スカイライン250GT(型式V36)を定期点検に出したところ、ディーラーからバッテリーの交換を勧められましたので、前回(2013年5月10日)の交換から約3年が経過しましたから交換の時期が到来したと判断して、今回も自ら交換を行うことにして購入準備に入りました。ディーラーの概算見積書によると「バッテリー交換」27,850円と提示されました 。バッテリー(100D23L)のネット通販価格は1万2千円前後ですから見積もりは2倍強になります。DIY ハムはここで奮起してバッテリー交換作業を自ら進めることにしました。

 
 DIY 車載バッテリーの交換
       ー Skyline 250GTの場合 ー
 
 

 by Shinzaburo Kawai JA1FUY/NV1J

 

バッテリー選び

スカイラインの標準装備のバッテリーは寒冷地仕様の80D23Lで、性能ランクは80、5時間率容量54Ahです。前回の交換時にパナソニックのBlue BatteryカオスN-95D23Lに変更しましたから性能ランクは95、5時間率容量58Ahで若干性能が上がりました。無線運用にはうれしいグレードアップになります。今回は型番がN-95D23Lから
N-10023L/C5に変わりました。ネット通販のアマゾンにてワンクリックで注文しました。値段は配送料無料の12,182円でした。格安の外国製バッテリー(再生品を含む)が流通していますが、今回も製品の信頼度を考えて国産のバッテリーを選びました。

バッテリー交換に必要な工具など。

事前に用意したもの

パナソニック N-100D23L-C5
仕様は電圧12V、5時間容量率58(Ah)で、これまで搭載していたN-95D23L(廃番)がN-100D23Lに変わりました。ただし外形寸法等(総高225×箱高202×幅173×長さ232、15.6s)もN-95D23L変わりなく、適合バッテリーということになります。末尾のC5は買い上げ時より3年、あるいは走行距離10万qのいずれかを保証期間としています。なお、スカイラインの標準装備のバッテリーは寒冷地仕様の80D23Lになります。
12,182円

エーモン1686 メモリーバックアップ
車両に一時的にバッテリーの代わりとして電源を供給し、車のメモリー保護を行います。これはバッテリー交換時に、バッテリーを外すと時計やオーディオ・ナビゲーションの設定 コンピューター等がリセットされる場合があるため、単三乾電池(1.5V)を6本使用し 車両に一時的にバッテリーの代わりとして電源を供給し、 車のメモリー保護を行います。ワニ口クリップは不用意に触れても安心の被覆タイプです。807円

パナソニック ライフ・ウィンク N-NW
カーバッテリー寿命判定ユニットです。バッテリーの+と-端子に接続してバッテリー上部に固定して使います。エンジンの始動性能を5段階のLED点灯パターン(レベル1〜レベル5)により正常⇔要交換を判定してくれます。1,964円

束帯バンド
バッテリーを交換する際に束帯バンドを使って収容部から外しました。

10ミリスパナとドライバー

工具として10ミリのスパナとマイナス・ドライバーを用意しました。ステイを止めるナット、バッテリー端子のナットも10ミリが適合します。(車種によっては異なります)


 
 
バッテリー 脱着の手順
バッテリーを覆っているカバーを外すと内部は見えますが、それだけではバッテリーを外せません。バッテリーを囲むカバーを車体に止めてあるクリップを外すところから始めます。 クリップは10か所以上ありますのでマイナスドライバーで頭部を持ち上げて外していきますが、小さいので無くさないように注意を払います。特に作業中にエンジンルームに誤って落とすと行方が分からなくなり回収が困難になります。
 
次にバッテリーをはずところから始まり、新しいバッテリーを装着するまでを写真でご覧に入れます。
 
1. バッテリーを収容部のふたを外し、まわりにあるクリップ(5箇所)を外す。
2. ワイパーカバーを外す。
3. ステイを外す。
4. メモリーバックアップのワニ口クリップを接続する。
5. 95D23Lバッテリーターミナルのマイナス側から外し、次いでプラス側を外す。
6. 束帯をバッテリーの底に通し、輪にして吊り上げる。
7. 100D23Lを装着してステイで固定する。
8. プラス端子から取り付け、マイナス端子を取り付けナットを締める。
9. メモリーバックアップを外す。
 
 
バッテリーを外すためにまわりの囲むカバーを取り除くところから始める。
 
 
ワイパーカバーを外さなければバッテリーを取り出せない。
 
バッテリーの重さは15.6s、気合を入れて持ち上げるが重量物なので取扱いに十分な注意が必要。
 
バッテリー上部にライフウィンクを装着してあります。
 
 
ライフウィングの配線を外して再使用します。
 
メモリーバックアップで車のメモリー保護する。
 
 
バッテリー収納部のカバーを戻してあとは蓋をするだけ。
 
バッテリーの処分
 
取り外したバッテリーは自動車ディーラーに引き取き取ってもらいました。ネットでバッテリーを購入した場合、外したバッテリーを無料で引き取るサービスがあると聞いていますので、このあたりは各自でお調べください。バッテリーは産業廃棄物ですので近くの産業廃棄物の処理場または解体業者、カーショップ等に相談してください。
 
おまけ情報
 
エーモン1686 メモリーバックアップ



 
単三乾電池6本を挿入して使います。このメモリーバックアップは3年に一度しか使わないのが悩ましいところです。
 
パナソニック「Life WINK 車内モニター」
 
スマホと連動する「Life WINK 車内モニター」を愛用していますが、このアクセサリは2015年5月1日をもって、惜しくも販売を中止しました。中止の理由はLifeWINK車内モニターの機能のひとつである「バッテリー高精度診断アプリ」との連動(Android 対応)を継続することが困難となったというもので、詳細は分かりません。
 
おしまいに
 
バッテリーの取替作業が簡単と言いましても、車の安全性に関わることなので自己責任の元に作業を進めていただきたいと思います。稀にはバッテリーのプラスとマイナス端子の接続を誤り、配線や電装品にひどい損傷を与ええることもありますので、作業に自信を持てない方はディーラーや整備工場にバッテリーの交換を任せるのがよろしいと思います。
 
QTC-JAPAN.COM 2016.04.15
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