000をインターネット 経由で操作、受信するものでした。(送信もできるのですが、さすがにそれは禁止にしてありました) APRS、ナビトラ、さらに今回参考出品の「HF機 インターネット経由運用」と面白い動きが出てきました。
   

TS-2000SやTM-D700、TH-F7などを展示。

ARCP-2000を改造して作っ たインターネット対応版。
 
■YAESU ベールを脱いだモバイルベースステーションFT-897
新しいHF/VHF/UHFオールモードトランシーバーFT-897を発表しました。オプションの内蔵バッテリーFNB-78を使用すれば、送信出力20Wのアウトドアフィールド運用 が楽しめる画期的なトランシーバーです。移動運用が好きな愛好家には堪らない一台になるでしょう。価格は148,000円です。
   
STANDARDとYAESUのブランドの下には終始人だかりでいっぱい。HFからVHF、UHF帯まで豊富な機種をそろえてアマチュアの心をつかんではなさい。 ディスプレイの色は好みの色に変えられるのマルチカラー証明付大型LCDを採用。オレンジ、グリーン、ブルー、薄緑などに変えられる。
 
   
FT-897の内部。大容量13.2V 4500mAh ニッケル水素バッテリーFNB-78が2個並んでいる。電池の価格は14,800円 お目当てのFT-897を思う存分触ってみて係りに鋭い質問を浴びせていました。
by JA1FUY
 
QTC-JAPAN.COM 2002.08.25

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