最新中国ハム事情(2)

PSK31の電波が初めて飛んだ!
By Shinzaburo Kawai,JA1FUY
 
BY4BNS(上海市南市区青少年センター)でJF1GUQ(左)とBA4EE。TNC-231でRTTYをセットアップ、LoggerでPSK31の運用しました。
10月19日午後、上海のBA4EE 戴東海(Bony Dai)さんがPSK31モードでJA3CG、JA0QLと初めての交信に成功したと伝えてきました。 おそらく中国初のPSK31による交信と思われます。 BA4AEE Dai さんは、クラブ局BY4BNSのステーションマスターで子供たち指導に当たっています。1級ライセンスを所持していて無線技術の知識も確か。世界のアワードを取得して壁一面に掲げるマニアぶりが頼もしい26歳です。

そのBY4BNSにJA1FUYとJF1GUQが訪ねてTNC-231を寄贈してRTTYの手ほどきをしたほか、パソコンにLoggerをインストールしてPSK31のセットアップを行い、受信を試みたらJA7HHWの信号が強力に入感していて、打ち出される文字に感動した面持ちで見入っていました。
中国のほぼ中央に位置する古都・西安を訪ねました。奈良や京都のモデルと言われる西安、そして空海・弘法大師、阿倍仲麻呂・・・西遊記でおなじみの三蔵法師ゆかりの大慈恩寺、世界遺産の兵馬傭。明・清時代そのままに城壁が残された西安に魅せられました。市内にはイスラム系のレストランも多くシルクロードの起点をいやがうえにも意識させられました。2、3日ではとても見て回れない歴史的遺産に圧倒されっぱなしの訪問になりました。 (左)唐の玄宗・楊貴妃のロマンスで有名な離宮・華清池 です。別名温泉宮と呼ばれています。(右)「秦始皇帝兵馬傭抗」。1987年、2,200年前の地下大軍団が発掘され博物館として公開されています。
上海のリーダーにPSK31を紹介
上海蟹が美味しい10月某日、上海の新旧の指導者が集まり、JA1FUYとJF1GUQを歓迎してくれました。どの顔も親しい友人ばかりで最高のおもてなしとなりました。日本側からはかねて技術移植を計画したいたとおり、ニューモードのPSK31を上海の指導者たちに披露しましたところ、目を輝かせて質問の矢が矢継ぎ早に放たれて喧騒の渦になりました。 講師役を買って出たのはJF1GUQの日置さんです。Loggerを取り出して熱弁を振るいました。さすがに教育関係者だけに飲み込みが早く、PSK31をあっさりと理解されたようです。華東師範大学のヤオさんは通信工学の学者だけに日置さんに代わって技術解説を買って出る一幕もありました。
BY4AEE 華東師範大学工学部電子工学科の教授、Yao Mengさん。 BY4AY 上海市少年科学技術指導センターの施浩さん。36mタワーを建てました。 BY4BHP、BY4BSK 黄浦区少年科学技術指導センターの官小駒さん。
BY4BJA 静安区青少年活動センターのフェンさん。EME通信を準備中です。 上海の新しい電脳センター入り口風景。PCおよび周辺機器が何でもそろう。 KENWOOD上海事務所の業務用通信の営業担当、許一堅さん。BY4AEEの会員。
オールドタイマーも参加しました。
上海のハム界を引っ張ってこられたBA4AAシュルさん、オールドタイマーのBA4CHシーさん、BA4ADデヴィさん、夫人のグレースさんがPSK31の話題に溶け込んで熱心に聴講されました。特にSSTVerのデヴィさんはLoggerをインストールするだけでPSK31の運用ができるとあって、周波数、運用法などを習得されました。新しい技術を直ぐに取り入れるのが上海人の先進的な気質です。しばらくすればPSK31の電波が上海中で飛び交うようになるでしょう。
BA4AA シュルさん、上海市ラジオスポーツ協会の副主席。BY4HAMの台長。 BA4AD ドクター・デヴィさん。1940年代に開局、禁止を経てSSTVにアクティブ。 BD4AD グレースさん。夫のデヴィィさんと一緒に来日されたことも。華東師大・元教授
 
QTC-JAPAN 写真とレポート:JA1FUY (2000.10.20)

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